2011年12月4日日曜日

急遽参戦、デュトワN響の8番

 昨日の雨(低気圧)がもたらした熱気で朝は10度を割らず10月中旬並み、早起きして東京に出て午前中は練習、少し暖かい風が強く、春先に近い空気感、ただコート隣のお寺では紅葉が真っ赤、なのでやはり秋深し、です。

 午後はまずみなとみらいでアマオケのマーラー1番花の章付き、その後夕方は洗足音大オケで火の鳥&シェエラザード、の予定。

 ただ、前にも書きましたが元々午後はデュトワ&N響のマーラー8番も気になっており、ただ最安自由席が入手出来ず「デュトワのマーラーってソソらないし、NHKホール嫌いだし」と酸っぱい葡萄的に諦めてアマオケにした経緯あり。

 しかも今日の午後って、上記「巨人」花の章付きの他にも、マーラー9番の室内楽版とか、プロコ5番を前座にして「アレクサンドル・ネフスキー」をやっちゃうアマオケとか、興味深い公演目白押しで迷うところ。

 ところが練習に向かう途中、朝の新宿駅で電波を拾ってチケット掲示板サイトをチェックしたら、1500円席が1枚出てます!ただ「携帯持ってる人」となっており自分はOUT!

 それでも(知り合いかもしれないので)「他に誰もいなかったらお願いします、携帯無いし、昼過ぎまでメールも見られない最悪人間ですが…」と"滑り止め希望"連絡をしておいたところ、やはり知人だったらしく無事ゲット、有難うございました!

 当初聴く予定だったアマオケ会場のみなとみらいまで既に行っており、そこで公衆電話を探すのに手間取り、見つけてもカード専用電話でテレフォンカードを買うのに更に手間取る、とやや苦労しつつも無事連絡が付き、すぐNHKホールに取って返すことに。

 ただみなとみらい線(東急東横線)に乗った際、壊れ気味だったラケットバッグのファスナーが完全崩壊(涙)、全く閉められなくなり、中身が飛び出さないよう紐で縛りかつ抱えて運ぶ、という悲惨な状況で移動速度が鈍り、待ち合わせの時間に遅れそうになりました。

12月4日(日) NHKホール
 シャルル・デュトワ指揮N響 マーラー Sym8番
オケはさすがに大編成、視覚的に目立った(重複表現?)のは4本のHpと9本のHr、舞台奥の合唱は少年少女・女声・男声が各100-150人規模、デュトワは粘らずアクの無い表現で粛々と進行、ただ第2部序盤の管弦楽のみの部分では野太い低弦中心に激しめに盛り上がったのが印象的、Tpトップが不調、Tbトップが見事、栄光の聖母はオルガンのある右上バルコニーに降臨、両楽章クライマックスでのバンダはどこに出現したか3階外野席からは不明で音も余り届かず(2階?)、ただ全体ではさすがに分厚く豪奢な響きで、特に合唱に関しては(NHKホールであることを考えると)これまで聴いた8番では最高の迫力でした。

 終演後外に出ると夕方の空に半月、当初予定していた洗足音大に行くかどうか迷いましたが、ラケットバック崩壊状態でまた溝の口まで旅するのはシンドイので諦め、家に戻ってFMの円光寺&東フィルのボレロでもエアチェックすることに。

 すっかり暗くなってからは木星も現れて半月と覇を争ってます、今夜は冷え込むかも。

0 件のコメント:

コメントを投稿