2009年4月5日日曜日

お花見日和は悠然ブルックナー5番 - 横島勝人&千代田フィル

心配された昨夜の雨も僅か、午前中は曇りがちでしたが午後には晴れてきて、昨日より更に暖かくなり19度弱、絶好の花見日和となりました。

 午前中テニス、午後アマオケと典型的な休日、四ッ谷駅からアマオケの会場紀尾井ホールへと向かう道(ソフィア通り?)は左側が上智大、右側の土手は都内でも有数の桜の名所、満開となったその桜の樹が道路の上まで張り出して桜のドーム状態、目を楽しませてくれました。

 聴いたのはブルックナーの5番、余りブルックナーは聴かないので5番はミスターSで2度、ザールブリュッケン放響と読響で聴いた位かも、アマオケとなると初めてかもしれません。

 同じ時間帯に気になるアマオケの第1回演奏会(オーケストラ・ナデージダ)があったんですが、会場が近くて花見も出来るのと、5番ラストの壮大なクライマックスの魅力とでこっちを選択、このオケは1昨年にマーラーを、その時も5番を聴いています。

4月5日(日) 紀尾井ホール
 横島勝人指揮千代田フィルハーモニー管弦楽団 ワーグナー ローエングリン第1幕前奏曲、ブルックナー Sym5番
最初のワーグナーは中盤の頂点でかなりのスケール感。そしてブルックナー、横島氏の指揮はかなり遅く、30+20+20+30で何と100分コース!特にスケルツォまで遅いのにはビックリ(済みません、中間楽章で何度か意識失いました…)。弦はやや不安定ながら管セクションは安定しており、特に金管(Tp4本全てロータリー!、Tb4本、Hr7本)は上記の悠揚迫らぬテンポにも最後まで持ちこたえて鳴り響き(特にTb)、終楽章クライマックスでの高揚感など上記スクロヴァチェフスキの2公演を凌駕していました!アンコールは無し。

 興奮冷めやらぬ帰り道、土手に上がって花見客に交じり満開の桜を鑑賞、道沿いに植えられている黄色いレンギョウの花も彩りを加えていました。

 今夜は「戦国G」「DREAM8」「Cage Force」と格闘技目白押し、しかもF1マレーシアGPもあるので寝る暇がありません。

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