2013年9月4日水曜日

やや寡作な作家の多彩な10編 - 井上夢人「あわせ鏡に飛び込んで」

 阪神にようやく孝行息子現る!ベテランは適宜休ませて、どんどん若手にチャンスを与えて欲しいですね。

 CLマガジンを録画視聴、ああ、アヤックスがまた死のグループに(涙)。

 録画視聴と言えば今週のコマ大、「また1分で解けるバカ問題かよ!」と思わせて引っ掛け問題、見事に引っ掛かりました、素敵です。

 未明には雨音で目が覚める程の激しい雨、朝風呂の時には震度3の割には長く大きく揺れる地震、日中は基本晴れながら時折にわか雨と不安定、最低23度台、最高31度台ととやや高め、雨の合間は梅雨の晴れ間に似た空気感、実際は秋雨の晴れ間か。

 本日も帰省時に手にした短編集から、岡嶋二人解散後、「ダレカガナカニイル…」で感動させてくれた(のにその後作品が少ない)著者の文庫オリジナル短編集です。

あわせ鏡に飛び込んで 井上夢人
 1990年代に発表された短編10本はホラー、サスペンス、リドルストーリーなど多彩な内容、中ではミステリー度やや高めの表題作と「書かれなかった手紙」あたりが印象的(ただどちらも読了して初めて既読の気配、ボケ老人)、あと「ジェイとアイとJI」がプログラミングや人工知能の点で興味深かったです。

 巻末対談で大沢在昌に寡作を叱られてるのが面白かったです。

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