2012年12月2日日曜日

すみだ15周年、新日40周年の松 - 小泉和裕&新日フィル

 土曜放送「悪夢ちゃん」、セーラーマーズ北川景子にとって「モップガール」以来のいい役なのでは。

 今朝は強烈に冷え込んでマイナス3.9度、雲多めの日中も上がらず最高7度台、どちらも真冬の気温です、部屋の温度も11度まで下がって勿論今季最低値。

 東京に出て午前中は四谷で教え子の応援、じっと立ってるだけだと厚着してても凍えました、が圧勝してくれたのでOK。

 午後は高関&東京音大の「巨人」が北千住の中学校で開演2時、小泉&新日による「松」を含む名曲プロがトリフォニーで開演3時半、両者の移動時間30分弱ゆえハシゴ出来る、と思ったんですが、マーラーに前プロがあると知り、ハシゴを断念、アッピア優先でマーラーを諦めました。

 ってことで午後に聴いたのは新日フィル創立40周年とすみだトリフォニー開館15周年を兼ねたファン感謝コンサートです。

<続き>
 昨夜はFMのライブ番組2件、飯守&東フィルのティルとバレンボイム&シュターツカペレ・ベルリンのブルックナー5番があったので帰ってそれに備え、翌日にこれを書いてます。

 楽団のゴタゴタから新日フィルが旗揚げしたのは1972年とのこと、ならば自分が中1の時聴き、驚くほど下手だったドサ回りの同楽団は創立してまだ2-3年目、下手でも仕方なかったんですね。ただその時の演奏がトラウマとなり、以降何10年も新日を避けていました。

 またてっきり創成期の音楽監督は小澤だと思ってましたが、本日タクトを執る小泉和裕が初代音楽監督とのこと。えっ!じゃ、小泉は一体いくつで音楽監督になったの?って感じです。(←何と25歳で就任!)

 お目当ては勿論アッピア、となるとバンダの位置によって座る場所が肝心、トリフォニーだとオルガン脇バルコニーの可能性が高いのですが、数年前に1階中央通路ってパターンもあったので侮れず、座席は当日引換え、余り早く行くと主催者にとってはいい席だけれど自分には苦手な席(1階席前方など)になる虞があるので、引換え時刻も重要。

 東京音大「巨人」を断念し時間に余裕があったので、まず引換え開始時刻の2時に様子見にホールへ、すると既に長蛇の列が出来ており、かつ待ち人数が多かったせいか、2時以前に引換えを開始した気配あり、その列を眺めていると「満員札止めになったらどうしよう」と不安になり、ふらふらと最後尾へ、15分後貰ったチケットは1階4列目(涙)、やはりギリギリまで粘って3階席を狙うべきだったと反省。

12月2日(日) すみだトリフォニー
 小泉和裕指揮新日フィル 運命の力、くるみ割り人形、アルルの女、カヴァレリア・ルスティカーナ、アッピア街道の松
 事務局の方の司会を挟んでの休憩無しの1時間、最初のヴェルディは緩徐部分が柔らか、続くチャイコフスキー「くるみ割り」からは"行進曲"と"花のワルツ"、ビゼー「アルルの女」からは"パストラール"と"ファランドール"が、オルガンが加わってのマスカーニは有名な間奏曲で、新日の顔Obが美しかったです。最後はお目当てアッピア、アングレソロも雰囲気たっぷり、バンダはオルガン両脇、左にTp2、右にTp2,Tb2、1階席前方だとややベル下向きだったバンダはまずまず聴こえましたが、舞台のブラス本隊が頭上を抜けて殆ど聴こえず、期待した豪快な音響は味わえず残念、たぶん爆裂系ではなくてまとまり系のサウンドだったと想像されます。

 途中、上からスクリーンがするすると下りてアルミンク、ハーディング、小澤によるヴィデオメッセージの趣向も、アルミンクが英語じゃなくてドイツ語で喋っていたのがやや驚き。

0 件のコメント:

コメントを投稿