2009年6月4日木曜日

フェドセーエフ&モスクワ放響のチャイコフスキー4番、白鳥の湖

 関西出張から戻り今サントリーホール前、これからフェドセーエフ&モスクワ放響でオールチャイコプロ、例によって記事のみにて、続きはまた明日。

<続き>
 翌日にこれを書いてます。昼まで学会でお勤めをし、昼過ぎに芦屋在住の姉に合流しテニス、その後新幹線で戻りサントリーホールへ。2日間京都・大阪から芦屋にかけて徘徊しましたが、マスクする人は東京より少ない印象、残念ながら豚インフルには感染出来なかった気がします。

 この夜のコンビは確実にそれなりの演奏が聴け、アンコールも楽しいのでよく行ってますが、(それ以外を選択出来ればそちらを聴くせいか)チャイコフスキーがメインの演奏会は初めてです。

6月4日(木) サントリーホール
 ウラディーミル・フェドセーエフ指揮モスクワ放響 チャイコフスキー 白鳥の湖、Sym4番
以前からそうだったのか忘れましたが、オケは対向配置で弦バスが最後列にズラリ、Tp、Tbの右側にHrが位置し、パーカッションが更にその右。フェドセーエフはこの10年来ずっとそうですが、ブラスは抑えてバランス重視の音作り、もう慣れちゃって不満に思わなくなってますが、連れは「金管吹いてないんだけど」と驚いてます(笑)。
 前半の白鳥の湖は中盤のハープとチェロのソロが存在感抜群。弦がうねる(でもブラスはほどほど)クライマックスもまずまず。後半の4番も遅め基調のテンポを揺らしつつで弱音に拘り爆発しないスタイル、第2楽章中盤でのびっくりスローテンポと、第3楽章へはアタッカでかつpppで入ったのが印象的。弦はよく伸び、ブラス(特にHr)は常に抑え気味、木管は見事だった前回来日時より少し冴えない感じ。アンコールはやはりチャイコから2曲、しみじみ系とパーカッション大活躍の激しい系、ただお得意の「雪娘」ではありませんでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿