2010年1月25日月曜日

ロシア風シベリウス - 秋山&ラスベート響 コーカサスの風景、シベリウス2番

 昨夜開幕の「ブラッディ・マンデイ」第2シーズン、あっさり主要キャストの1人が死亡しビックリ! 半ばその娘目当てで前シーズンを観ていただけに今シーズンは微妙かも。そのショックで12時過ぎには意識を失い「24」を逃してしまったので、またVoeh等で補完しなければ。

 朝はマイナス5度とやや低め、今日も冬晴れの日中はギリギリ10度超とやや高め、午前テニス、午後コンサートと典型的休日。

 午後聴いたのはショスタコ7番で昨年一の爆演を聴かせてくれたアマオケ、ロシア物しかやらないのかと思っていたらメインは何とシベリウス、変な意味で期待してしまいます。

1月25日(日) 杉並公会堂
 秋山俊樹指揮ラスベート交響楽団 モーツァルト 魔笛、イッポリトフ=イワーノフ コーカサスの風景、シベリウス Sym2番
 前半の「コーカサスの風景」期待の終曲ではClソが鮮やか、Tpの吹きっぷりもかなりのものでしたがフェドセーエフ&モスクワ放響の名盤に比べると物足りない感じ。コンミス/コンマスが交代し管もかなりローテーションした後半のシベリウス、時に弦管のバランスを破壊してブラスが吼える表現はソ連時代のロシアオケがやればこんな感じかも、と思わせる演奏、終楽章のかなりのスローテンポに耐えて吹ききったTpとTb(4本ずつと多め)は見事な鳴りでした。アンコールは更にHrとパーカッションを増強し、スネヤが暴れまわる、聴いたことの無い激しい舞曲、つい「モスクワ放響かよ!」と突っ込んでしまいました。トラの多かった去年ほどの爆演ではないにせよ、まずは満足の演奏会でした。

 アンコール曲を外で確認すると「イッポリトフ=イワーノフ「コーカサスの風景」よりレスギンカ」とありました。「コーカサスの風景」には通常知られている4曲以外にもあるの?要チェックです。

<追記>
 調べてみると、作品番号42に'Iveria'「イヴェリア」?(「イベリア」だとアルベニスみたい)なる組曲があり、それが「コーカサスの風景」組曲第2番とも呼ばれてるらしいです。因みに通常の組曲(組曲第1番?はOp10です。

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