2011年12月25日日曜日

朝活オケ、夜の4番と1番やや原典版 - 小柳英之&モーニングフィルのマーラー4番、1番

昨日の有馬記念、内を回らないと末脚が不安なブエナに比して、位置取りを気にせずぶっこ抜く3冠馬オルフェーヴルの圧倒的な強さにかつてのルドルフを重ねてしまいました。

 朝はマイナス4度とそこそこ冷え込み、冬晴れの日中も8度に届かず低め、今夜からFMでバイロイトの中継がスタートするので集中です。

 本日は昨夜のコンサートから、聴いたのはやりたい人が集まって数回のリハでマーラーを演奏するオケで、これまで旗揚げ公演の9番7番5番6番と聴いてきました。

 今回は何と4番と1番を一気に演奏、(マーラーをやりたい人が多い)管楽セクションは参加料が要るけれど弦楽セクションは無料、というスタンスらしく、そのせいで管の少ない4番は1度企画倒れになっており、1番と抱き合わせで実現、という流れでしょうか。あと名前はモーニングフィルなのに、前回に続き夜公演、しかも開演は午後7時半と遅めです。

12月25日(日) めぐろパーシモン
 小柳英之指揮モーニングフィルハーモニー管弦楽団 マーラー Sym4番、Sym1番
まずは4番、オケは対向配置、弦バスが8人もいてよく集めたなあ、という印象、ソプラノソロの紺野恭子は第2楽章後に登場、このオケにしては弦が不安定でした。あとHrトップにとって高い音を弱音でかなり吹かされる難しい曲だってことを初めて認識。
 後半の1番はびっくり!ハンブルク稿っぽい演奏、ただそれにしては記憶より現行版と違いが少なく(とは言えハンブルク稿はヤングヤマカズで1度聴いたことがあるだけなので自信無し)、"花の章"も無いので自分の知らない原典版か独自の折衷版かも、第1楽章前半のTpファンファーレが舞台裏じゃなくて舞台上(ミュート)だったり、第2楽章冒頭の低弦にティンパニを重ねたり、第3楽章冒頭が弦バスとチェロのダブルソロだったりする点はハンブルク稿と同じ、一方ティンパニやHrの数(2組と7本)など現行版っぽく、Hrの起立も現行版通りに実行、奏者が慣れている1番の割には弦と木管に乱れが多かったのは版のせいか(リハ不足のせいかも)、それでもブラスはなかなか、特にTpが出色の鳴りで最後はそれなりに盛り上がりました。

 期待値が上がっているせいかもしれませんが、9番から回を追うごとに出来が悪くなっている印象です。これで純器楽曲はやり尽くしたので、一区切りでしょうか。

<追記>
 やはり1番は現行版をベースにハンブルク稿を取り入れた折衷版だったそうです。

2011年12月24日土曜日

聖夜にエイズの悲恋朗読劇 - リーディングドラマ もしもキミが。 - Last Christmas

かなりショックなニュース: メイウェザー、暴行罪で禁錮90日の判決
やっと、やっと実現にこぎつけたパッキャオとの世紀のビッグマッチはどーするの(涙)。

 今朝はマイナス4度台とかなりの冷え込み、冬晴れの日中は最高7度台と昨日より低めながら風が無い分暖かく感じました。2日連続して家に帰った時の室温10度と今季最低値、常時室温が10度を割るようになる日ももうすぐです(涙)。

 例年イブはテニス仲間で昼間テニス&夜パーティーなんですが、コート確保の関係上今年はそれを22日にやってしまい今年は通常の休日、まず午前は品川でテニス、この公営コート脇にはいつ行っても色とりどりのバラが咲いていて、薔薇って1年中咲く花なんだなあ、と感じます。

 午後はまた舞台へ、例によって奇特な方からの頂きモノ、再演を重ねている定評ある作品で今回はXmasバージョンになっているとのこと。ただ"リーディングドラマ"と題されており「ただの朗読?」と思ったんですが、演出が何と堤幸彦! ならばやはり芝居か?と興味津々。

 ただ日替わりキャストでヒロインは真野恵里菜と足立梨花の交替制、日にちは選べたのでマノエリを見たかったのですが日程が合わず残念、もう1人の足立梨花って誰?と調べてみれば、「ふたつのスピカ」で桜庭ななみのライバル役だった娘だと知り、何となく才色兼備キャラだったことはおぼろげに覚えていて、じゃあいいか、と参戦することに。

12月24日(土) 紀伊國屋ホール
 リーディングドラマ もしもキミが。 - Last Christmas
葬式から始まるため片方が死ぬことが予め分かっている悲恋もの、主役の2人(大貫勇輔、足立梨花)は半分朗読、半分二人芝居、という趣、客席通路を何度も使う(ため大勢が間近で見られる)サービス演出、2人以外の人物は声のみの登場、背面スクリーンへのスライド映写で場面を補助、そして舞台左袖からのエレキVnの生演奏(武内いずみ)が情感を高めます。内容が内容だけにそこそこ泣きました。

 終演後は主役の2人でトーク&イベントも少々、前から4列目と近くで見られたあだっちぃーは美形と可愛い系(funny face系)の中間位の印象でした。

 あとセリフで言ってたんですが、「ぐっすり眠る」の"ぐっすり"は"good sleep"からきてるとのこと、ホンマでっか?(←ウソらしいです(笑)。)

 明日はアマオケ2連発、午後にチャイコ&プロコのロミジュリ、夜にはマーラー4番と1番の一気演奏です!

2011年12月22日木曜日

15年待った甲斐ありロジックの城 - 有栖川有栖「女王国の城」

 先日湊かなえ原作ドラマ「境遇」を(ドラマ用書き下ろしってことで原作未読でもいいだろう、と)録画視聴、松雪泰子の朗読時の声がセリフ時の声質と全然違うのに驚き。

 朝はマイナス2度と普通の冷え込み、日中は最高6度台とかなり低めながら、予報に反し風が無く穏やかな中テニスをしたせいか寒さは全く感じず。

 終日のXmas企画、日中テニス、夜は東京と地元、パーティーを2つハシゴして忙しかった一日。

 本日はその移動の間に読了した本から、何と「双頭の悪魔」以来15年と7か月振り!の江神ものの第4作、2月に「読者への挑戦」まで読み推理がまとまらず10ヶ月も中断、気合でポイントを読み返して組み立てた推論は気持ちよく綺麗に外れました。

女王国の城 有栖川有栖
 消息が途絶えた江神を求めて推理研の面々が乗り込んだ新興宗教の総本山の"城"で起こる殺人が11年前に起きた密室殺人の謎と併せ読者に提示されます。「読者への挑戦」の後に繰り広げられる緊密なロジック、そして全てのパズルのピースが嵌ってゆく快感は素晴らしいの一言、(自分が初めて解けなかった江神モノとなったせいかもしれませんが)シリーズ中の最高作と感じました。

 因みに明日はアマオケでシベ2の予定です。

2011年12月21日水曜日

カラスとクローンの島 - 有栖川有栖「乱鴉の島」

 ビックリのニュース: 森田芳光監督が急死…61歳、急性肝不全で
えっ… 

 朝はそこそこ冷え込みマイナス3度、日中は雲りがちで余り上がらず最高8度台と低め、半月振りに講義で横浜へ、早めに出て実家石川の地銀の口座を東京支店で開設、たかが口座を作るのに30分も掛かるとは知らず、遅刻しそうになりました。大学の講義室は暖房が入っていて暖かいです。

 少し前気になったニュース: カラスの記憶力、色に関しては1年
以前カラスの知能と認識能力がスゴイって書きましたが、記憶力も自分以上であることが判明。

 でカラスと言えば、先日読んだ本、有栖川有栖の火村シリーズの1冊、初の孤島ものとのこと。

 現代のクイーンたらんとし、"トリックよりロジックを"重んじる著者の姿勢には100%賛成ですが、そのスタイルで量産は難しいのか、それを体現する江神シリーズは僅か4作、その最新作「女王国の城」が待望の文庫化なって読み始めたのは今年の2月、「読者への挑戦」で立ち往生し気が付けば年末に(涙)。

 で先日、余り感心したことのない火村シリーズ(「マレー鉄道の謎」「朱色の研究」)のうち、ほぼ同時期に書かれそこそこ評判の良かった本作を100円棚で発見、推理再開のウォーミングアップとして読むことに。

乱鴉の島 有栖川有栖
 カラスが跋扈し携帯も通じない孤島に迷い込んだ火村と有栖の前にはいわくありげな集まり、そして起こる殺人、いわゆる"孤島もの"かと思いきや、ITやクローン技術など現代風の話題を盛り込みつつ、殺人より寧ろ島の集まりの目的をメインの謎として話が進行、その真相の是非はともかく、シンプルなロジックで犯人を1人に同定する部分は(その論理展開は首肯出来ないにせよ)さすがでした。

2011年12月20日火曜日

シリーズ第5作は99%メッセージ小説 - 海堂尊「イノセント・ゲリラの祝祭」

 昨晩スーパーで買い物した際のお釣りが360円、渡された硬貨には銀色のがジャラジャラ5個以上あって「多過ぎます」と言おうとしてよく見ると、何と! 50円玉7枚+10円1枚、って、あり得ないんですけど…。

 朝はマイナス4.6度とかなり冷え込み、通勤の5分程の自転車行でも手が少しかじかむ季節に、冬晴れの日中は10度強とほぼ平年並み、まだ壁打ちをすればすぐ温まる程度です。

 本日は先日読んだ本から、処女作「チーム・バチスタの栄光」から続く人気シリーズの(番外編を入れると)第5作、ですが、作を追うごとにミステリー臭が無くなっているのが気にかかるところ。 

イノセント・ゲリラの祝祭 海堂尊
 医療事故調査に関する組織設立に向けた厚労省の委員会の場で主人公コンビが奮闘する姿を通し、いつものAiの重要性に加え、医療行政の不備、医療と司法との綱引きなど、著者の思いをたっぷり主張する99%メッセージ小説、ミステリーどころか医療エンタとしてもジャンルぎりぎりの感、"桜宮サーガ"としては「螺鈿迷宮」から直接繋がり、やはり医療と司法の問題を据えた「極北クレイマー」の宣伝もちゃっかり、内容に全く犯罪が絡まないことを考慮したか、「このミス」08年版所収の短編「東京都二十三区内外殺人事件」を文庫化にあたり組み込んでます。

 田口医師の1人称記述、しかも"僕"じゃなくて"俺"という表現にやや違和感を感じ「前からそうだっけ?」と読み返してみると、確かに「チーム・バチスタ」はその通り、ただ「ナイチンゲール」「ジェネラル・ルージュ」は3人称記述でした。こんな所にも工夫を凝らしてたんですね。

 キャラ立ちエンタ系ミステリーから出発し、地歩を固めた時点でミステリー要素は気にせず、思いっきり言いたかったことを表明している感じ、実際彼のペンの力が行政を動かした訳で、その証左として動かされた側の政治家が巻末解説(宝島社文庫版)を書いているのが最も凄い点かも。

2011年12月15日木曜日

王様の命令は絶対! - 王様ゲーム

昨夜の「家政婦のミタ」は「リバウンド」がらみのキャスティングに爆笑、ただそれを録画で観終わった1時頃意識を喪失し復活したのは5時、まだ暗かったのでベランダで夜空を数分見上げたんですが、流れ星は結局1つも見られずじまい(涙)。

 朝は僅かのマイナスでほぼ平年、よく晴れた日中は15度弱とかなり暖かめ、職場に父からの穫れたてミカン第4弾が到着、半日で13個も食べてしまいました。

 今朝TVで見たんですが、2転3転4転したと予想されるE.R.バローズの古典「火星のプリンセス」の映画化が遂に実現したとのこと、タイトルは「ジョン・カーター」で来春公開、初恋の人デジャー・ソリスのキャスティングに興味津々です。

 映画を劇場で最後に観たのはいつか思い出せない位、と思っていたら試写会イベントのチケットが回ってきて、特に気になってる映画でもなかったのですが、久々にスクリーンで映画を、と言うより(今やAKBの台頭で影の薄い)ハロプロ系のアイドルを生で見られる(笑)、ってことで東京まで出向くことに。

 六本木ヒルズには森美術館に草間彌生の展示「クサマトリックス」行ったことがある位で、同じ構内にあるシネコン(TOHOシネマズ)は初めて、入り口が判りにくくて戸惑いました。

 上演前のイベントに来ていたのは主演の(片方)鈴木愛理を含むアイドル?3名、ただ席位置が遠かったのでよく見えずご利益無し、それよりビックリだったのは、そのイベントが終了するや否や、ゾロゾロと半数近くが帰っていったこと、映画じゃなくて出演者のイベントを見に来てたんですね(映画はたぶん既に観た人達と思われ)。

王様ゲーム <'11 日>
 クラス全員に届く"王様"からの発信者不明メール、命令は絶対で服従しない者は消され、その内容は徐々にエスカレート、クラスから1人また1人と消えてゆく、というサスペンス、ラストの展開にもうひとヒネリと、カメラワークにもう少しの踏み込みが欲しい気もしましたが、80分強と短めなこともあり飽きず一気に楽しめました。

 帰り道前を歩いていた人達の会話によれば、オチなど原作とは変えてあるとか。

 スクリーンで観た限り、主演の2人では鈴木愛理より熊井友理奈(背がデカイ!)が好みかも。

<追記>
 実はイベントが始まっても15分ほど入場出来ず不審に思っていたのですが、他の参加者の日記を見ると、どうやらちゃんとお金を払った人?と招待券では差別化がなされていたらしく、イベントの前半では出演者と1人ずつハイタッチをして生写真を貰う、という趣向だった模様、成る程、さっさと帰っちゃった人はそれがお目当てだった訳ですね。

2011年12月12日月曜日

インバル&都響のシンフォニックなショスタコーヴィチ5番

フィギュアスケートGPファイナルを一気に録画視聴、女子は低調でしたが男子はぼちぼち、P.チャンのSPでの4回転+3回転コンビネーションがクリーンだったのが印象的、直後に壁に激突しちゃったけど。

 朝はマイナス2度弱とやや低め、快晴の日中は14度とやや高め、と昨日に続き冬型の典型、宿舎の前は銀杏の葉っぱが散って黄色い絨毯の趣です。

 夜は東京に出てコンサート、聴いたのは年末から来年にかけ連続してショスタコーヴィチを採り上げるインバル&都響の第1弾、5番です。

 インバルはほぼマーラーしか聴かないのでこのコンビのショスタコは1回きり、以前に11番を聴いただけで、迫力はありましたが、普通にやれば十分凄い曲なので、他と比べてどうか当時はよく判らず。実演で100回近く聴いている5番だとどう聴こえるかが楽しみです。

12月12日(月) 東京文化会館
 エリアフ・インバル指揮都響 ショスタコーヴィチ チェロ協2番、Sym5番
前半のVc協2番はHrの活躍が印象的、晩年の曲らしく最後はチャカポコ、ソリストは4階まで音がビンビン来たガブリエル・リプキン、ただ40分は長かったです。後半はお目当て5番、インバルは時にテンポを揺らしたり個性的な表現を交えたりしつつも速めテンポ基調にメリハリくっきりの音作り、曲の背景はともかく後期ロマン派延長上の古典作としてシンフォニックな表現をしている印象、オケは弦がシャープでかつ分厚さもあり、木管ソロはどれも達者、金管もややベタ吹き気味でなかなかの鳴りで特に第1楽章中盤のクライマックスが豪快、一番テンポを揺らして個性的だった第2楽章の中間部、VnとFlのソロそれぞれの最後の合いの手(VlaとFg)を異様に強調していたのが印象的、第3楽章からアタッカで入った終楽章、前半の加速がそこそこ激しく、緩徐部で弦がうねり、コーダもやや速めのテンポで一気呵成でした。

 個人的注目の第1楽章後半Hrの難所ソロの事前休憩、今回もしっかり休んで無難にハイトーンをこなしてましたが、興味深かったのはそのソロの時だけ楽器を持ち替えたこと、ただ遠目には楽器の違いは皆目分からず。

 開演前「指揮者が棒を下ろすまでは拍手はやめて!」という旨の場内アナウンスがあったにも拘らず、チェロ協の最後の1音が鳴っている間に、同じ場所・複数の人から拍手が起こったのには確信犯的なものを感じました。後半の前にも再度、同内容の場内アナウンスがあり、それでも5番ラストも大音量が鳴っているうちに同じ場所から拍手が起き、インバルははなっから諦めている感じですぐ指揮棒を下ろしてました。

2011年12月8日木曜日

不条理で大胆な27人 - 女の平和

かなり気になったニュース:「ヒッグス粒子」ついに発見?
もし本当なら世紀の大発見です。

 夜半から雲が出て冷え込まなかった代わり日中は気温上がらず最高8度台、予報通り午後には冷たい雨が。

 夜は東京に出て久々に舞台を観てきました、しかもかなり激しいやつ。

 先日から「今年は○○読んでないな」というミステリー本の選択をしていて、ふと「今年は舞台を観てないな」と思ったところへ、奇特な方からナイスタイミングで面白そうな公演のチケット提供があり、急遽参戦した次第、ま、特に観劇の趣味は無いのですが、年に1度位は観ておこうかな、と。

12月8日(木) 俳優座劇場
 女の平和
女の武器を使って反戦を訴えるアリストパネス「女の平和」が原案、とのことですが原形をとどめておらず、いきなり雪山で始まるイモ掘り大会、不条理な内容はさっぱり分かりませんでしたが、セーラー服に身を包む27人!もの女優さんが一斉に舞台に上ってハジケる姿に圧倒され、最後には「自分の限界まで」と言われ皆脱いでゆき、大半が手ブラにまでなっちゃうのには唖然。

 前から3列目だったので、たっぷり目の栄養になりました(笑)。

 明日はアマオケでマーラー5番です!

2011年12月4日日曜日

急遽参戦、デュトワN響の8番

 昨日の雨(低気圧)がもたらした熱気で朝は10度を割らず10月中旬並み、早起きして東京に出て午前中は練習、少し暖かい風が強く、春先に近い空気感、ただコート隣のお寺では紅葉が真っ赤、なのでやはり秋深し、です。

 午後はまずみなとみらいでアマオケのマーラー1番花の章付き、その後夕方は洗足音大オケで火の鳥&シェエラザード、の予定。

 ただ、前にも書きましたが元々午後はデュトワ&N響のマーラー8番も気になっており、ただ最安自由席が入手出来ず「デュトワのマーラーってソソらないし、NHKホール嫌いだし」と酸っぱい葡萄的に諦めてアマオケにした経緯あり。

 しかも今日の午後って、上記「巨人」花の章付きの他にも、マーラー9番の室内楽版とか、プロコ5番を前座にして「アレクサンドル・ネフスキー」をやっちゃうアマオケとか、興味深い公演目白押しで迷うところ。

 ところが練習に向かう途中、朝の新宿駅で電波を拾ってチケット掲示板サイトをチェックしたら、1500円席が1枚出てます!ただ「携帯持ってる人」となっており自分はOUT!

 それでも(知り合いかもしれないので)「他に誰もいなかったらお願いします、携帯無いし、昼過ぎまでメールも見られない最悪人間ですが…」と"滑り止め希望"連絡をしておいたところ、やはり知人だったらしく無事ゲット、有難うございました!

 当初聴く予定だったアマオケ会場のみなとみらいまで既に行っており、そこで公衆電話を探すのに手間取り、見つけてもカード専用電話でテレフォンカードを買うのに更に手間取る、とやや苦労しつつも無事連絡が付き、すぐNHKホールに取って返すことに。

 ただみなとみらい線(東急東横線)に乗った際、壊れ気味だったラケットバッグのファスナーが完全崩壊(涙)、全く閉められなくなり、中身が飛び出さないよう紐で縛りかつ抱えて運ぶ、という悲惨な状況で移動速度が鈍り、待ち合わせの時間に遅れそうになりました。

12月4日(日) NHKホール
 シャルル・デュトワ指揮N響 マーラー Sym8番
オケはさすがに大編成、視覚的に目立った(重複表現?)のは4本のHpと9本のHr、舞台奥の合唱は少年少女・女声・男声が各100-150人規模、デュトワは粘らずアクの無い表現で粛々と進行、ただ第2部序盤の管弦楽のみの部分では野太い低弦中心に激しめに盛り上がったのが印象的、Tpトップが不調、Tbトップが見事、栄光の聖母はオルガンのある右上バルコニーに降臨、両楽章クライマックスでのバンダはどこに出現したか3階外野席からは不明で音も余り届かず(2階?)、ただ全体ではさすがに分厚く豪奢な響きで、特に合唱に関しては(NHKホールであることを考えると)これまで聴いた8番では最高の迫力でした。

 終演後外に出ると夕方の空に半月、当初予定していた洗足音大に行くかどうか迷いましたが、ラケットバック崩壊状態でまた溝の口まで旅するのはシンドイので諦め、家に戻ってFMの円光寺&東フィルのボレロでもエアチェックすることに。

 すっかり暗くなってからは木星も現れて半月と覇を争ってます、今夜は冷え込むかも。

2011年12月3日土曜日

怒涛パーカッションのマーラー1番 - 増井信貴&首都大学東京管弦楽団

この日はアマオケのハシゴ、雨でテニスが流れ、予定外に参戦した午後の専大オケが終わってホールを出ると雨は上がっており、外はむんむんとした熱気に包まれています。予報通り雨のピークとともに気温が上昇し、最高は15度超と高めでした。

 多摩センターから上野へ移動し、当初予定通り夜に聴いたのも学生オケ、こっちのメインはマーラーです。

12月3日(土) 東京文化会館
 増井信貴指揮首都大学東京管 ワーグナー "ローエングリン"第3幕前奏曲、ブルッフ Vn協1番、マーラー Sym1番
最初のワーグナーはTbの鳴りっぷり素晴らしく(プロと比べても!)個人的には本日の白眉、続くブルッフのソリストは楽団のトレーナーでもあるN響コンマス山口裕之、これを聴く度「アルプスSym」と「ばらの騎士」が浮かびます(勿論こっちが先ですけど。) 後半マーラーでもTbの鳴りがよく、8本のHrも要所でなかなかの迫力、補助のTb、Tpと併せクライマックスの起立は楽譜の指示より遅らせて2度目のパッセージから、そして1番印象的だったのがラストのパーカッション怒濤のロール、笑っちゃう位のfffでした。アンコールは無し。

 終楽章のミュート早業着脱ファンファーレ部分、Tpは最後の1音アシ頼み作戦でしたが、Tbトップ(女性!)はしっかりキメてました。

 終演後はダッシュで六本木へ向かい宴会に突入、途中で抜けて終電で帰宅したのは1時でした。

裸足のヴァイオリニスト - 三河正典&専修大フィルハーモニー管、松田理奈(Vn)

昨夜の「11人もいる!」はミステリー的興趣もありこれまでで1番よかったです。

 朝から本格的な雨、念のため早起きして都心に出てはみましたが当然テニスは中止、夜まで暇になりネットの繋がる場所で午後の予定を練ることに。

 ピックアップしたのはパルテノン多摩での大学オケ、メインはチャイコ4番で余り食指は動かないのですが、前プロのソリストがビジュアル系で、5年程前にインストアイベントで見た時の記事を再読しての判断です。

 早めに現地入りし、恥ずかしげも無く最前列中央左寄りに陣取りました。指定席で選択の余地無く最前列に座ったことは何度かありますが、アマオケの自由席で(音のバランスの悪い)最前列に座るのは初めてかも。その席で3、4度程地震かと思う揺れを感じ、(でも後で調べてもその時間帯有感地震は無かったので)周りの影響でそんな揺れ方をする席でした(後方席はそんなことは無かったです)。

12月3日(土) パルテノン多摩
 三河正典指揮専修大フィルハーモニー管 ヴェルディ 運命の力、サン=サーンス Vn協3番、チャイコフスキー Sym4番
最初のヴェルディは(席位置のせいでバランス不明ですが)ブラスは大人しめ、続くサン=サーンスのソリストはお目当て松田理奈、左肩を出した黒のロングドレスから、あら? な、何と裸足が覗いています! なので気合いを入れて足を踏み込むたんびにペタッ!と音が…。アンコールはディエス・イレの出てくるイザイの曲をペタッと足踏みしながら、足の裏に何か刺さったりしないか心配、さすが大物です。
 所期の目的は達成したので後半のチャイコ4番は20列目前後の中央に移動、冒頭5本のHrがなかなか豪快、ブラス全体でもそこそこ鳴っての大団円、アンコールもチャイコ「くるみ割り人形」から葦笛の踊り?とトレパーク。

 1曲目と2-3曲目とではコンミスが交替、コンミス(コンマス)がローテすること自体はそれ程珍しくは無いのですが、1曲目のコンミスが3曲目では2ndVnに!これ結構珍しいのでは。

 冬のコンサートホールで自分以外に裸足の人を初めて見たかも、でも自分の場合はサンダル履いてますけど(笑)。

2011年12月1日木曜日

お得意のシチュエーションコメディーと映画愛 - ザ・マジックアワー

 今夜からテレ東でUFCのレギュラー番組が始まるみたいなのでワクワク、あ、でも放送枠たった7分しかない…。

 今日からもう師走、ほぼ終日の小雨、夜半に9度あった気温は朝6度を割り、そのまま日中はずっと5度台、午後で比べれば昨日より12度以上低い値です。

 夜になってもっと下がれば雨が雪に変わるかも。

 本日はひと月程前にTVで観た映画から、と言っても放送時はラスト10分辺りで意識喪失してしまい、やっと昨日その部分だけtudouで補完視聴に成功したもの、三谷幸喜脚本・監督第4作です。

ザ・マジックアワー <'08 日>
 禁酒法時代のシカゴを模した日本の(日活風無国籍)港町が舞台、ボスの女に手を出した子分が命乞いの代償として幻の殺し屋を探す羽目になり、それを売れない役者に演じさせて切り抜けようとするシチュエーションコメディー。三谷作品で同種プロットのドラマ「合い言葉は勇気」<'00>に比べてストーリーは落ちると思いますが、反面オマージュやお約束など"映画愛"的要素はたっぷり、ラストもまずまず、ただ全体としてもう少しテンポよくまとめられる気も。

 「ゴッドファーザー」のM.ブランド(かR.デ・ニーロ)を真似た冒頭の西田敏行には笑いました。