2010年11月20日土曜日

シュテンツ&N響の豪快2番

朝は雲がちで半ズボンでは寒く、そのまま東京に出て青山霊園近くのコートで練習、テニスするうちそこそこの晴れ間が出て気温も15度を軽く超して高め、

 テニスの後はシュテンツ指揮する「復活」を聴くべく、青山から代々木まで歩いてNHKホールへ、ただここは苦手なのでなるべく避けており、数日前までは当日の流れと気分で聴くかどうか決めよう、と思ってました。

 ただ、奇特な知人からチケットをいただき参戦決定、しかも昨夜FMで聴いてそのクライマックスの豪快な金管に期待は高まり、現地に来て「当日券無し」の掲示を見て友人に感謝感謝です。

 シュテンツのマーラーはいくつかライブ盤が出てますが録音だけして積読、いや積録状態、当然生は初めてです。

11月20日(土) NHKホール
 マルクス・シュテンツ指揮N響 マーラー Sym2番
200人もの合唱が最初から座れるスペースがあるのがさすが巨大ホール、オケは2ndVnとVlaを入れ替えただけの対向配置(たぶん)、舞台上にはHr7本にTpが6本、両脇に配したティンパニはどちらも音程がイマイチ、第1楽章後に指定の5分より短いにせよ3、4分の小休止、シュテンツは台を降りて2ndVnの後ろに座り、その間ソリスト2名が舞台前方へ入場、前のお客さんの頭でシュテンツの指揮ぶりは全く見えませんでしたが、多分オーソドックス、音としては細部に拘らない割にテンポのメリハリがあり、タメやパウゼが長めで芝居っ気あり、特に終楽章前半の行進曲の開始を告げるパーカッションのpppからfffへのクレッシェンドが30秒以上掛ける未曽有の長さ!(FMで確認したところ、1度目は50秒弱!2度目が5秒)驚愕です。バンダはHr4本(スキンヘッドはハミルかも)が巨大ホールを利してすごく遠くから、4本のTpは四方に散っていたかも、そのバンダが加わってHr11本、Tp10本となったクライマックス、特にHrのベタ吹きがド迫力、そして最後の1音も長ーく大見得切っての大団円。NHKホールだけに憶測ですが、ブラスは過去最高クラスの迫力だったと推定されます。

 明日はチョン&東フィルのブルックナー8番、その後ミューザに移動してコンセルトヘボウの「チケット買います」作戦をやるかどうかは未定。

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