2008年1月17日木曜日

リベンジのタンホイザー - ヤン・ズバヴィテル&チェコ国立ブルノ歌劇場

 朝目が覚めると一面の雪景色、初雪です。去年は暖冬で降らなかった気がするので2年振りか。まだ風邪から立ち直ってないので、続きは後日。

<続き>
 床に伏している間にシャイー&ゲヴァントハウス管来日中止のニュース、衝撃です…。

 風邪で倒れて犬猫モード2日目、この日は何とか職場に行きましたが、頭痛と悪寒でまだ余り仕事にならず、午後早めに引き上げました。

 と言うのも、夜にコンサートがあったから、食欲も少し出てきてゼリー状補給食を摂取する程には快復、片道2時間半かけてコンサートに行くかどうか迷いましたが、昨年「チェコ国立ブルノ」という名称には苦い思い出があるので「ブルノの仇はブルノで」と無理をしての出陣です。

 「タンホイザー」を観るのは初めて、この日のためにバイロイト等のオンエアで聴くことはあってもストーリーは耳に入れなかった甲斐あって、体調不良の中、物語を楽しむことが出来ました。

1月17日(木) 武蔵野市民文化会館
 ヤン・ズバヴィテル指揮チェコ国立ブルノ歌劇場 ワーグナー タンホイザー
序曲では明らかにTbが抑え目、オケは機能的ではないにせよ、弦や木管など独特の音色、第3幕前半、泣かせどころでの木管の響きは味わいがありました。金管ではHr、強奏時の迫力も十分でしたが、序曲や第3幕冒頭、弱音のコントロールが見事でした。ヴェーヌスベルクでの演出のH度は期待より低め、歌手陣は(よく分かりませんが)エリーザベト役を始め声量十分、合唱もなかなかの迫力、第3幕幕切れの巡礼の合唱ではTb,Tpもかなり吹いての大団円でした。

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