2013年12月23日月曜日

特殊巨大編成による"復活"フィナーレ - 佐藤了&楽団カーニバル2001、マーラー2番終楽章

 国立で9番を聴いた後はダッシュで中野へ、そこでは"楽団カーニバル2001"なる団体が総合音楽祭と題し、所属する4団体(合唱団、マンドリンオケ、吹奏楽団、オケ)がそれぞれ短めのステージをやり、最後に合同演奏でマーラー「復活」終楽章をやる、という一大イベントが進行中、開演は国立9番から30分遅れながら全5ステージゆえ優に2時間超の長丁場と読み、ならば最後のマーラーには間に合うでしょ、となかのZEROへ。

 ZEROに着いたのは午後6時過ぎ、予想以上に進行遅く、午後4時半開始でまだ第4部のウインドオーケストラのステージが始まって間もない頃、ポップスプロだったので、このステージは途中入場せずスルー。

 ただこのペースだと、留守録セットしてこなかった夜9時スタートのバイロイト中継に間に合わなくなる可能性が…、タイムリミットは中野駅7時半頃か、あと第3ステージの通常オケによるショスタコーヴィチ5番終楽章は聴きたかった…。

12月23日(月・祝) なかのZERO
 佐藤了指揮楽団カーニバル2001(フィルハーモニーオーケストラ、ウインドオーケストラ、マンドリンオーケストラ、混声合唱団) フニクリフニクラ狂詩曲、マーラー Sym2番終楽章
 って訳で最終第5ステージからの参戦、4団体合同演奏ゆえステージ上には優に100人以上、通常オケ+吹奏楽団なのでブラスはHr,Tp,Tb全て10本前後、チューバなんて4本! またマンドリンオケも合同ゆえマンドリンやギターも多数(よって独自編曲版)、最初のフニクリフニクラが凝った編曲で想像より長く(10分近く?)時間を気にしつつ開始したお目当て「復活」終楽章は半分に縮めた抜粋版、これならバイロイトに間に合うかも、独唱パートも合唱メンバーが担当(マイク使用?)、いつも神経質なpppで始まる合唱の歌い出しが比較的朗々と歌われたのが新鮮、オルガンは(たぶん)省略され、合唱が少数(20人程度)ゆえオケにマスクされたとは言え、何より大部隊のブラス軍団の分厚い響きが圧巻、壮大な音場を満喫しました。

 終演は7時27-8分、なかのZEROから走って(意外と遠かった)中野駅に着いたのが7時31分頃、でも37分まで中央線快速が無くガックリ(歩いても同じだった…)、それでも御茶ノ水での橙→黄色の乗り継ぎ良く、8時発のTX快速に間に合い、地元ターミナル駅から(遠ーい)自転車置き場まで再びダッシュ、無事9時数分前に帰宅しバイロイト「ワルキューレ」に間に合いました。

 しかーし!第3幕あたり、気が付くとDATが停まってます!テープをチェックすると、途中で切れかかっており、それで停まったらしい…(涙)。

 実はこの1-2年DATに関しては友人から譲り受けた中古テープを使用、それが例えば最初の1時間半だけ録音されていて、最後の30分は1度も使用されたことの無いテープだった場合、その1度も巻き取られたことの無い部分が往々にして相互に固着、通常速度でそこに差し掛かると切れてしまう、ってトラブルがまま起こるため、事前に早送りするなどして(それで切れることもあり)、チェックしておく必要があるんですが、それを怠ってました。

<追記>
 そしてこの翌日イブの夜、FMのバイロイト中継「ジークフリート」でも全く同じテープ切れトラブル発生し(涙)、第3幕でDATが停止、これで"リング"最初の3夜、全て録音失敗と未曾有の大失態…。

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