2006年8月4日金曜日

飯森&東響の2番

 昨日同様、真夏の陽気でニコニコです。35度くらいになったのでは。

 今夜は飯森範親&東響による「復活」、このコンビでは数年前に5番を聴きましたが、やや弱音部の繊細さに欠ける反面、ダイナミックな部分では迫力ある演奏だったと記憶しています。2番はどうでしょうか。

8月4日(金) ミューザ川崎
 飯森範親&東京交響楽団 マーラー Sym2番
やや遅めのテンポを基調に、時にテンポを揺らして5番の時より細部を歌い込む感じの解釈でしたが、オケがそれを半分くらいしか音に出来ていない印象。また、肝心の強音部も弦管ともに少し音に厚みが欠ける印象でした、ホールと席位置のせいかもしれません。次のサントリー公演では、ずっと良くなると期待されます。ただ、バンダが舞台上に加わってHr11本、Tp10本となったクライマックスでは、(飯森氏自ら指導の)合唱の頑張りもあって、壮大な響きが聴けました。あとTbのトップと舞台裏のTpソロの柔らかな音色も印象に残っています。

 開演前の時間帯、ホールの建物前の広場でフジモトタカコというシンガーがストリートライブ(?)をやっており、なかなかいい感じでした。

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