2012年2月10日金曜日

孤島ものは期待に違わず正統的バカミス系 - 東川篤哉「館島」

朝は軽く冷え込みマイナス4度、日中は9度台と久々に平年値まで上がり、平年ってこんなに暖かかったっけ、と感じます。こっちはずっと冬晴れ、つまり実家の石川は結構降ってるらしいです。

 ここ数日雑用が多く、昨夜12時過ぎまで掛かってやっと一区切り、今日は一息つけました。溜まったドラマを消化しないとHD残量がヤバイです。

 本日も東川作品から、昨日のデビュー作は烏賊川市(いかがわし)を舞台とした一連のシリーズもの、その次作以降は未だ100円入手叶わず、一方本作は版元が創元のせいか見過ごされて?100円棚にあり、以前より入手済だったもの、非シリーズ作らしいので、読んでもいいかな、と手に取った次第。

館島 東川篤哉
 舞台は80年代、瀬戸大橋が通る予定の孤島に建つ六角形の館で起こる怪死事件、舞台設定から推測される通りバカミス度高く、しかもその真相に至る論理や伏線の妙はまたも正統的で見事です。全編スラップスティック調なためギャグが処女作より多い分、より滑っている印象はありますが。

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