2008年1月19日土曜日

秋山&東響の家庭Sym

 晴れてはいましたが平均でも0度強と寒め、また昨日はこの冬初めて平均気温がマイナス、まさに冬本番です。風邪で寝込んだ甲斐あって、2kg減量に成功! 4日振りに食欲も出てきたのでそろそろ固形物を食べることにしました。

 病み上がりのため練習はキャンセル、朝はまたゼリー食、昼はガマンして、夕方に後輩の誕生祝いを兼ねて久々のマトモな食事、タイ料理屋で刺激の少ないものをチョイス。

 夜は大好きな曲「家庭交響曲」を聴きました。個人的にはラスト15分、くどい位のクライマックスが好きなのですが、フツーの人には(特にそこまでの冗長さが)受け入れ難いようで、滅多に演奏されません。気が付けば必ず行く様にしてるのですが、この5年で実演はたったの2度位(セゲルスタム&読響、小泉&都響)。

 そして、だいぶ前のサヴァリッシュ&フィラデルフィア管の来日公演を含め、実演でこれと言った演奏に未だ出会っていません。小泉&都響が一番好印象かも。指揮の秋山氏は何度聴いてもあまり強い印象の無い方ですが、今日はどうでしょう。

1月19日(土) サントリーホール
 秋山和慶指揮東京交響楽団 ハイドン Sym94番、諸井誠 現代曲、R.シュトラウス 家庭Sym
前半2曲は自分には守備範囲外、ただハイドンはモーツァルトに比べると現代性を感じます、恰幅のいい演奏でした。そしてお目当てのR.シュトラウス、秋山氏の解釈はやはりテンポも歌わせ方も標準的なもの、滅多に演奏しない曲であることを考慮すればオケもそこそこ安定しており、木管陣のソロもまずまず、弦ではコンミスの頑張りが印象的。少し不満だったのは金管、自慢の外人奏者(ハミル、マルティ)をトップに据えておらず、特にこの曲の要であるHrは9本も揃えながら調子がなかなか上がらず、Tpもぼちぼち程度の迫力だったところ。とは言え、クライマックスではなかなかの音響が聴けました。

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