2010年1月25日月曜日

残り少ない人生へのエール - 伊坂幸太郎「終末のフール」

 ビックリのニュース:ミステリー作家の北森鴻氏死去
えーっ! 俺と同じ位の年なのに…。

 本日はやや遠出しての試合、やや薄暗く気温がマイナスの頃に出て、2時間以上掛けて着いた大磯では吹く風も暖かく、駅の周りに梅が咲き誇る様は、ひと足先に春が来ているよう。

 参加賞は例年通りロングビーチから丸見えの露天風呂の入浴券、ガス代節約のため朝風呂は省略し、温泉でゆっくりしてきたのはいいんですが、うっかり替えの下着を忘れてフルチンで帰る羽目に、ま、時々あるんですけど。

 茨城に戻るとこっちも結構暖かでした。冬の花粉症なのか、目の周りが痒いです。

 移動時間が長く、往き帰りで1冊本が読めました。お気に入りの伊坂作品です。

終末のフール 伊坂幸太郎
 あと数年で地球が滅亡する、という状況での種々の生き方の断片を仙台を舞台に描く連作短編集、「ミステリーじゃないものを」と請われて書いたものらしくミステリー臭は希薄、中ではミステリー的仕掛けのある「オール」、脚韻に無理矢理感のある「ヨール」が印象に残りました。あと、何と武田幸三が出てきます!

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