2013年8月8日木曜日

インキネン&日フィルのすっきり幻想

 昨日深夜のNHKでは賞味期限切れのツールダイジェスト、ただ悪魔おじさんが出てこない編集は解せません。

 梅雨明け十日パート2の2日目、最低22.1度は平年、最高33.7度はいい感じ、この夏2度に亘って一掃されたクローバーの白い花が、またも野球グラウンドのほぼ半分を覆っています、約ひと月で復活するらしい。

 夕方は上京してコンサート、数年振りのフェスタサマーミューザ参戦、奇特な知人からの頂き物のチケットです。

 フェスタサマーミューザの公演って休憩無しの1時間プロ、という印象があるので、てっきり今夜もそうかと思っていたら、協奏曲付き&休憩有りのフルプログラム、守備範囲の狭い自分には少しがっかりでした。

8月8日(木) ミューザ川崎
 ピエタリ・インキネン指揮日フィル ワーグナー マイスタージンガー第1幕前奏、モーツァルト PC21番、ベルリオーズ 幻想Sym
 最初はマイスタージンガー、あのむせ返るような過剰さは微塵も無く、かなりすっきり薄味、続くモーツァルトのソリスト原田英代はアンコールにリスト「愛の夢」を。休憩を挟んで幻想、全体にこれも端正で薄味な演奏、4本Fg以外の木管は2本ずつで持ち替えを活用、金管もHr4,Tb3,Tp4(うち2本コルネット)と基本の数、第2楽章は通常版、草笛と鐘は舞台裏右手、その草笛Obとアングレの掛け合い冒頭は指揮せず奏者に任せるスタイル、第4楽章最後の1音を短めに切り、間をおかず終楽章に突入、パーカッションは要所で歯切れよく叩いてましたがブラスは最後まで爆発度低め、その分弦の動きは消されないすっきり系サウンドでした。

 頂いた席はPブロック最前列中央、白状すると、隣席に座る美女が気になって演奏に余り集中出来ず、かと言って声を掛ける度胸も甲斐性も無し(涙)、自分にほとほと嫌気がさしました。

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