2013年12月18日水曜日

ツイストつるべ打ち、裏ツイストまである追跡劇 - ジェフリー・ディーヴァー「追撃の森」

 メッセ、サファテと来てウルフ、ソフトバンクの集めっぷり、スゴイですね、次は李か。

 夜半から雲が出て朝の最低0度台と冷え込みは甘め、雲に覆われた日中は予報通り上がらず最高8度と寒々、昼休みの壁打ちではいくらやっても身体が温まりませんでした。

 午後雨か雪、という予報でしたが、日没の時点ではまだ降水無し、週末1kgちょい増えた体重は最初の500g以降なかなか減ってくれません(涙)。

 本日は週末読了本から、その前に読んだのが昨年度「このミス」第1位作だったので、年度つながりで100円入手済2012年度刊行作からチョイス、まずはこれ、今年はディーヴァー読んでないなあ、と思って手に取ったノンシリーズ作品です。

追撃の森 ジェフリー・ディーヴァー
 ある殺人を起点として深夜の森を舞台に繰り広げられる追跡劇、追う者と追われる者、多視点描写を利して大小のツイストを盛り込んだ内容は、ディーヴァー慣れしてる人には予想の着くものとはいえ、慣れてない人だと眩暈もの、しかもディーヴァー慣れしてる人には追跡後の第2部で別の意味のツイストが待っています。が、その変化球の部分が一般的には受けないところ、巻末解説(文春文庫版)と同じ感想を持つ人は多い筈。

 このミスでは20位でしたが、同著者の「バーニング・ワイヤー」とのかぶりが無ければもっと上位にランクされてもよさそうな作品でした。

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