2013年2月10日日曜日

サロネン&フィルハーモニア管のシベリウス少々

 数日振りに風も落ちて心地よい冬晴れ、朝マイナス2度台、日中10度台と平年やや高め、午前テニス、午後コンサートと典型的休日ながら、午後のコンサートはやや無理のあるハシゴ、しかも夜に観劇、と大忙しの1日。

 午前中まったりとなごなごテニスを楽しんだ後、まず芸劇へ、聴いたのはサロネン&フィルハーモニア管の第2弾、メインはハルサイ。

 しかし!何たる配慮の無さか、全く同じ時間帯(開演午後2時)にネゼ=セガン&ロッテルダムフィルがサントリーで、メインはラフマニノフ2番とこっちも是非聴きたいところ。

 しかも!何たるボケ老人か、その2つの公演が重なっているとも知らず、双方のチケットをうっかり発売日に入手済(涙)。

 どっちにするか迷ったのですが、サロネンの前プロが興味津々シベリウス(ポヒョラの娘、Vn協)、一方ネゼ=セガンの前プロは興味ゼロのベートーヴェンPf協、しかも後者にアンコールがあれば後半開始は午後3時頃、芸劇→サントリー間の移動を30分でこなせば、ポヒョラ→ラフ2と聴くことは可能、とやや無理のあるハシゴを決意。

 でまず聴いたのは芸劇の「ポヒョラの娘」、ただいつの間にかこの曲、「ポホヨラの娘」という名前に変わってます。

2月10日(日) 芸術劇場
 エサ=ペッカ・サロネン指揮フィルハーモニア管 シベリウス ポヒョラの娘
"ポホヨラの娘"の実演は初めて、ブラスは先日同様いい鳴り、弦は一昨日よりふくよかな印象、消えそうなppから分厚いffまで振幅大きな音場を満喫しました。

 芸劇の3階最後列は、最近何度か座った3階最前列や3階中央通路前後と比べて舞台から遠いのに反射の関係で響きがいいのか、弦がより届く感じで、知人に尋ねてみると「えっ、勿論そうですよ!」との返事、今後は最後列を取ることにします。

 そう言えば過去に芸劇で印象が良かった数少ないケースって(例えばスクロヴァ&読響のブルックナー9番)、最後列に座っていた気がします。

 まだポヒョラの拍手が続く中ダッシュで芸劇を脱出してサントリーへ、ネゼ=セガンのラフマニノフ、更に芸劇に戻って観劇、と続くのですが、その感想はまた別の記事で。

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