2011年2月26日土曜日

ゾルテス&都響のサロメ

 21度以上あった昨日の午後から20度以上下がって朝はマイナス1度、ただこれでも平年より高い値、日中も昨日より12度位低く10度に届かず、まあ、この時期の普通の冬晴れに戻った感じ、

 練習予定無く、朝ビデオを少し消化してからまず職場へ、着いてしばらくすると(5-10秒位の間隔こそありましたが)くしゃみ12連発! 本格的に花粉症発動です。

 午後は上野に出て二期会の「サロメ」、鬼才コンヴィチュニーの演出が話題のようですが、それにしては唯一の休日公演なのにS-Aなど高そうな席のサイド寄りや後方はガラガラで人っ子一人いないブロックも。自分は勿論2,000円の貧民席(5Fサイド)、双眼鏡片手に鑑賞です。

2月26日(土) 東京文化会館
 シュテファン・ゾルテス&都響&二期会 R.シュトラウス サロメ
さすがコンヴィチュニーの演出は異色、舞台は近未来の核シェルターっぽい閉鎖空間、サロメがすぐに殺されて食べられ(!)たり、死姦のカマ掘り大会があったり、サロメが周りを踊らせたりといろいろ、歌の無い箇所を上手く使って過激な場面を挿入している印象、未知の指揮者ゾルテス率いる都響はマイルドな音色で質の高いまとまりを感じましたが、音に凄みや怖さが余り感じられない点(でも首切り手前の低弦の刻みは気合入ってました)と、歌手陣のパワーを考慮して抑えているのか鳴りが悪かったのが今ひとつ物足りない点、ただオケのみの中盤の場面転換はかなりの迫力でしたし、サロメとヨカナーンが手に手を取る(!)ハッピーエンドもまずまずの迫力でした。

 上演中、鼻水やくしゃみが心配でしたが、大体建物に入って30分もすれば落ち着くようでほぼ問題無し、ただ夕方地元駅にに着いた瞬間、くしゃみ連発&鼻水ダラーリ状態に、都心より茨城の方が花粉が多いのか?

 明日はアマオケでマーラー5番です!

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