2013年12月6日金曜日

天才鍵師の青春 - スティーヴ・ハミルトン「解錠師」

 朝は雲があって最低2度弱と冷え込み甘め、11月末にはマツバギクしか見なくなって決着が付いたかに見えた道路脇の紫戦争、今朝またマツバボタンが1輪咲いてました。勿論マツバギクもまだ数輪咲いてます。

 昼前からは晴れてきて予報通り最高16度台と今週1番のポカポカ陽気、昼休みの壁打ちでは2日連続して同じ(スマッシュ)練習で同じ場所に打ち込んでロストボール(涙)。

 本日も最近の「このミス」1位本から、2012年、つまり昨年度の1位にして、2011年のエドガー賞に輝いた作品。私立探偵モノのシリーズ(確か1作目は100円入手済)も書いている著者ですが、ノンシリーズの単発作とのことなので、先に読んでも大丈夫でしょう。

解錠師 スティーヴ・ハミルトン
 若くして天才金庫破りとなった主人公の自叙伝的クライムサスペンス、2つの時制を交互に語る構成はそれなりに効果を挙げてはいますが、サスペンスとしては並、謎解き要素やツイストも無し、と何故これが1位なのかやや腑に落ちず、ボーイミーツガールもあり青春小説的要素が大きく、その点が評価されたのか。

 因みにこのスティーヴ・ハミルトンも、一昨日取り上げた海堂尊も、自分と同い年生まれ。

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