2006年5月27日土曜日

キタエンコ&東響の端整かつチョイ爆ショスタコーヴィチ7番

 うーむ、阪神の首位は楽天と対戦するまでお預けですかねえ。今日は雨、土曜なのに学会。とは言え、その代休をちゃっかり月曜に取って試合に行ってるので文句は言えないところ。

 学会が終わると同時に表参道の後輩の結婚パーティ会場へとダッシュ、そこに1時間程いてサントリーホールへ向かいました。キタエンコの指揮は初めて、オンエアから根拠も無く豪快な演奏を期待してます。

5月27日(土) サントリーホール
 ドミトリ・キタエンコ指揮東京交響楽団 ショスタコーヴィチ Vn協奏曲1番、Sym7番
パーティと時間がかぶっていたので後半の7番から。注目のバンダは舞台上だったのでちょい不満。キタエンコの指揮は端整で細かいもの。ことさらに大きなジェスチャーはせず、振り方の硬軟で表情を作ります。第1楽章、極端に抑えたppから始まってクライマックスに達するボレロ部分はもなかなかの迫力、そして終楽章コーダに向けて、しつこいくらいにじわじわと盛り上がってゆく部分の緊張感とその後の高揚感は見事。また最後の一音はかなり息の長いクレッシェンドで見得を切ってくれました。
 第3楽章など弦はよく鳴ってましたし、金管の鳴りも全体的にまずまず、特に、Hrトップのハミルは音が違います。期待した爆演タイプでは無かったですが、これだけ鳴らしてくれれば満足です。

 やった!阪神首位! これからモナコGP予選です。

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