2013年12月1日日曜日

末廣&東邦音大のシューマン3番、ポストック&藝大の惑星

 朝の最低マイナス1.4度とそこそこ冷え込み、よく晴れた日中の最高14度強とやや高め、今日からもう12月、まだ身を切る寒さには遭ってませんが、構内のムクゲも遂にの花を付けなくなったので、自分も今日から衣替え、半袖半ズボンから一気に長袖シャツに薄手のセーター、長ズボンへと移行、さすがにちょっと着苦しいです。

 都心で朝テニスをして、午後はアマオケ、当初予定は葛飾でマーラー1番の予定でしたが、事情あって音大フェスに変更、ミューザと通り挟んだラゾーナ川崎の中庭では、無名のアイドルがミニコンサートをやってます。

 そのラゾーナで連れと昼飯後に臨んだ音大フェスの3日目、元々乗り気でなかったのは、前半の東邦音大の演目が守備範囲外だったから、シューマン3番なんて、実演は初めてかも。

12月1日(日) ミューザ川崎
 末廣誠指揮東邦音大管弦楽団 ウェーバー オベロン序曲、シューマン Sym3番
最初の藝大によるファンファーレは変化球、指揮者脇に尺八奏者!それを同心円状遠巻きに囲んで4箇所にブラス3群とパーカッション(太鼓&銅鑼)、現代曲風で時間的にも長め(5分前後?)、委嘱作ではなくて使い回し? 続いて東邦音大によるウェーバーとシューマン、Tp2、Hr4、Tb2-3本は曲が変わるとほぼ入れ替え、シューマンの終楽章序奏部のブラスのコラールがいい響きでした。
 ダグラス・ポストック指揮東京藝大シンフォニー・オーケストラ ホルスト 惑星
最初の東邦音大によるファンファーレはポップス風、Tp,Tb,Hr各4本とチューバにユーホやティンパニも加わる大編成がひな壇後方で演奏、続く藝大オケは対向配置、Tp5,Hr7と多め、火星でのブラス爆発度はぼちぼちながらラスト1音は独特の豪快な表現、金星・水星では弦や木管の安定度を感じ、木星は女性Tpトップのキレ、Tbの鳴り、全体の迫力もよく本日の白眉、土星・天王星でのブラスの鳴りはTb中心にまずまず、また土星の最後など弱音部分でオルガンの重低音が響いているのを初実感、海王星の舞台裏コーラスが余りに見事にディミヌェンドしたので録音?かと思ったら、しっかりカーテンコールで20人以上出てきました。

 惑星はケレン味もありなかなかだったんですが、ブラス大爆発の同曲を聴いて以降、どんな演奏を聴いても物足りなく感じてしまいます。

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