2008年11月12日水曜日

パッシヴ&アクティヴ - 海堂尊「チーム・バチスタの栄光」

 おええぇ、これまで皆勤してきた「オンエアー」を今朝寝ブッチ、これまで韓ドラを本放送時に完食したことが一度もありません(涙)。

 3日連続して朝晩は平年より暖かめ、昼は平年より5度ほど低め、という一日。ただ朝の「関東は曇り、それ以外全国は晴れ」の予報が悪い方に外れ、午後からは雨に。

 実家から届いた果物を毎日柿2、3個、ミカン5-10個のペースで食べてますが、到着して3日も経つともう好みの味から外れつつあります。

 ドラマの原作が純文学やコミックの場合には気にしないのですが、ことミステリー(や映画)となると、「そのミステリー(映画)がもし自分にとっての最高傑作だったら」と思うと、恐くて元ネタを読まず(観ず)にはドラマを観られません。

 今クールでは「流星の絆」「チーム・バチスタの栄光」がそれ、どちらも録画だけして溜まっています。前者は文庫化すらされていないので諦めるにせよ、後者は読んでおこう、とドラマが始まる前から古本屋で探索すれど、TV化の影響かどこも品薄状態、先週あたりになってやっと見かけるようになり購入、サクッと読めました。

チーム・バチスタの栄光 海堂尊
 第4回「このミス」大賞受賞作品、成功率100%を誇っていたバチスタ手術に連続して起きた術中死の原因に窓際医師が挑みます。ある種の不可能犯罪物となっているミステリー部分については、専門知識も絡むためすっきりしない感はあるにせよ、主要キャラの強烈さは見事で、御手洗潔や榎木津礼二郎の登場時を思わせる程、また現役医師である筆者ゆえの活き活きした医療現場の描写も魅力の一つ。

 やっとドラマが観られます。でも映画版を先に観るべきか?

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