2008年11月10日月曜日

テミルカーノフ&サンクトペテルブルクフィルの1812年

 田舎から柿とミカンの第3弾が到着、素朴な味?が職場でも好評、有難いことです。

 冷え込みこそ甘めでしたが、余り陽が射さず日中も13度位までと寒めの一日。

 目の周りから広がった痒みは横は耳まで、下は唇経由で顎にまで達しました。腫れで両目が半分ふさがっており、サングラスを外せません。

 サンクトペテルブルグフィルは先週2度聴いたのでもう十分だったのですが、4番を一緒に聴いた友人が「もう1度聴きたい」とのこと、急遽直前入手しての第3陣となりました。

 ただ今日の演目、個人的には最初と最後の曲にしか興味が無く、しかも「ガラ・コンサート」と銘打っているので、日頃から汚い普段着のままコンサートに出向く自分は避けたいところ、一応、カラーシャツにスラックス、革靴を着用して出向いたのですが…。

 同じ時間にコンセルトヘボウもやっているため心配されたお客の入りは、酷かった先日に比べると優に倍以上、7割程度は入ってました。よかった、よかった。

11月10日(月) オペラシティ
 ユーリ・テミルカーノフ指揮サンクトペテルブルク・フィル チャイコフスキー 「エフゲニー・オネーギン」ポロネーズ、PC1番、ゆううつなセレナード、1812年ほか 
 冒頭の定番ポロネーズは悠々と、次の協奏曲のソリスト、デニス・マツ―エフは豪快、ただアンコールではチャイコ「四季」からしみじみ系の曲を披露。後半はまず庄司紗矢香を迎えて「ゆううつなセレナード」、次にソプラノとテナーを迎えて3つの歌劇からアリアと2重唱を4曲、最後の「イオランタ」からの2重唱のラストではオケが豪快でした。最後はお目当ての1812年、これをプロで聴くのは初めて、ブラスの吹きっぷりは8割程度ながら分厚い弦と相俟ってなかなかの迫力、楽譜指定かどうか知りませんが、ラストの方ではブラスが全員起立。アンコールは1曲のみで「くるみ割り」のトレパーク、先日の同曲より少しブラスが暴れてました。

 このコンサートに「行きたい」といった肝心の知人は仕事が延びて結局現われず(涙)、ホントお金の無駄遣いです。また、ちゃんとしたズボンを長時間はくとままあることなんですが、腰のベルト周りに蕁麻疹が大量発生、踏んだり蹴ったりです。

 しかも「ガラだから」と蕁麻疹のリスクを負ってこっちは参戦したのに、お客さんでドレスアップしてる人は殆ど見かけません。「ガラ」には「祝祭」の意味もありますが、このケースでは主に「晴れ着」の意味なんですけど、用語自体定着して無いようです、気を遣って損した…。

 しかーし!捨てる神あれば拾う神あり、会場で別の知り合いから明日のヤンソンス&コンセルトヘボウのチケットをタダで(!)恵んで頂きました!チケット代金値上がりで諦めていた公演だけに感謝感謝です。

0 件のコメント:

コメントを投稿