2006年6月24日土曜日

快速コチシュ&ハンガリー国立フィルのチャイコフスキー

 スペインの層の厚さには呆れます、イニエスタ、ホアキン、レジェス、セスク・ファブレガス等々、錚々たるメンツが、なかなか出られないんですから。とは言え、毎回期待を裏切るチームですから決勝Tでは意外と脆いと思ってます。

 本日は思ったより晴れて、そこそこの陽気。気温も30度近く、(個人的には)テニス日和。朝から昼過ぎまで練習して、今アキバのフリーネットスペース。これから夕方はコンサート、名ピアニスト、コチシュの弾き振りです。遅くなるので、例によって記事のみ作成。

 翌日の感想UPになります。ハンガリー国立フィルって、以前はハンガリー国立響って言ってた気がしますが、結構前に改名してたんですね。

6月24日(土) 東京文化会館
 ゾルタン・コチシュ指揮ハンガリー国立フィル スラヴ行進曲、ベートーヴェン PC4番、チャイコフスキー Sym6番
 スラヴ行進曲冒頭、そのテンポの速さにビックリ、そう云えば行進曲だったんですね。クセのある歌い回しも印象的。悲愴も同様に基本はテンポ速めで余り粘らない演奏。ただ、元々速い第3楽章などは普通のテンポ。金管の鳴り、特にTbは凄く、昔カラヤン&PPOのディスクで話題になった、第1楽章中盤のTbがffで下降する動機は見事な吹きっぷりでした。木管陣も味のある演奏。最初は冴えなかった弦も後半徐々に伸びとキレが出てきました。
 あと印象的だったのは悲愴を全楽章続けて演奏したこと。第3楽章後の拍手防止作戦でしょうか? そのあとはいかにも、というベタなアンコールが2曲、ハンガリー舞曲(第1番?)とラコッツィ行進曲。両曲ともやはり快速テンポで疾走し、後者のラストだけ、たっぷりと見得を切って豪快に鳴らしての大団円でした。

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