2013年3月20日水曜日

体育館で朝活オケのブルックナー5番 - 今泉幸一&モーニングフィルハーモニー管弦楽団

 春分の日は花曇、昨日程は暖かくないにせよ、朝の最低10.9度は5月上旬、午後の最高20.7度は4月下旬の値、午前テニス、午後アマオケ、と典型的休日の予定が、午前中にも注目公演があることを知人から教わり、テニスをキャンセルして午前&午後とアマオケのハシゴ、都心では週末咲き始めた桜が一気に満開へと突進しています。

 まず前半戦は朝活オケによるブルックナー5番、何故か楽団HPにも載っておらず、アマオケサイトに載ったのも結構直前、そのため見落としており、ブルックナー好きの知人に誘われて初めて知った次第。

 しかもマーラーだけを演っていたこの朝活オケ(最近だと7番の再演)がレパートリーを広げるに当たり、昨秋にブルックナーフィル、先日はマーラーフィル、とどんどんスピンオフ中、だから「ブルックナーならブルックナーフィルじゃないの?」と不審に思いつつの参戦。

 場所はアマオケの練習場所として有名な森下文化センター、ここに演奏会用ホールがあるとは知りませんでした。初めて降りる清澄白河駅から桜並木を楽しみつつ初めての会場に到着、入口に張られた案内にはちゃんと「モーニングフィル」と書かれてます、確かにその名の通り久々の朝公演!

 で会場はその4階にある「レクホール」、との名前ですが、ホールと言うより板張りの講堂、と言うか寧ろ体育館、向かって左側面は鏡張りでバレエ練習用のバーも(笑)、そこにオケも(オケより少ない)観客も椅子を並べての演奏&鑑賞です。

3月20日(水・祝) 江東区森下文化センター レクホール
 今泉幸一指揮モーニングフィルハーモニー管弦楽団 ブルックナー Sym5番
上記状況ゆえブラスの本数など全く不明ですが、Tbを筆頭に金管の鳴りは全般によく、狭い会場を満たす大迫力の音響、先日のマーラーフィルと同様、弦はかなり不安定でしたが木管陣は充実のFl、Clトップを筆頭に安定感、Tpトップが最後に体力切れはしましたが、全体では迫力ある分厚いサウンドを満喫しました。

 続いて上野へ移動して聴いたのはマーラー10番全曲、これはまた次の記事で。

0 件のコメント:

コメントを投稿