2013年4月28日日曜日

泣き虫美人ヴァイオリニスト - 末延麻裕子さんのVn

 朝は9度台とほぼ平年、日中はかなり暖かく感じましたが最高21度強は平年やや高め程度、本日も早起きして千葉へ行き日帰り合宿2日目、昨日と比べて風も無くポカポカ感たっぷり。

 午後はミューザ川崎の"復活"を祝して?アマオケによる「復活」が、ただチケット代1500円は自分のアマオケ基準からするとパス、でもミューザ再開のご祝儀に、と考え直して参戦することに。

 ところが可愛い後輩となごなごテニスを楽しんでいてコートを後にするのが遅れ、新検見川駅に着いた時点では開演の午後2時川崎到着は困難な状況、ここで方針転換し、もう一つ気になっていたコンサート、と言うかイベントへ、こっちは渋谷午後3時なので余裕です。

 で渋谷タワレコに赴いて聴いたのが末延麻裕子さんのVn、赤のミニのワンピにカジュアルなジャケットを合わせ、登場したのはモデルと言っても通りそうな美貌とプロポーション、3月発売のデビューアルバムから、白鳥の湖などクラシック曲のポップス調アレンジから自作曲まで数曲を披露、PA使用でしたがポップス系なのでOK、と楽しい30分でした。

 また心に残ったのが合間のトーク、コンサート後の出会いのエピソードを話していて、その時のことを思い出したのか大きな目から大粒の涙が止めどなくポロポロ、聞いてるこっちも思わずもらい涙が流れるほどでした。

 そのタワレコで開演前ぶらぶらしていて知ったんですが、コリン・デイヴィスが4月中旬に亡くなったとのこと、悲しい…。たった1度でも実演に接することが出来てよかったです。

 その後は友人主催のテニスにドタ参して小1時間プレー、夕方のFM、藤岡&関西フィルのシベリウスのエアチェックに間に合う時間に帰宅しました。

 帰宅時のボケ老人:
朝置いた(と思った)場所に自転車無く、かなり探して全く違う列と位置で発見、半日前の記憶すら残っていないとは…。

2013年4月27日土曜日

Wハンマーのマーラー6番 - 児玉章裕&みなとみらい21交響楽団

 朝は軽く冷え込んで6度、風が強かったけれどよく晴れた日中は20度ぴったり、暖かいと思ったけれどこれでも少し平年割れ、この土日は近場でテニス合宿、早起きして千葉の合宿所へ。

 宿泊施設の定員オーバーで泊まれないとのことで、両日とも日帰り参加、ならば夜は諦めていたコンサート、と昼過ぎまで練習し、早めにみなとみらいへ。

 時間に余裕があるので電車賃をケチり、総武線から西船で地下鉄に乗り換え、更に渋谷で東急に、というルートに(JRのみの場合より200円ほど安い!)、少し前あんなに話題になっていたのに東急が地下に潜ったことをうっかり忘れ、後半は銀座線を、しかも後方車両を選択、渋谷に着いて旧東急線ホームの銀のかまぼこ型屋根を見て愚かさに気付いた時には既に遅く、地上3階から地下深くへの乗換えを余儀なくされました(涙)。

 それでも桜木町に着いてからまだ時間に余裕、朝から缶コーヒーしか口にしていなかった自分へのご褒美に気になっていたラーメン屋、と言うか中華料理屋へ、店内は手書きで「楊貴妃も腰抜かすチンチン麺」「チンギスハーンもいきり立つチョメチョメ麺」「ノーベル賞参加?のイカフライ」等々笑えるメニューだらけ、楊貴妃をチョイス(笑)、なかなかでした。

 すっかりニンニク臭くなってから聴いたのは、旗揚げ以降マーラーばかりやってくれているオケ、9番1番ハンブルク稿ときて今日は6番、しかも2010年校訂版とのこと。

 あと前座で演奏されるローエングリン"エルザの大聖堂への入場"は昔よく吹奏楽で聴きましたがオケでは初めて、バイロイトのFM中継で歌劇のそれにあたる部分を初めて聴いた時、吹奏楽アレンジ版と曲想からしてかなり違うのに驚いたことを思い出します。

4月27日(土) みなとみらいホール
 児玉章裕指揮みなとみらい21交響楽団 ワーグナー "ローエングリン"より第1幕前奏、エルザ、第3幕前奏、マーラー Sym6番
 前半はワーグナー、第1幕前奏はかなり速いテンポ、この曲を美しく聞かせるのが難しいことを初認識、続くエルザと第3幕前奏ではブラスまずまずの盛り上がり。続くマーラー、新しい楽譜ゆえ(大好きな)アンダンテが2番目となる(嫌いな)曲順、舞台左手には超巨大ハンマー、黒塗りされた樽大のデカさ(!)で側面には赤で「100t」とのペイント(たぶん)、しかもその対称位置、舞台右手には何やら巨大な金属が、巨大カウベルかと思ったら何とこれも巨大ハンマー、左に木槌・右に金槌、という趣向のようで、1度目の打撃では双方一緒に、2度目の打撃では木槌のみ使用し、共に木の台を叩いてました。児玉氏の棒は基本速め(特に緩徐部が)、Hrをよく強調したのと、第1楽章コーダ急転前のみ凄ーく粘ったのが印象的、第1楽章後と第3楽章後、2度もインターバルを取り音合わせ、しかも後者では先日のインバルみたく一旦退場、Hr8,Tp6,Tb4(楽譜通り?)のブラス陣では特にTbが最後まで迫力ある吹きっぷりでした。

 先日カンブルラン&読響の6番で第2楽章最初のHrソロが記憶する音符と違い「トチったのかな?」と思ってたんですが、今回美音のHrトップも全く同じメロディ、どうやら新版の楽譜では旋律自体変わってしまった模様、装飾音の多い前の旋律を支持します、ま、単なる刷り込みでしょうけれど。

 帰り道の京浜東北線、正面に並んで立った妙齢の2人、美人で背の高い方がもう1人のキュロットのポケットにずーっと手を入れていて、妙にエロかったです(笑)。

 因みに明日もアマオケのマーラー、2番です! と言いたいところですが、チケット未入手ゆえ迷い中。

2013年4月25日木曜日

予告編、氷姫、メッセージ - 海堂尊「極北クレイマー」

 ナゴヤドームで1勝出来て満足、あと深夜観戦のCL準決勝第1レグ、バルサの0-4敗退には衝撃、負けても0-1か1-2程度かと思ってました。

 あと今週の「クロユリ団地~序章~」の主人公、見たことあるなー、と思っていたらホクロで思い出しました、何とあの相楽樹(「同級生」シリーズ!)、主役級は初めてでは。

 春っぽく少し霞んだ陽気、最低11度台は高め、そして日中の最高22度弱は実に1週間振りの平年超え、昼休みの壁打ち時には太陽の周りに虹が、つまり傘がかかってました。

 本日は少し前に読んだ本から、先月だったかNHKで「極北ラプソディ」のドラマ版を放送していて、録画はしたんですが「原作読まなきゃ観られんし、確か100円で購入済だった筈」と発掘して読んだのがこれ。

 ただ「極北ナントカ」って点しか一致しておらず、読んだのは、と言うか文庫になってるのは「極北ラプソディ」の前日譚たる「極北クレイマー」の方でした(涙)。

 これまでの一連の桜宮サーガ、特に「螺鈿迷宮」と密接に関係しているようですが、すっかり忘れているので定かではありません。

極北クレイマー 海堂尊
 極北の地方都市に赴任した青年医師の苦悩と奮闘を通じて地方医療や行政の現状を問う医療エンターテイメント、これまで脇役だった"氷姫"も活躍、ただミステリー度はゼロ、最後に次作の主役と思われる人物が颯爽と登場してくる場面は感動すら覚えますが、それだけに予告編的印象強し、これまでもAIの重要性などメッセージ性はありましたが、本作はいつにも増してその比重高く、「イノセント・ゲリラの祝祭」でも取り上げた医療への司法の介入、何より実際に起きた産婦人科医起訴事件に対する抗議、が本作の主眼なのでは。

 これまでの大多数の著者の作品の例に漏れず、本作も文庫で500頁に満たない量なのに何故か上下分冊、このあこぎな商法が宝島社文庫から始まって角川文庫、講談社文庫、そしてこの朝日文庫と綿々と受け継がれるのって、ホント良識を疑います。(その点新潮と創元はエライ!)

2013年4月21日日曜日

ミッチー&サンクトペテルブルク響の火の鳥、ショスタコーヴィチ5番

 おお、何故か甲子園では負けず、貯金増加中、一昨日もそうでしたが中継ぎ陣の頑張りが光ってます。

 朝起きると鼻詰まり&くしゃみ連発、数日前にひいた咽風邪の後期段階なのか、はたまた花粉症が再発したのかは区別付かず、昨日来の雨でテニスは中止、朝ゆっくりしてからコンサートのため横浜へ、ミッチー&サンクトペテルブルク響の第2陣です、ただ同じ時間帯にアマオケのマーラー1番もあり、それを聴けないのはちと残念。

 とその前にA.デイヴィス&BBC響の先行予約にトライ、発売開始は朝10時、クリックし続けてやっと繋がったのが10時10分、でも席位置が苦手なLAだったのでやり直し、その後も2-3分おきに繋がれどずっとLA、ただ2列→3列→4列とどんどん後列に移っており、LAがハケればPかRAになるだろう、と辛抱強くチャレンジ、やっと10時30分にRAが! ただ前から2列目、後ろの方が好みで、もう少し待てば3列→4列と推移するかも、と迷いつつも、ヒヨってここで決定。

 ただ、みなとみらいの最安席ってLA、RA(のP寄り)およびP以外に3階センター後方もあったりするので、もう少し辛抱強く待った方が良かったかも。

 実は本日の席もそのパターンで最安席なのに3階センターブロック、通路より後方前から2列目ど真ん中です。ただこのホール、設計ミスで3階通路側の仕切りが高く、通路裏最前列の人は舞台を見るために乗り出すことになり、そのため2列目以降の人はそれがブラインドに、よってミッチーの姿は殆ど見えませんでした(笑)。

 予報通り気温低く、朝の最低4度は低め、日中に至っては最高8.5度と真冬の平年値すら下回り、家を出る時には真冬のベンチコートを羽織るかどうか迷いつつも街で浮くかも、とテニス用のウォームアップとマフラーで出陣、いつも暖房の入らないTXから熱風ほかほか椅子のJRへ乗り換えてやっと人心地、横浜に着く頃には雨もあがりました。

4月21日(日) みなとみらいホール
 井上道義指揮サンクトペテルブルク響 チャイコフスキー ロミオとジュリエット、ストラヴィンスキー 火の鳥、ショスタコーヴィチ Sym5番
 先日は後半のみ指揮棒を使ってたミッチー、今日はずっと棒を使用せず、前半2曲ともTp2,Tb3,Hr4、ただ曲毎に3パートとも1-2名入れ替わってます。まずロミジュリではTpのベタ吹きが印象的、続く火の鳥は1919年組曲版、美しいHrソロが印象的、ミッチーは弱音に拘らず、荒々しさも控えめ、ラストのコラールでこそ8-9分の吹きながら全体ではブラスやや抑えめ、と期待より迫力は低めでした。あとリードでもトラブったか"王女のロンド"あたりでアングレが退席し、そのまま戻らず。
 後半はショスタコ5番、5-6年前のチクルスの時も5番は聴いてません。金管ではTpのみ前半から増えて4本に、ミッチーは中庸のテンポで粘ったり凄んだりする部分は少なくかなりストレートな表現、ブラスの爆発度もこのオケにしては低め、第1楽章後半のHrソロは事前休憩無しに楽々とハイトーンをこなしてました(入りは出遅れたけど(笑))。ミッチーは第1楽章後に舞台を降りて客席の方へ(ブラインドなのでよく見えず)、お客さんに音を出す人でもいたんでしょうか? しばらくして復帰し、第2楽章もボウイングに個性ありましたが諧謔味や激しさは薄め、第3楽章はやや速めのテンポですいすい、このオケの木管陣はサンクトペテルブルクフィルやモスクワ放響に比べて粗い感じなんですが、ここでObソロが泣かせてくれました。アタッカで突入した終楽章は標準的テンポで始まり加速も徐々で余り速くならないスタイル、ブラスはここでもやや抑えめ、ただロシア標準(かやや速め)テンポのコーダに入ると俄然Tpが本気モードに!と思ったらハイトーン部ではやや腰砕けで先細り、このオケにしては物足りない吹きっぷりでした。
 ツアー最終日とのことでアンコールは目一杯、全曲に口上付きでまずは"白鳥の湖"からObの有名な旋律から始まる部分、続いて先日もやった"ボルト"からTbの豪快グリッサンドの「荷馬車引きの踊り」、そして「これで最後」とプロコ"シンデレラ"から終曲「アモローソ」を重心の低い弦の分厚い響きで、拍手鳴り止まずもう1曲"くるみ割り"の「トレパーク」、ラストのパーカッションとTpが猛烈にハジけて、会場は興奮の坩堝でした。

 聴いてる間は垂れる鼻水と出そうになるくしゃみの発作で、時々シンドかったです。

2013年4月19日金曜日

インキネン&日フィルの一筆書きシベリウス2番、4番

 何とか3タテは免れました、これで5割復帰!

 ほぼ終日の曇り、「数年に1度レベルの寒気到来!」と予報ですが深夜零時に18度もあったせいか、朝の最低10度弱は高め、午後は15-6度と低めながら寒い、って程でもなし、ただ夜になって10度を割り降下中。

 夜は東京に出てコンサート、インキネン&日フィルのシベリウスチクルス第2夜に急遽参戦です。

 このチクルス、シベリウス初級者の自分には4、6、7番は難しいため、「聴くなら5番の日」と思ってたんですが予算の2000円内では入手叶わず(当日現地まで行ったのに…)参戦を諦めてました。

 ただ今週のマゼール&ミュンヘンフィルが余りにチケット代高くヤフオク連敗中、結局安価入手の見込み無くフラストレーションが溜まっており、その代償行為として2番の日を直前に安価入手して参戦した次第。

 このコンビはマーラーを1番3番5番と3度聴いて余りピンと来てませんが、シベリウスならまた違うでしょう。

4月19日(金) サントリーホール
 ピエタリ・インキネン指揮日フィル シベリウス Sym4番、Sym2番
前半は4番、実演は10年以上前のヴァンスカ&ラハティ響のチクルス以来2度目、なので基準が自分の中にありませんが、インキネンは余りいじらずストレートな表現だった感じ、弦の清冽な響きとよくコントロールされたHrの弱音ゲシュトップが印象的。
 Tp,Tbが1本ずつ増えた後半の2番、最初の3つの楽章は悠々テンポで第3楽章急速部でもじっくり音が粒立つサウンド、緩急の差を強調したり粘ったりすること無く一筆書きの如き表現、時にHrを強調した部分にやや個性、終楽章は逆にやや速めでぐいぐい進行、全体に弦の鳴りよく、最後のコラールはブラスもしっかり鳴っての大団円、ラスト1音の弦が微妙に残る音の切り方も鮮やか。そして拍手に応えてアンコール!「悲しきワルツ」をこれまた他の北欧系指揮者に比べると穏当な味付けでしみじみと。

 会場は6割程度の入り、最もポピュラーな2番がメインでこれだと、3,6,7番の次回の集客はかなり苦しいのでは。

2013年4月18日木曜日

連三紀流"藪の中"&"○○○○○(全て伏字)" - 連城三紀彦「白光」

 おええ、甲子園で2勝しといてドームでは3連敗するのか…。

 晴れ時々曇り、朝12度とかなり高め、日中も21度強とやや高め、昼休み同僚との週一テニスの際、コート裏には藤の花がいっぱい咲いてました。

 本日はメルクル&PMFの先行発売日、マーラー5番の最安席を1800円でGET出来て幸せ。

 今日は先日読んだ本から、メジャーになって以降やや恋愛小説に傾いている著者による、比較的近年(2002年)の本格物長編です。

白光 連城三紀彦
 或る夏の日に起きた幼女の死、1人称と3人称を併用した多視点記述を用い、視点人物が変わる度にその真相が万華鏡の様に変化してゆく「羅生門」(あ、これは映画だった)じゃなくて「藪の中」的世界、ただリドルストーリーではなくちゃんと結論はあり、それなりに伏線の回収も、著者特有の天地が反転するが如き驚きはありませんが、ある趣向を実現させるために精緻に書かれた物語です。
<< 以下ネタバレに付き未読の方は飛ばして下さい!! >>
 著者のやりたかったことの一つは、(某名作とは違うスタイルによる)"全員が犯人"という趣向の"毒入りチョコレート"風提示ではないかと感じました。

 更に新しい「造花の蜜」も100円入手済み、今読み始めてます。

 明日はインキネン&日フィルのシベリウスチクルス初参戦です!

2013年4月16日火曜日

匠の人生経験 - 泡坂妻夫「砂時計」


 さっき巨人vs.阪神の応援に、と家に帰ってたんですがナイター中継無し、ただ驚くことに世界戦どころか日本タイトルですらないのにボクシングを中継してました。村田の話題性と井上の実力は確かに10-20年に1度のレベルとは言え、世界戦ですらゴールデンでは滅多に中継されないご時勢なのに。

 朝はそこそこ晴れてましたが、日中はほぼ曇り、風もまだ強く、最低は5度台とやや低め、最高の19度台はやや高め、道端に咲く黄色いタンポポにもう白い綿毛がかなり交じってきてます。

 本日はちょっと前に読んだ本から、巨匠の比較的近年(90年代前半?)の作品集です。

砂時計 泡坂妻夫
 紋章絵師や奇術師としての著者の経験を活かした人間模様が10編、ミステリー度は限りなく低く、かつ前半5編は似た色合いの話が続くため、氏の作としては例外的に読み辛かったです。真のマニアなら各編に籠められた匠の技を楽しめそうですが、自分の如き中途半端なマニアではまだまだでした。

2013年4月15日月曜日

ミッチー&サンクトペテルブルク響のチャイコフスキー

 ショックなニュース:コービー、アキレス腱断裂
これで今季のレイカーズは終わりです(涙)。ま、バルサのメッシ依存じゃないけれど、これを機に来季に向けてコービー依存を減らすチーム戦術を確立して欲しいところ。

 あともう1件悲しかったのは、軽量級の大一番、ドネアvs.リゴンドーの結果をうっかり目にしてしまったこと、これでネットで探して観る気が失せました。

 その代わり嬉しかったことは藤浪の初勝利!やはり聖地甲子園は彼の庭ですね。

 一晩中生暖かい南風が吹いていて、深夜1-3時でも16度台あり、朝の最低13度弱も5月下旬の値、晴れていたけれど相変わらず風強めだった日中は18度台と平年値。

 夜はミッチー&サンクトペテルブルク響に急遽参戦、このコンビは日曜にショスタコ5番を聴くので、守備範囲ぎりぎりのオールチャイコプロはスルーしていたんですが、先日ドゥネーヴ&シュトゥットガルト響をドタキャンした連れに「聴きたい」と言われ、昨日ヤフオクで安価入手した次第。

 このコンビは5-6年前の日比谷公会堂でのショスタコプロジェクト以来、あの時は気迫のこもった7番が印象的でした。そもそもミッチーを聴くのもそれ以来かも、彼のマーラーとは相性が悪いので。

4月15日(月) サントリーホール
 井上道義指揮サンクトペテルブルク響 チャイコフスキー フランチェスカ・ダ・リミニ、ロミオとジュリエット、Sym4番
 最初のフランチェスカの実演は初めて、弦は音域順に並びTpが4本も、思ったより長くて途中1度意識を失いました。続くロミジュリではTpが2本に減り、Hrトップも交替、ミッチーは2曲とも棒を使わず(前からそうだっけ?)、オケは全体に大雑把な感じながらTpはややロシアっぽいベタ吹きで迫力はまずまず。
 休憩後の4番ではミッチーは棒を使用、2本のTpはロミジュリでは降り番だった2名に交替し、冒頭ファンファーレは速めでややあっさり、第1楽章の激しさもほどほど、第2楽章冒頭ObからVcへ渡す第1主題でかなりテンポを動かしていたのが印象的、第3楽章から間をおかず突入した終楽章は予想通りの猛速テンポ、Hrはソリッドな音色でややぶっきらぼう、Tbは常に全開一歩手前の感、一方Tpはまずまずの吹きっぷりでの大団円、盛大の拍手の中、アンコールに向け木管中心にどんどん人が加わり、ミッチーはマイク片手に解説付きでアンコール、何とチャイコじゃ無くてショスタコ! かなり芝居がかった指揮の下、"ボルト"から「役人の踊り」「荷馬車引きの踊り」の2曲、ここでやっとTbがハジけてくれました。

2013年4月14日日曜日

春霞に圧倒バンダの松 - 松岡究&中野区民交響楽団

 晴天ながら霞が掛かり風強く、典型的な春の陽気、朝の最低4度台と低め、日中は20度に達し5日振りの平年超え、ただ風のせいか体感はそれ程暖かくは感じず、霞んだ西の夜空では三日月の真上に木星がぼんやり輝いてます。

 午前中は千葉に遠征して後輩の団体戦の応援、花粉症対策で効果があったように見えた乳酸菌ドーピング、半月前にアシドフィルス菌カプセルが切れカゼイ菌のみに切り替わって以降、ほんの僅かですが症状がぶり返してきてましたが、3-4日前にまた海外製品をヤフオク入手、今度はアシドフィルス菌100億とカゼイ菌は減らして200億程度に変更、花粉と砂塵吹き荒れるコート脇に半日いても症状現れず今のところ快調。

 試合途中の後輩を昼過ぎに見捨てて(強風中奮闘の甲斐無く負けちゃったみたい)、アマオケを聴くべく都心を横断して千葉から中野へ、JR中央線で1本なんですが、より料金を安くなすべく西船で東西線に乗り換えたところ、快速を逃して遅刻しそうになりました。

 聴いたのは(たぶん)初めて聴くアマオケ、主目的はメインの大好物"松"ですが、1度実演で聴いてみたかったボロディン2番も興味ポイント。

4月14日(日) なかのZERO
 松岡究指揮中野区民交響楽団  ボロディン Sym2番、リスト レ・プレリュード、レスピーギ ローマの松
 前半のボロディン2番は第1楽章が重厚な響き(でも同じフレーズ繰り返し過ぎ)、しかも実演で通して聴くと竜頭蛇尾感あり。休憩を挟みまずリスト"前奏曲"、Hrソロは美音ながらブラス全体の迫力はいま一つ、締めはお目当てレスピーギ、オルガンは電子オルガン、ナイチンゲールは録音を使用、本隊はHr5、Tp4、Tb3、そしてバンダは舞台上、そのTpとTbの列の両脇にTp(かコルネット)が2本ずつ(うち1名は舞台裏での見事なソロ!)、その右後列にTb2本、しかもその2名のTbはカタコンブのクライマックスでは一緒に吹奏! オケはやや不安定な部分はありましたが、アッピアでは起立したバンダが大迫力、完全に本隊を圧倒し、ラストはなかなかに壮大な音響でした。短めのプロでしたがアンコールは無し。 

 明日はミッチー&サンクトペテルブルク響に急遽参戦です!

2013年4月13日土曜日

魅惑の歌姫 - SHANTIさんのジャズボーカル

 阪神貯金生活突入! そして「みんな!エスパーだよ!」は期待に違わぬエロ&ハチャメチャ度、これをずっと維持できるのか?

 今朝も結構冷え込んだのに0.6度とまたもマイナスには届かず、朝から雲一つ無い快晴だった日中は最高16度台と平年やや低め、早朝から東京に出て練習、ちゃんとやるのは久々だったせいか、昼過ぎには膝が少しガクガク。

 出先で今朝関西でかなり大きな地震があったことを知りました。阪神淡路大震災の頃は京都にいて、関西に嫁いだ姉の安否を尋ねて西宮から芦屋まで歩いたこと()を思い出しました。

 練習は1時過ぎに上がり、午後特に聴きたいコンサートも無く、その代わり渋谷に出てタワレコのインストアイベントへ、聴いたのはSHANTIさんのジャズボーカル、店の改装でイベントフロアは1箇所のみになったのか、ジャズでもクラシックフロアでの開催です。

 初めて見るSHANTIさんは輝く美貌、アーティストで宣材写真より実物が美しい人は珍しいかも、しかも眼力(めぢから)強く、立ち居振る舞いそのものが魅力的です。

 ギターとキーボードとの3人セッションで、最近発売のカバーアルバム(「木綿のハンカチーフ」まで入ってます!)からジャズのスタンダードを2曲、自作を1曲、そして締めはエルトン・ジョンの名曲"Your Song"、更に止まない拍手に応えて自らもギターを抱えて自作をもう1つ、すっかり魅了され、感動しました。

 本名はシャンティ・スナイダー、あのゴダイゴのドラマーのご令嬢とのこと、そしてNHK教育の英語番組にも出ていたらしい、さすが昔から女子レベルの高いEテレ!

 明日はアマオケで松です!

2013年4月11日木曜日

全て1人称の初期短編集 - 東野圭吾「怪しい人びと」

 ううぅ、またも貧打炸裂、これで10試合中4試合が零点…。

 昨夜から今朝方に掛けて何度か降りましたが、日中はほぼ晴天、ただ朝の最低3度台と少し、日中の12度台はかなり低め、数日振りに壁打ち時は長パン着用。

 先日研究室に届いて以降、毎日楽しんでいる3Dプリンター、カートリッジをPLA樹脂からABS樹脂に替えたところ調子が悪くなってしまい、そのケアに半日トライすれども治癒せず、悲しい…。

 本日は先日100円棚で発見し即読了した本から、録り溜めしてあるドラマ「東野圭吾ミステリーズ」を観るために原作(短編集3本)を読む企画、「犯人のいない殺人の夜」に続く第2弾、著者の第4短編集で、たぶん80年代後半から90年代前半の作品。

怪しい人びと 東野圭吾
 7編全てが1人称記述、トリッキーな作品は無く、初夜に新妻の首に手をかける「甘いはずなのに」と全く別人の写真が同封された結婚報告を友人から受け取る「結婚報告」の2編が冒頭の謎と少しの本格テイストがあって印象的、と思ったらドラマに採用されていたのもこの2編でした。

 その後上記2編のドラマ版を視聴、後者はかなり脚色があり、舞台を金沢から小田原に変えてあったのが個人的には残念。

2013年4月10日水曜日

ドゥネーヴ&シュトゥットガルト放響の幻想

 東京OP1次予選さっくり負けた後は、無線LANの入るマックや7SPOTで半日遊び、夜はサントリーへ、聴いたのは未知の指揮者ドゥネーヴ(カトリーヌ・"ドヌーヴ"と同じ?)率いるシュトゥットガルト放響、このオケはノリントンとのコンビで10年以上掛けて完成形とも思える見事なサウンドを実現したのに、それがリセットされてしまうのは残念です。

4月10日(水) サントリーホール
 ステファヌ・ドゥネーヴ指揮シュトゥットガルト放響 ブラームス Vn協、ベルリオーズ 幻想Sym
 前半はブラームス、外見も音も線が細い印象のソリスト三浦文彰はアンコールにバッハのしみじみ系を。後半お目当てベルリオーズ、オケは対向配置で弦バス8本は最後列にズラリ(←これは前回の来日も)、そして金管の並びが独特で木管と完全に同列、第1、2列の左側にHrが2本ずつ並ぶのはいいとして、木管第1列の右端にTp,Tb,Tubaがそのまま並ぶため、何とClやFgより前!あとパーカッションを右に2組のティンパニ、左にバスドラやシンバルと分けて配置、そのため第4楽章の雷鳴を4人で奏する前後は移動が大変そう、第3楽章の草笛は2階LA(かその裏の廊下)から、終楽章の鐘は舞台裏左手、1-2楽章、4-5楽章間は棒を下ろさず振ったドゥネーヴは、速い部分はより速くする傾向で随所に独特のアクセント、また激しい箇所では髪振り乱して掛け声まで。コンミス率いる弦は(ノンヴィブラート奏法はもう封印)音量小さめながら均質な響き、木管は個々は達者ながら全体ではピッチなどやや適当、オケ全体でも揃いが悪くフランスオケみたい、色気あるヴィブラートのHrソロが印象的だったブラス陣、全体では抑え目ながら終楽章ラストはTp,Tbが朗々、アンコールは口上付きで2曲、まずは「アルルの女」ファランドールを弦のスタッカート気味の表現とラストの猛加速で、続いて「マ・メール・ロワ」、とくれば終曲かと思いきや軽妙な第3曲、「幻想Symでは使わないのに」と気になっていたチェレスタ、木琴、グロッケンなどここで使用、ラヴェルが得意そう、と感じる多彩な音色でした。

 チェリの時は重厚壮大、ノリントンの時はイギリスっぽい爽快ブラス、そしてドゥネーヴになるとフランスオケっぽい色、とこのオケは指揮者によってかなり変わるんですね、当たり前ですが。

 朝の都バスでは暖房が入っていて、寒がりの自分には嬉しい!けどやり過ぎかな、と感じ、サントリーへと向かう夕方の銀座線では逆に冷房が!と言うか少なくとも冷風が上から降ってきて逃げまどい、帰りの高速バスでまたも冷風が頭上から降ってきて愕然、4月の平年より低めの日に冷房なんて、とても正気の沙汰とは思えません(怒)。

東京オープン 2013

 午前中晴れ、午後からは曇り、朝の6度台は平年やや高め、日中の16度台は平年やや低め、仕事を休んで東京OPに参戦、八重洲から有明へと向かうバス通り沿いでは赤紫のツツジとアカバナトキワマンサクが咲き、有明のコート周辺では通常の桜はすっかり葉桜ながら八重桜がまだ咲いてました。

 1次予選の2回戦、10年以上前に同大会同予選で当たった相手と再戦、前はフルセットだったのに今回は2-6,2-6とストレート負け、最初の4ゲーム全て大嫌いなノーアドになり、最初の3つ取られて次の1つは拾い、最終的なノーアド取得率は2/7、単に実力通りの比率ってことか。

 今日貰ったアドバイス:
もっと粘り強く、相手のバックを攻めること。

2013年4月8日月曜日

感動のRVW初体験 - ジャッド&都響のV.ウィリアムズ4番

 爆弾低気圧一過?の青空、朝の最低8度、日中の最高19度台はどちらも高め、午後まではまだ軽く10mを超す強い風が吹いていて、昼休みの壁打ちは少し難儀しました。

 WTAマイアミ大会でのシャラポワのウェアの胸のユルさ加減が素敵なため、このところ全試合をロシア篤志家からダウンロード視聴中、本日準決勝ヤンコビッチ戦を観終わり、今日からは決勝S.ウィリアムズ戦。

 ウィリアムズと言えばテニスでは怪獣姉妹、野球では阪神のJFKですが、クラシックではRVW、しかしながら実演でヴォーン・ウィリアムズの交響曲をまだ聴いたことがありません(アマで聴いたのを忘れてるだけかもしれませんが…)。

 今月はジャッド&都響が4番、5番と採り上げるんですが、さすがに知名度が低いせいか、ネット上でかなり安く出回っていて、以前より「もしRVWを1つだけ聴くならブラスの爆発度の高い4番を」と思っていたので、その4番の日を直前入手して参戦することに。

 ただ、4、5番両公演とも前プロとメインは"イギリスプロ"って雰囲気になってるのに、中プロがどちらもベートーヴェン、ってセンスが全く解せません。

4月8日(月) 東京文化会館
 ジェームズ・ジャッド指揮都響 エルガー 序曲"コケイン"、ベートーヴェン PC4番、R.V.ウィリアムズ Sym4番
 最初のエルガーはTpが4本も!と思ったら2本はコルネット(楽譜通り)でした。初めて実演で聴くとややくどい曲調、都響は暖色系のサウンドでややキレに欠ける気はしましたが弦管共に分厚く鳴ってました。続くベートーヴェンでのソリストはインテリ青年っぽい風貌のフランチェスコ・ピエモンテージ、拍手に応えてアンコールにしみじみ系のバロック曲を(ヘンデルとのこと)。
 そして後半のRVW、オケは2-3管程度の規模でHrは5本(1アシ?)いますがTpは2本のみ、第1楽章冒頭からブラスの鳴りよく、第2楽章(緩徐楽章)最後のFlソロはマーラー9番第1楽章ラストを思わせ、第3楽章(スケルツォ)は合わせるの凄く難しそうだけどブラスが滅茶苦茶カッコよく、そのまま行進曲風の終楽章でもブラス大暴れ、ジャッドの踊る様な棒の下、都響のブラス陣は派手ではないながらもまずまずの吹きっぷりで、大満足の音響でした。

 実演は初体験ゆえ曲が凄いのか演奏が凄いのか、全く分かりませんが、ちょっと感動しました。次は英国オケのキレのよいブラスで聴いてみたいです。

 ところでに明後日(10日)のシュトゥットガルト放響(幻想など)なんですが、最安券が1枚余ったので無料提供しています。ご興味ある方は本館のトップページをご参照下さい!

2013年4月6日土曜日

嵐の中の充実ラフマニノフ2番 - 久保田昌一&Orchestrada

 最近気になっっているCM:
渡辺謙の缶ビールのCMでマーラー1番終楽章クライマックスが使われてるんですが、そこそこ濃い目の演奏です。

 アマオケのハシゴ後半戦、瑞江でブル5を聴いた後、荻窪へ移動してで聴いたのは、昨年第3回公演で展覧会の絵とボレロを聴いた腕利きメンバーを集めた上手なオケの第5回公演で、メインはラフ2。

 まだ左程強くない雨の中、会場の杉並公会堂に到着、ただ前回もそうだったんですが、1階の傾斜が小さく天井の高いこのホールにおいて、響きの良い2階席が封鎖されていてガッカリ。

4月6日(土) 杉並公会堂
 久保田昌一指揮Orchestrada チャイコフスキー VnC、ラフマニノフ Sym2番
前半チャイコではオケの安定した弦セクションが印象的、ソリストはシカゴ響契約団員の渡辺りら、CSOと繋がりの深い指揮の久保田氏の縁か、後半ラフマニノフ開始前にはその久保田氏より口上があり、第3楽章の実演を交えつつ、この曲の旋律の裏の対旋律の意味を強調、実演も内声や対旋律にそこそこ光を当てた音作りで、再度音合わせ後の第3楽章のほどほどの叙情性が印象的、オケはどっしりした低弦に支えられた弦セクションや達者な木管など、どのパートも見事ながら、最後列にTp3,Tb3が並び、そのまん前にHr5本が横1列に並んだブラス陣の要所での吹きっぷりが見事で、終楽章コーダでの朗々たる響きは同曲でも1、2を争う感動度でした。アンコールには第3楽章後半、Clの名旋律が弦によって再帰する部分をもう1度。

 終演後外に出ると、かなり風雨は強まってきていて、荻窪駅までの4-500mでそこそこ濡れました。

 そして地元ターミナル駅に着いた深夜、遂に土砂降りになっており、自宅までのほんの1kmの自転車行で全身濡れ鼠に(笑)。

嵐の前のブルックナー5番 - 野口剛夫&東京フルトヴェングラー研究会管弦楽団

 気温は最低10度強、最高21度強と高め、早朝から不穏な雲行きながら午前中には日照もあり、本格的に降り出したのは夕方近くになってからでした。

 当初は午前練習、夕方アマオケの予定が諸事情あってテニスをキャンセル、ブルックナー好きの知人に導かれ午後にもう1つコンサートに行くことに。

 まず聴いたのはその存在が少し気になりつつも、チケット料金高めのためこれまで縁の無かった団体で、件の知人に無料招待サービスがあることを教わっての参戦、この公演は「東京フルトヴェングラー・フェスト2013」と題した3日間の催しの一環とのこと。

 会場の東部フレンドホールは定員350名程度の小さなホールで勿論初めて、と言うか最寄りの瑞江駅で降りるのすら初体験、開演2時の時点ではまだ降ってませんでした。

4月6日(土) 東部フレンドホール
 野口剛夫指揮東京フルトヴェングラー研究会管弦楽団 野口剛夫 神代の調べ、ブルックナー Sym5番
 最初は指揮者の自作で「君が代」をモチーフとした20分近い大オーケストラ曲、休憩なくブルックナーに突入、弦はやや不安定ながら緩徐部はまずまずの響き、Tp3、Tb4、Hr5のブラス群は小さくて響きがいいホールを活かして7-8分の吹きっぷりでも十分の迫力、終楽章ラストの高揚感はなかなかでした。指揮の野口氏は棒を使わずパウゼ多めながら全体的には比較的淡々とした進行、それでも最後は少しタメを作ったりもしていました。

 終演後外に出ると雨は降り始めており、誘ってくれたブルックナー好きに「今日の解釈はフルトヴェングラー風なの?」と訊くと「全然違う」とのことでした(笑)。

 2度と降りることのない可能性の高い駅ゆえ、駅前のBookOffを訪問、して掘り出し物を見つけた後、次のラフ2を聴くべく荻窪へ、続きは次の記事で。

2013年4月3日水曜日

劇場版第1作は予告編? - SP 野望篇

 ホーム開幕戦サヨナラ勝ち! とは言え、甲子園で開幕できひん悲しさよ。

 昨夜「おねマス」最終回を録画視聴、麻美ゆまが出ておらずビックリ!本当の最終回なのに…。(←トラブルではなくて体調不良とのこと。) 

 3年続いた「ゲーマーズTV 夜遊び三姉妹」も終わっちゃったし、深夜が淋しくなってます。

 準爆弾低気圧が関東を襲い、朝から大荒れ、気温は丁度低気圧が通過した時間帯の正午前後が10度台と最低で、深夜早朝および夕方は14度台と逆三角形の推移、日没頃には風雨がおさまって青空と日様が覗きました。

 殆どの桜はまだ散り始めのため持ちこたえてますが、宿舎前の桜は一晩で派手に散ってしまい、その下は一面花びらの海、そしてその脇に駐車してある黒い車など、全面無数の花びらで覆われ、まるで草間彌生の水玉状態です。

 本日は先日観た映画から、音楽のチョイスと格闘シーンが印象的だったドラマ「SP」の劇場版第1作、実は映画が2作あることを知らず劇場版第2作「SP 革命篇」<'11>をうっかり先に観てしまってます。

SP 野望篇 <'10 日>
 オープニングのアクションは凄いです、がその後は小さな襲撃事件1件のみで大きく盛り上がることなく次作へと繋がる予告編的内容、そしてドラマ本編を観てない人にはちんぷんかんぷんと思われます。腕十字のみならず三角まで出てくるのが格闘マニア的にはツボでした。