2005年11月23日水曜日

気合のマーラー - 横島勝人&八王子フィル マーラー1番

 今朝は冷え込みも甘く、日中もまあそれなりの陽気。午前テニス、午後コンサートといつものパターン。

 ただ聴きたい演奏会が同じ時間帯に3つあり、迷った挙句、やはりマーラーに決定、八王子まで遠征してきました。

11月23日(水・祝) 八王子芸術文化会館 いちょうホール
 横島勝人指揮八王子フィルハーモニー管弦楽団 ブラームス ハンガリー舞曲1,6,5番、R.シュトラウス Hr協奏曲1番、マーラー Sym1番
 創立22年の中堅どころの市民オケ。各パート音程など不安定で少し危なっかしい面もありましたが、よく練習して意思統一が図られているのか、奏者のフレージングや強拍の付け方などに統一感があり、それが演奏にリズムをもたらしていました。また横島氏の指揮は唸り声や激しいアクションを伴う熱演型で、オケもかなりそれに応えていました。金管群も頑張って、終楽章コーダもなかなかの迫力。特に大増強のHrセクション(推定13、4名、数が多すぎて数えられませんでした。)は要所でよく鳴ってました。また何と3楽章冒頭の弦バスのソロをパート全員で弾くという趣向に驚きました。アンコールはしみじみとG線上のアリア。

 八王子駅へと向かう帰り道、「キムチ食べ放題!」という文句に惹かれ、ふらふらとラーメン屋へ。「八王子ラーメン とん八」とかそんな名前のそのお店、なかなか個性的ならーめんでした。

 明日は守備範囲外の弦楽合奏を聴いてきます。

<追記>
 その後第3楽章冒頭の弦バスユニゾンは新版譜によるものと判明、しかもマーラーの字が汚く"solo"とも"soli"とも読めるからだそう、個人的には圧倒的にソロを支持します、ハンブルク稿(チェロと弦バスのデュエット)からも意図はsoloだと思うのですが…。

0 件のコメント:

コメントを投稿