2013年3月31日日曜日

みやびちゃんとオーケストラの日 - 飯森範親&オーケストラの日祝祭管

 最低4.9度、最高6.7度と日較差たった1.8度の低め安定、部屋の温度はついに13度まで低下(涙)、午前練習、午後コンサート、と典型的休日。

 早朝雨の中、上がることを期待して東京へ、東京に着いた頃はやんでましたが当初予定の練習(ハード)はあっさり中止、ただその練習のせいでキャンセルしていた友人のテニス企画(オムニ)はやってるかも、とそちらへ進路変更。

 場所は品川駅近くの公営コート、どの季節に行ってもバラが咲いてる印象のある場所、ただ咲いてるバラは無く、代わりにもうツツジが咲き始めてました。

 その後雨も降らず無事練習が出来て午後のコンサートへ、連日の花冷えのせいか、品川駅近くの桜並木は散り始めながらほぼ満開を維持してました。

 空いた時間品川駅構内の無線LANでひと遊びしてから五反田へ、聴いたのは飯森範親指揮する在京12のプロ楽団(こんなにあったんだ…)の合同オケ、3月31日を「みみにいい」と読ませて「オーケストラの日」と定めてここ5-6年やっているイベントです。

 ただ演目は名曲プロ、しかもメインはベートーヴェンと苦手科目、なのに参戦したのは3代目?雅(みやび)ちゃんこと有村架純が指揮者を演じた映画「リトル・マエストラ」の宣伝でゲスト出演するから。

 とは言え余り予算も割けない中、割安入手に成功しての参戦、しかも席は前から3列目、音楽を聴く時はステージ近くの席は嫌いな癖に、って訳で目的の優先順位は明らか(笑)。

 会場ロビーでは各オケがブースを出し、グッズ販売や体験イベントなどで賑わってました。

3月31日(日) ゆうぽうとホール
 飯森範親指揮オーケストラの日祝祭管 運命、ローエングリン第3幕前奏、運命の力、カヴァレリア・ルスティカーナ、結婚行進曲、悲愴第3楽章、威風堂々
 前半は通常のコンサート形式で苦手科目ベートーヴェン、しかもSym5番を全曲、第2楽章が長かったです、あとラストのクドさにもややビックリ。休憩を挟んでFM中継でお馴染み山田美也子(でも実物を目にしたのは初めて)の司会を交えて小曲を6つ、プログラミングした飯森氏によると最後の曲以外は大なり小なり"運命"動機「タタタ・ター」が共通してるとのこと、確かに!ならマーラー5番第1楽章も入れたいところ、って無理ですね。ローエングリン、運命の力、カヴァレリア、結婚行進曲(メンデルスゾーン)にチャイコ6番の第3楽章、ブラスとパーカッションの鳴りがいいサウンドでした。
 そして最後のエルガーでようやく有村架純が登場、パンツスタイルながらその細さには仰天! この曲だけ彼女の主演映画関連曲ゆえのプログラミングでテーマの"運命"とは無関係、そして有村架純がまず威風堂々第1番を抜粋して指揮!その後飯森が全曲を指揮し、その際はプロムスを真似てお客さん全員で唱和する趣向、差別化を図ってか飯森はかなり速めのテンポで歯切れよくダイナミックな表現でした。

 ラスト歌ってみて"ソ"すら満足に出ず愕然、一応テノールだったのに…。

2013年3月30日土曜日

エロ度抑え目トットちゃん - ドブ、ギワギワの女たち

 この日はコンサートの後は観劇、例によって奇特な方からの頂き物です。

 以前「女の平和」でそのほんの一端を味わっただけで驚愕したトップレスがデフォルトの"毛皮族"、その2008年作品「遺骨のトットさん、ドブに落ちる」を「過激にパワーアップして上演する」再演版にして、主演は個人的に好きな小橋めぐみ、とくれば彼女のお胸が拝めるだけでも、と一も二も無く参戦決定(笑)。

 ただ開演夜7時ながら、招待席の引き換えは6時開始、たぶん余った席の中から前の席から順に渡してゆくので、エロ目的ゆえ、なるべく早く現地に着きたいところ、って訳で、音大フェスオケの拍手鳴り止まぬ午後5時半少し前、芸劇の階段を駆け下りて一路会場へ。

 初めて訪れる会場は代々木第二体育館の横、目論見通り6時少し前に到着、ややサイドながら前から2列目のお席を頂き、期待に下半、いや、胸がどんどん膨らみます。

 しかーし!座ってみれば目の前のお客さんの頭に遮られ、舞台真ん中3分の1が見えません(涙)。

3月30日(土) AiiA Theater Tokyo
 ドブ、ギワギワの女たち
とある商事会社の部署間OL闘争を軸に社内不倫、公金使い込み、主婦コミュニティ内争いなどを絡めた不条理系ドタバタ劇、状況説明的な最初の数場面にややもたつき感あれど、その後はパワー全開であっという間の2時間でした。ただエロ度、と言うか脱ぎ度は期待よりかなり低め(涙)で、基本下着まで(おっぱい銃が1名、制服のままパンツ脱ぎ1名はいましたが、後者はお客さんの頭で内容未確認)、作・演出の江本純子も男役で登場、客演陣では小橋めぐみと矢吹春奈はTVの印象通り、グラドル小泉麻耶が難しい役に挑み、そして何より初めて知った韓国モデル、ジヒョンのルックスと声の存在感が圧倒的でした。

 終演後冊子で江本純子による「最近は脱がないエロもあるとずっと思っていて、色気と言うか、今回はそれを追及するつもり」とのコメントを見てがっか、いや、納得。

秋山&音大合同オケの祝典前奏曲、松、マーラー5番

 阪神開幕戦勝利! さすが恥も外聞も無い補強(苦笑)。

 曇り時々小雨、終日6-7度台と花冷えに逆戻り、午前練習、午後アマオケ、と典型的休日の予定が、学会&飲み会&コンサートで朝起きるのがキツく、早朝軽く降っていたこともあって午前中の練習をキャンセルし、のんびり過ごす朝。

 フジ「めざまし」の"まんまみーや"が最終回、レポーターでお天気お姉さんもやってる曽田麻衣子がまだ学生だったと知りビックリ!

 昼前おっとりと東京へ、聴いたのは首都圏8つの音大の精鋭による合同オケ、総勢170名のメンバーを皆載せるため、R.シュトラウスにレスピーギ、マーラーと前後半とも重めのプロで自分好みド真ん中です

3月30日(土) 芸術劇場
 秋山和慶指揮音楽大学フェスティバルオーケストラ R.シュトラウス 祝典前奏曲、レスピーギ ローマの松、マーラー Sym5番
 プログラムによると管セクションは前後半で総入れ替え、一方弦セクションは共通ながら1曲毎にコンミスが交替します。まずはR.シュトラウスの祝典前奏曲、本隊にTp5、Tb4、Hr9、そしてバンダはTp12本!がオルガン両脇バルコニーに6本ずつ、クライマックスの響きはまさには雄大にして壮麗、実演2、3度目にして初めてこの曲の真の姿を知った気がします。続く松ではHr5、Tp4、Tb3とやや減量、ボルゲーゼ荘ラストの激しいアッチェレとTpの吹きっぷりが印象的、アッピアのバンダはTp4、Tb2がオルガン左脇に、ラストの迫力まずまずながら、その前のR/シュトラウスが凄過ぎて何となく物足りなく感じてしまいました。
 休憩後はマーラー、オケは前後半とも弦は上手な割に全体に伸びとキレに欠ける印象(合同オケ、一発オケではありがち)、一方管は皆達者、女性Tpソロは柔らかい音色で激ウマ、そしてHrトップがスーパー激ウマ、しかも第3楽章のソロで舞台前方に出てきたのは5-6番辺りで吹いていた別の奏者(女性)、こっちもソフト音色でかなりの激ウマ、テンポは全体に遅め、その割には叙情性も粘りも少なめ、ただ要所の迫力はなかなかで、特に終楽章最後のコラール、遅いテンポの中Tpがしっかり吹き切って満足の響きでした。アンコールは無し。

 秋山氏は洗足音大を振る時(ラフ2幻想など)はかなり煽ってケレン味のある表現をするのに、合同オケとなるとリハが足りないのか、いま一つ無難な解釈の印象でした。

 まだ拍手収まりきらぬ中、照明が上がったのを見てダッシュで観劇へ、これについては次の記事で。

 因みに明日は雅(みやび)ちゃんを見てきます!

2013年3月29日金曜日

上岡&日フィルのアルプスSym

 前日の熱気が残り朝の最低14度弱と異例の高さ、それと前後して少し雨、日中はほぼ曇りで最高17度台と高め、そして夕方から翌日にかけてどんどん下がってゆくパターン。

 学会最終日を無事終え、飯田橋でBookOffと古典的ラーメンを経由して杉並へ、聴いたのは上岡&日フィルのアルプスSymです。

 今年は何故か都内メジャーによるアルプスSymの当たり年、1月に読響と新日がやり、今月は日フィル、6月に都響がやります。1月の両公演(大野&読響、メッツマッハー&新日)は聴きたかったけれど安価入手ならず断念、今回の上岡&日フィルも同じ理由で諦めてました。

 ところが、以前いくつかのオケがやっていて今は余り見なくなった「休憩以降に入場の場合は半額」サービスがスポット復活、と聞いての急遽参戦です。

 なので必然的スルーだった前座はブルッフVn協とのこと、つまりR.シュトラウスが後半のアルプスSymでパクった旋律が出てくる曲、面白いカップリングです。

3月29日(金) 杉並公会堂
 上岡敏之指揮日フィル R.シュトラウス アルプスSym
電子オルガン使用、冒頭と最後のTb(+Tp)のコラールはかなりふくよか、ただホールが小さめなのを考慮してか、それとも解釈なのか、盛り上がりの強奏部はブラスやや抑えめ(新日との家庭Symもそうだったので解釈か)、一方緩徐部ではテンポをかなり動かして表情豊かな表現、それが前半は上手くいってましたが下山後の回想部分ではいま一つ息が合ってなかったので、その点翌日はより改善されたのでは。比較的鮮明に聴こえたバンダは舞台裏じゃなくて2階脇廊下だったかも。Hrは9本(うち4本持ち替え)で若そうなトップはなかなか、一方Tpは5本で外人トップはやや不安定、クライマックスのハイDに至っては5番奏者がここだけ短い管を使って肩代わり!(多分)、最後の1音の後は20秒の黙祷、この曲では最長クラス。

 明日は音大合同オケによる松&マーラー、その後観劇です!

2013年3月25日月曜日

ミステリー度極低め家族ドラマ - 湊かなえ「夜行観覧車」


 今日からフジ深夜で連日放送の「スイッチガール!!」、何となく注目してます。

 終日の小雨、朝の最低7.5度、午後の最高9.5度と日較差小さく低め安定、この2日間の軽い花冷えで、散り始めの早咲き桜、ほぼ満開の大島桜、7-8分のソメイヨシノは各々の状態で歩みを少し止めた感じです。

 週末ラケットを握らなかったこともあり、昼休みは小雨降る中壁打ち敢行、例年より遅れている構内の椿も赤・白・ピンクとやっと3色揃いました。

 本日は先日読了本から、今クールドラマ化されている作品で、「告白」で鮮烈なデビューをした著者の長編第5作?です。

夜行観覧車 湊かなえ
 高級住宅街"ひばりが丘"(ヒバりーヒルズ?)で起きた殺人事件を巡る人間模様、多視点による観方の違いを活かした人間ドラマ、って点は「告白」に似たスタイルながらスケールもインパクトもかなり小さめ、時系列の扱いに工夫はありますが、犯人より動機や人間ドラマに力点があり、ミステリー的な興趣がほぼ皆無なのが物足りないところ、でも1箇所ぐっと来るところはありました。
<< 以下ネタバレに付き未読の方は飛ばして下さい!! >>
 宮部みゆきの某有名作にも似た趣向がありますが、犯人も被害者も1度も登場しない、って点はやや斬新かも。

 ただ「ひばりが丘」と聞いて高級住宅街をイメージする人は首都圏では少ないと思います(笑)。

 録り溜めしてあった連ドラ版を半分ほど視聴、暗い話なので予備知識無ければ2-3話で視聴をやめている内容かも。また映像化するなら2時間で丁度いい位の分量ですが、それを原作を余り改変すること無く、新たな人物像やフーダニット的興味を増やし、連ドラ10話に膨らませた脚本家と演出家の努力はなかなか。

2013年3月24日日曜日

ツイスト復活、劇場版第2作 - アンフェア the answer

 朝の最低7度強とかなり高めながら曇りの日中は殆ど上がらず最高11度台、実に20日振りの平年割れで、外にいると久々に寒さを感じました。

 史上最速レベルの桜の開花、および2月の花と3-4月の花が一気に咲く余り経験の無い現象は、2月の大部分が平年割れにして、3月の大部分が平年超え、といった今年の極端な気温推移によるんでしょう。

 来週は学会、と言うのに例年通り、いや、例年以上に遊び過ぎのため準備不足、で今日は地元で大人しく学会準備をした休日、ただ丸1日職場にいた割には資料作り殆ど進まず(涙)。

 その代わり、気分転換として挟んだ諸々の作業、洗濯、および来週の研究室の窓入れ替え工事に備えての出窓部分の整理は進みました。

 本日はちょっと前にTVで観た映画から、終盤の二転三転の展開が原作を軽く凌駕した感のあったミステリードラマの劇場版、第2作です。

アンフェア the answer <'11 日>
 アクション中心になりどんでん返し的興趣が減った前作に比べ、ツイストが復活し、ずっとよくなった印象です(ま、それでもTVシリーズ本編には及ばない気はしますが)。最後の種明かし的なお遊びも楽しいです。

2013年3月23日土曜日

桜満開のマーラー&ショスタコーヴィチ - 河原哲也&Post Komaba Orchestra

 朝の最低6度台、朝はよく晴れていたのに午後からは曇ってやや下り坂の日中は16度台とやや高め、練習予定無く、朝ゆっくりしてから東京へ出てアマオケへ。

 さすが昨日満開宣言された東京の桜は満開、と言うか散り始めているものも。練馬駅で降り、開演前にまず塩ラーメンの名店で腹ごしらえ。

 で聴いたのは東大オケのOB・OGに現役有志を加えた不定期単発オケ、11年前のマーラー5番(逃した…)、6年前のマーラー6番に続き3度目の公演とのこと、今回はショスタコがメインでマーラーは前座です。

3月23日(土) 練馬文化センター
 河原哲也指揮Post Komaba Orchestra マーラー 交響詩「葬礼」、ショスタコーヴィチ Sym10番
見た感じ現役がかなり多そうな若いオケは弦管全パート安定度高く、特に弦が(アマ標準より)しっかりした響き、ま、東大オケなら当たり前か。前半マーラーは2番第1楽章の原型で聴くのは2-3度目か、クセの少ない河原氏の棒の下、まとまりある表現、ただもっと激しさが欲しかった気も。後半ショスタコはTpが5本、Hr6本とブラスも増え、激しさもやや増量、第1楽章中盤延々と続く盛り上がりなどなかなか、とは言え第2楽章や終楽章も荒々しくはならずバランス取れたサウンドをシャープに決めて終了、アンコールは無し。

 5年に1度と言わず、出来れば毎年やって欲しいです。

2013年3月22日金曜日

ジャングル風呂とオズの道連れ - マシーン日記

 朝の最低4度強、花曇の日中は18度弱と高め、先日一斉に咲き始めた桜たち、大島桜は4-5分、ソメイヨシノは2-3分位か。

 夜は観劇、珍しくもまた自腹、と言うのもやや念願だった「マシーン日記」だから、元々はそのTV版(演出は大根仁!)を「演技者。」で観てその美しいオチに感動して松尾スズキの信奉者になり、テレパルからTVブロスへとTV誌を替えた程(やや嘘)、よっていつかは本物を、と思っていた演目。

 とは言え人気公演ゆえタダ券が回ってくる気配無く、自腹入手としても本来フィールドではないため予算は少なめ、ヤフオクで何連敗もした後やっと半額入手しての参戦です。

 今回はキャスト一新して12年振りの再演、しかも4月にはパリ公演!までやるとのこと。

3月22日(金) 芸術劇場 シアターイースト
 マシーン日記
真夏の町工場を舞台に、少しキレた兄、その兄に1年間監禁されている弟、その弟に犯されて兄嫁となった女、そこへバイトとしてやってきた中年女はその嫁の元教師、この4人が織り成す暑苦しくも不条理な愛憎劇が「オズの魔法使い」へ向かって疾走します。"マシーン"役は片桐はいりのために書かれた、ということが舞台を見て納得、その主役峯村リエは胸まで、鈴木杏は下着まで(とスクール水着)の脱ぎサービスあり、一方男優陣は(ネットでチラ見した)阿部サダヲ&松尾スズキと比べるとアクが足りないかも、回転舞台を上手く使った演出で、息をもつかせぬ2時間を満喫、ただ、さすがにオチを知っていると初めて観た時の感動はなかったかも。

 明日はアマオケでマーラー&ショスタコです!

2013年3月20日水曜日

老舗練達オケによるマーラー10番全曲クック-末廣版 - 末廣誠&都民交響楽団

 花曇の春分の日、アマオケ2連戦の後半戦、午前に朝活オケでブルックナー5番の後に午後聴いたのはマーラー10番です。

 実はこの日は同じ時間帯にプロアマ含めるとマーラー1番が2公演、10番全曲1公演に大好物の家庭Symも1公演、と聴きたいもの目白押し、ただ経済的理由により唯一無料で聴ける10番に、全曲は先日の金&神奈フィルに続き今年2度目です。

 って次第で森下から上野に移動しお花見、じゃなくて花見客でごった返す公園内の文化会館へ、演奏するはトップの実力を持つ老舗、弦の音程を余り気にせず聴ける数少ないアマオケ、しかも今日の10番全曲は2年前、震災直後のため中止になった公演の仕切り直しです。

 席は当日指定、主催者が考える「いい席」と自分が好きな席が必ずしも一致しない虞があるので、わざと開演直前に行き無難に(最後に埋まる)5階サイドでいっか、の積りが、開演10分前の受付でチケット束の下の方まで発掘して渡されたのが1階2列(苦手な舞台寄り)、いやいや、束の上の方には5階席ザクザク余ってるから! と先方の好意?がアダとなるパターン、勇を鼓して「そこにある5階席はダメですか?」と言ったらあっさり5階R1列に代えてくれました、ラッキー!

3月20日(水・祝) 東京文化会館
 末廣誠指揮都民交響楽団 ワーグナー ローエングリン第1幕前奏、マーラー Sym10番 <クック版全曲>
 前半ワーグナーは弦の響き美しく、終盤の盛り上がりではブラスやや抑えめ。そしてお目当てマーラー10番、パンフによるとクック版第3稿に指揮の末廣氏が音を加えた版とのこと、特に後半2楽章で加筆部分が多く感じられました。消防士の太鼓は専用に大太鼓をもう1台布を掛けて使用、両端楽章の不協和音の叫びは激しい表現、オケでは短い管を使わず吹ききったTpトップはほぼ神、女性Hrトップも見事、その他のパートも弦管共に充実、特に終楽章、いつも泣きそうになるFlソロ部分ではなくて、その主題を最後に弦で大袈裟に繰り返す部分で不覚にも思わず涙がポロリ、いや花粉症じゃなくて(笑)。(因みに隣の女性も同じ箇所で涙をぬぐってました。)

 これまで聴いた10番全曲は10回程度、その中でも感動度はトップクラスでした。

 まだ明るい内に地元に帰還、7SPOTの西武デパートのソファで昨夜観逃した「ガールズトーク」をテレ朝公式サイトから補完視聴、何とサン=サーンスSym3番第1楽章が使われてました!

体育館で朝活オケのブルックナー5番 - 今泉幸一&モーニングフィルハーモニー管弦楽団

 春分の日は花曇、昨日程は暖かくないにせよ、朝の最低10.9度は5月上旬、午後の最高20.7度は4月下旬の値、午前テニス、午後アマオケ、と典型的休日の予定が、午前中にも注目公演があることを知人から教わり、テニスをキャンセルして午前&午後とアマオケのハシゴ、都心では週末咲き始めた桜が一気に満開へと突進しています。

 まず前半戦は朝活オケによるブルックナー5番、何故か楽団HPにも載っておらず、アマオケサイトに載ったのも結構直前、そのため見落としており、ブルックナー好きの知人に誘われて初めて知った次第。

 しかもマーラーだけを演っていたこの朝活オケ(最近だと7番の再演)がレパートリーを広げるに当たり、昨秋にブルックナーフィル、先日はマーラーフィル、とどんどんスピンオフ中、だから「ブルックナーならブルックナーフィルじゃないの?」と不審に思いつつの参戦。

 場所はアマオケの練習場所として有名な森下文化センター、ここに演奏会用ホールがあるとは知りませんでした。初めて降りる清澄白河駅から桜並木を楽しみつつ初めての会場に到着、入口に張られた案内にはちゃんと「モーニングフィル」と書かれてます、確かにその名の通り久々の朝公演!

 で会場はその4階にある「レクホール」、との名前ですが、ホールと言うより板張りの講堂、と言うか寧ろ体育館、向かって左側面は鏡張りでバレエ練習用のバーも(笑)、そこにオケも(オケより少ない)観客も椅子を並べての演奏&鑑賞です。

3月20日(水・祝) 江東区森下文化センター レクホール
 今泉幸一指揮モーニングフィルハーモニー管弦楽団 ブルックナー Sym5番
上記状況ゆえブラスの本数など全く不明ですが、Tbを筆頭に金管の鳴りは全般によく、狭い会場を満たす大迫力の音響、先日のマーラーフィルと同様、弦はかなり不安定でしたが木管陣は充実のFl、Clトップを筆頭に安定感、Tpトップが最後に体力切れはしましたが、全体では迫力ある分厚いサウンドを満喫しました。

 続いて上野へ移動して聴いたのはマーラー10番全曲、これはまた次の記事で。

2013年3月19日火曜日

カンブルラン&読響の明晰マーラー6番

 雨は夜半には上がり、日中は晴れてポカポカ陽気、朝の最低12.2度、昼は夏日に届かなかったものの24.1度、と5月下旬から6月上旬の値、東京では先週土曜に史上最速(←最早、か)の開花宣言があったらしいですが、ここ茨城でも桜問わず色んな花々が一気に咲き始めている印象、こんなの初めてかも。

 夜は東京に出てコンサート、サントリーホール横、ANAホテル前の街路樹が派手な紫の電飾で輝いていて驚き、前からそうだっけ?

 聴いたのはカンブルラン&読響の6番、このコンビを聴くのは初めて、ややマニアな曲で3日間公演、の割には客席がかなり埋まっていて驚き。

3月19日(火) サントリーホール
 シルヴァン・カンブルラン指揮読響 マーラー Sym6番
チャーミングな音色の次期コンマス、ダニエル・ゲーデ(元VPOコンマスとのこと)が率いる弦は2ndVnとVlaを入れ替えた対向配置、2組のティンパニを左右両端に配し、中央にはハンマー、Tp7本、Hr9本と1アシで多め、初めて見るカンブルランの指揮はカクカクした印象強く、速めテンポ基調にリズムをしっかり刻み、動かしたり粘ったりする部分は極小、各パート明晰に聴こえる音作り、第1楽章冒頭の低弦刻みやアルマの主題もあっさり、一方ピシッとキマることの稀な第1楽章フィニッシュなど鮮やか、曲順は(残念)今風でアンダンテが第2楽章、後半の頂点部は特に速めテンポながら弦が伸びやか。終楽章も速め基調の中、2度のハンマーの後に必ずスローダウンしたのが印象的、オケは全体に完成度高く、木管ソロ、Hrソロは堅実(ただ第2楽章最初のソロは自分の知る音符と違ってました)、ほぼ完璧だったTpを筆頭にブラス全体も鳴りよく、あっさり解釈ながらスケール大きく豪壮な音場を満喫しました。

 "現代曲が得意なカンブルラン"のイメージ通りの演奏でした。

 帰り道に見たホール近くの桜坂の桜も5-6分位の咲きになってました。

 明日はアマオケのハシゴ、ブルックナー5番にマーラー10番と重量級です。

2013年3月17日日曜日

花粉症の卒業式 - 劇団ゲキハロ特別公演 さくらの花束:教室「チルチルサクラ」


 朝は少し零度を下回りつつも、穏やかに晴れた日中は最高17度台と連日のポカポカ陽気、練習予定無く、朝のんびり過ごしてから観劇のため池袋へと出陣、例によって奇特な方からの頂き物です。

 観たのはチケットが回ってくることの多いBS-TBS製作ハロプロ勢出演企画もの、シアターグリーンにある大中小3つの劇場で3つのストーリーを同時公演し、主要キャスト5人(℃-ute)は劇場間を行き来して3つの舞台全てに顔を出す、という趣向、参戦したのは5人中3人がメインとなる大劇場バージョン、テーマは"友情"とのこと。

 午前中から昼にかけての時間帯、しかもチケット代がかなり高い(前売定価7000円!先日の「ルル」より高い!)せいか、客席は前半分しか埋まってない印象、ま、そのお陰か2列目の臨場感あるお席を頂きラッキー!

3月17日(日) 池袋シアターグリーン BIG TREE THEATER
 劇団ゲキハロ特別公演 さくらの花束:教室「チルチルサクラ」
卒業式直後の教室で寛ぐ5人の女子高生、話題の中心は式の前に突然学校を辞めた友人のこと、それを機にお互いの秘めた感情が噴出する一幕の友情劇、℃-ute勢では萩原舞に舞台慣れ感があり、他の2名(鈴木愛理、岡井千聖)は花粉症で(笑)やや大変そう、特に「Piece」でも静かな存在感だった鈴木愛理がリアル鼻声で長ゼリフをこなしていたのが印象的。ただ"制服姿のエロス"的観点(笑)からは黒の見せパン着用がやや興醒め。

 終演後には他の2つの舞台と人が交流しつつのアフタートーク、ハロプロ勢はこっちの方が慣れてる感じ、℃-ute以外の出演者は2名(藤井千帆、菊池友里恵)、後者の天然キャラが目立ってました。

 その後近くの池袋ブックオフに寄ってみたら100円棚が前より充実!つい長居して17冊も購入、その勢いで気が大きくなり、積ん録が溜まる一方のドラマ原作本のうち「夜行観覧車」を半額棚から購入、ぐっと荷物が重くなり、招待券入手出来ず迷っていたシベリウス専門アマオケをパスする決心が付き、明るい内に帰途に就きました。

2013年3月15日金曜日

オマージュとガジェット満載、メタミステリー的幻想大作 - 山田正紀「ミステリ・オペラ」

 朝の最低マイナス0.6度とやや低め、穏やかに晴れた日中は最高13.7度とやや高め、気が付けば構内の桜のうち早咲きのものが咲き始めてます!

 本日は最近読んだ本から、文庫上下巻で1200頁近い大作、旧仮名遣いもあり、しかもこのところ東京への車中は花粉症で朦朧として読書する気力が湧かないこと多く、読了するのに結構時間が掛かりました。

ミステリ・オペラ 山田正紀
 戦時の大陸と昭和末の東京、50年隔たった2つの舞台で起きる色々な事件が、多層的な作中作を絡め奔放な順序で語られます。次々と起ち上がる無数の死者、忽然と消失する列車、空中を浮遊する飛び降り自殺者、などの幻想的な謎に加え、数々の密室、クイーン的なダイイングメッセージ、見立て殺人、などなど過剰なまでに「探偵小説的な」装飾を配し、南京大虐殺、歌劇「魔笛」、量子論のMany-worlds interpretation等々を背景とする壮大絵巻にして、昭和の3大奇書「黒死館殺人事件」「ドグラ・マグラ」「虚無への供物」へのオマージュも怠り無し、謎解きは拍子抜けのものやプレゼン的に勿体無いものが多いんですが、それが途中でどうでもよくなってくるメタ的味わいに幻惑されました。

 自分だけかもしれませんが、建物など舞台に関する描写が余りピンとこず、見取り図や口絵があればもっと謎を楽しめるのに、と感じました。

 (本作でも語られている)大戦による「大量死」と探偵小説との関連を常に論じている笠井潔が巻末解説(文庫版)に配されているのはけだし必然、あと文庫版カバーを2つ合わせると事件の全貌が浮かび上がるのもお洒落です。

2013年3月10日日曜日

煙霧の夏日にショスタコーヴィチ5番 - 久世武志&TBSK管弦楽団

 気になったニュース:ホプキンス 48歳2カ月で世界最高齢王者!自身の記録更新
す、凄い…。

 朝の最低6度台は4月下旬並み、日中は予報通りぐんぐん上がって最高26.6度!7月上旬の値にして勿論今年最初の夏日です!

 と暖かいのは嬉しいんですが、ここ3日間連続20度超の陽気のせいで飛散花粉量も激増したか、花粉症の症状が人生最悪(ま、とは言ってもここ数年のことですが)、昨夜は家に帰るのもシンドかった程で、堪らず今朝は練習をキャンセル、風邪でも滅多にキャンセルしないのに…(数年に1度の寝込む程の風邪以外は「テニスして治す」主義)。

 ただ朝起きてみると頭痛など昨日より明らかに症状好転、練習後に参戦予定だったアマオケ公演に出向くべく、お昼頃いそいそと東京へ、昨日に懲りて防寒着は薄手、今年初めてテニス用ウォームアップで。

 新宿駅から文化センターに向かった1時半、外に出た時は穏やかな晴天、と感じてたんですが、ホールに着く頃には凄い突風が吹き、辺り一面土埃の様なものに覆われて薄暗くなり不穏な雲行き(雲は無いけど)、あとで知ったんですがこの時間帯から数時間、「煙霧」と呼ばれる、砂塵等で霧が掛かった様になるやや珍しい気候であったとのこと。

 聴いたのは、挟み込みチラシで知った"TBSK管弦楽団"なる謎な名称のオケによる第1回演奏会、メインがショスタコ5番で入場無料、となれば即参戦、って流れです。

 パンフを見ると"TBSK"とは「テバサキ」の意(笑)、学生オケ仲間で一発オケを企画、どんどん有志が集まり「ならば常設オケ」となってこれが第1回公演との由、今回のテーマは「ロシア」とのこと。

 一発オケは基本的にいいメンバーが揃いがち、また異なる大学間では上手な人同士が知り合いだったりすることが多いので、オケのレベル的にも期待です。

3月10日(日) 新宿文化センター
 久世武志指揮TBSK管弦楽団 チャイコフスキー イタリア奇想曲、ストラヴィンスキー 火の鳥、ショスタコーヴィチ Sym5番
 オケは見た感じ殆どが大学生、期待通りどのパートもなかなか、最初のチャイコはTpとTbの朗々とした鳴りと、女性奏者による鮮烈な(合わせ)シンバルが印象的、ラストのアッチェレも見事にキマってました。続くストラヴィンスキーは1919年組曲版、人が入れ替わったせいか、ブラスの迫力がやや物足りない印象、後半のショスタコも全体的にブラスやや抑えめのサウンド、特にTpが物足りなかったんですが、終楽章コーダのハイトーンはバッチリ、ラストはパーカッション勢の激しい打ち込みでフィニッシュ、アンコールは無し。

 第1楽章再現部、難所のHrソロでは、4+1体制を利して事前休憩し過ぎて逆に調子が狂ったか、美音のトップは肝心のところで抜けちゃったのがドンマイでした。

2013年3月9日土曜日

花粉症グロッギーの日に出色マーラー1番 - 小林幸人&上野の森交響楽団

 この日は花粉症の症状が人生最悪だったにも拘らずアマオケのハシゴを敢行、前半戦にかつしかシンフォニーヒルズでシベ2を聴いた後、後半戦は文京シビックで昔1度聴いたことのあるオケによるマーラーです。

 前回このオケを聴いた時は5番で強い印象は残っていないのですが、今回は1番、しかも招待申込をし忘れ、知人にたかっての参戦です(苦笑)。

3月9日(土) 文京シビックホール
 小林幸人指揮上野の森交響楽団 フォーレ ペレアスとメリザンド、マーラー Sym1番
最初のフォーレはよく溶け合ったサウンド、弦管共に安定していた印象でした、が済みません、後半は花粉症により意識朦朧状態でした。お目当てマーラーでは第2楽章後に再度音合わせ、オケはここでも好調、身振り大きな小林氏の棒の下、木管はどのパートも安定しており、弦ではVnに伸び、そして何より6本のTpと4本のTbがいいサウンド、終楽章クライマックスでの両者の重厚な響きは過去アマオケによる同曲でも有数のもの、ミュート早業着脱部分はアシと完全分業作戦、8名のHrが起立したクライマックスではTb(1stアシ兼)、Tp(6番?)は座ったまま補助パートを担当、アンコールは無し。

 パンフを見ると70回記念の節目でマーラーを採り上げ、前回の5番も50回記念の節目で10年前だったとのこと、好きなマーラーですら途中何度か意識が飛ぶ程の体調不良だったため確言は出来ませんが、5番の時よりずっと好印象で、かつここ数年聴いたアマオケによるマーラー1番の中でも出色の演奏と感じました。

 因みに明日もアマオケ、ショスタコーヴィチです!

若々しくもスローなシベリウス2番 - 芝池龍蔵&駿台学園OB管弦楽団

 いやー、昨夜のWBC台湾vs.日本は興奮しました。ウチの能見がご迷惑お掛けしました。ワインドアップとセットポジションで球のキレが違うみたい。でも鳥谷がやっと少しは貢献してくれてよかったっす。

 20度を突破し急に春が来た昨日から花粉症の症状が激化、昨夜から軽い風邪レベルから重篤な風邪レベルへ移行した感じ、頭痛・発熱・鼻づまり、安静に寝て治す要のある風邪をひくのは2-3年に1度位、なのでそんな症状に免疫無くかなりシンドいです。

 朝の最低6.8度は4月中旬、日中の最高23.7度は昨日をも上回り5月下旬並み、練習予定無く夜のアマオケマーラーのみ、どうせ東京に出るなら他の用事も、と午後もアマオケを聴くことに。

 ただ「土曜は4-5度下がり、日曜にまた上がる」との予報を信じてベンチコートを羽織って出た愚かな自分、初夏レベルの陽気溢れる街で思いっ切り浮いてました(涙)。

 ただ外に出ても(と言うか外に出るから、か)花粉症の症状は治まらず、フラフラになりながらのコンサート2連戦、まず前半戦はかつしかシンフォニーヒルズでのシベ2、初めて聴くオケで駿台学園高校の吹奏楽部OBを中心にしつつ、現役生や近くの高校?の弦楽部も協力しての公演だったみたいです。

3月9日(土) かつしかシンフォニーヒルズ
 芝池龍蔵指揮駿台学園OB管弦楽団 ヴェルディ 運命の力、ビゼー カルメン、シベリウス Sym2番
最初はヴェルディ、制服姿の奏者もチラホラ、そしてTbが4本、Tbは5本もいます!(実はその後の2曲もTp、Tbの本数は同じ、つまりローテせず極力みんな乗るポリシーか) 冒頭のファンファーレが長くて朗々としてました。続くビゼーは済みません、花粉症のせいでほぼ意識失ってました。休憩挟んでシベリウス、芝池氏はかなりのゆったりテンポ、50分近く掛かった印象、Tp陣はそのテンポに堪えて最後は頑張って高音を絞り出していました。アンコールでは指揮者が派手めの衣装に着替えて登場、更に制服姿の奏者なども加わり、盛大に終わるワルツっぽい曲で締めてくれました。

 その後意識朦朧としつつも文京シビックへと移動して聴いたのはマーラー1番、これは次の記事で。

2013年3月4日月曜日

2013 Masaオープン ひまわり 4

 朝から曇り、早起きして東京に出て試合、最低は2度強とプラス気温ながら寒々した感じ、と言うか 途中乗換駅の金町を出たところで、何とまあ、小雪がチラついてます!

 寒い中、手に息を吹きかけながら朝イチラウンドの本選1回戦、自分と同じ位のレベルかも、と思っていたトーナメント仲間に1-6,1-6と勘違いを思い知らされて終了、本日のお小遣いは2100円。試合会場でも白い梅(か桃)が咲いてました。

 今日貰ったアドバイス:
・バックのパス、打てなくてもいいから序盤にクロスに強打し打てるふりをすること。
・ネットに出た時は、相手のパスコースのデータを取り予測を高めること。

 本日はチョン&フランス国立放送フィルの先行発売日、発売開始は10時、9時開始の試合が終わり、シャワー後ダッシュでネットに繋がるマックを見つけて入ったのが11時、その時点で最安席5000円はSOLD OUT(涙)、残念無念。

2013年3月3日日曜日

タコオケの猛烈4番 - 長田雅人&オーケストラ・ダスビダーニャ

 朝はマイナス1度と少し冷え込み、まずまず晴れた日中は9度台と低め、早起きして東京に出て午前練習、午後アマオケと典型的休日、コート近くの梅林改め"市民緑地"公園では紅白の梅がほころんでいました。

 ちょっと多めのボール出し練で息が切れ、練習不足を痛感した後、錦糸町に移動して聴いたのは、毎年恒例ショスタコ専門オケ、ダスビ(昨年は7番)、しかも今年は4番だけにワクワクドキドキです。

 昨年はインバル&都響シナイスキー&東響と2度も4番を聴くことが出来(、どっちもなかなか凄い演奏と感じましたが、いまだこの曲の実演が10指に満たないせいか、演奏が凄いのか曲が凄いのか判然としません。その意味、ダスビの4番を聴けば、自分の中の基準値がはっきりするかも。

3月3日(日) すみだトリフォニー
 長田雅人指揮オーケストラ・ダスビダーニャ ショスタコーヴィチ 5つの「バレエ組曲」より抜粋、Sym4番
 前半は5つ編まれているらしいバレエ組曲から、後半のSym4番と平仄を合わせて主に「プラウダ」批判以前の「明るい小川」「ボルト」から採った7曲20分を例によって重厚なサウンドで、特に「ボルト」からのTbのグリッサンドが豪快。そして後半の4番、Tpはずらっと6本(楽譜通り?)、そしてHrは何と11本!勿論木管も大勢です。最初から期待通りの激烈サウンドで、4本のTbを筆頭に激しいブラスの吹きっぷりは勿論のこと、要所でのパーカッションの打ち込み激しく、第1楽章では2度程、このオケの8番以来久々に恐怖感を覚えるfffを満喫、あとソロHrの美しく色っぽい吹きっぷりも印象的、最後の音が消えた後は20秒程の静寂。曲の凄さゆえか、はたまた編成の大きさゆえか、アンコールは無し、ちょっとだけがっかり。

 難曲だけに高速フーガなどの凄みはプロには及びませんが、この破壊的サウンドだけは他の追随を許しません。

<追記>
 書き忘れてましたが、自分のまん前の席が金子建志先生でした!

2013年3月2日土曜日

春の嵐の翌日に穏健ショスタコーヴィチ5番 - 佐々木新平&エルムの鐘交響楽団

 いやぁ、井端、シビレる仕事してくれはりますねぇ。ウチの鳥谷はなーんも役に立っとらんのに、あ、でも能見はええ仕事したわ。

 今日のボケ老人:
朝停めた自転車の位置を忘れ、夜自転車置き場で1分間程ウロウロ、それでも「盗まれた」とは思わなかった自分を褒めたい、かも。

 前日の熱気と熱風が残り朝の最低6度とかなり高め、よく晴れた日中も11度と昨日より低いながらも平年並み、練習予定無く、朝ゆっくりしてから午後アマオケへと東京へ。

 聴いたのは過去2度ほどシベリウスを聴いたことのある(7番5番)オケ、本日のメイン、ショスタコはどうでしょうか。

3月2日(土) なかのZERO
 佐々木新平指揮エルムの鐘交響楽団 禿山の一夜、アパラチアの春、ショスタコーヴィチ Sym5番
最初のムソルグスキー「禿山」はR=コルサコフ編通常版、Tbがまずまずの響き、続くコープランドは「ロデオ」と一部混同している位で実演は初めてかも、2管と思ったより編成小さくてビックリ(原曲は室内楽編成!とのこと)、木管陣が安定のソロ、そして曲が静かに終わってまたビックリ。後半お目当てショスタコーヴィチ、オケの特性か佐々木氏の音作りか、ブラスはやや非力な弦とバランスを取った吹きっぷり、全体で大人しめでまとまり系のサウンド、第1楽章後半のHrソロ、終楽章コーダのTpハイトーンはどちらも頑張って絞り出してました。アンコールはお洒落にショスタコ編「タヒチ・トロット」、ある意味定番か。

 因みに明日もショスタコ、しかも4番、しかもしかも100%爆演保証付きです!

2013年3月1日金曜日

ルーマニアのルル - ラドゥ・スタンカ劇場 ルル

 今日気になったニュース:セブン-イレブンが四国上陸
えっ!四国にも無かったの? 石川みたいだ…。

 曇り、朝の最低4度と高く、風も強め、ただ春一番、と断言出来るほど暖かくはないかも、と思ってましたが、春一番認定された模様、確かに午後は16度まで上昇してました。

 昼休み壁打ちした後、無線の入る公園ベンチでネットに繋いでいたら急にムズムズ、クシャミが止まらなくなり、数えてみると13連発! たまらずティッシュを鼻に詰めたらそのうち治まりました。

 ジワジワと花粉症の症状は出てはいましたが、この日突発的に悪化、どうやらヨーグルト毎朝150gは効果無かったみたい。夜も微熱&軽い頭痛で風邪ひきさん状態で唸ってました。

 夜は観劇、しかも珍しくも自腹、と言うのも演出家のシルヴィウ・プルカレーテは「ファウスト」など、海外の掲示板サイトへの投稿映像を見る限り過激な演出、1度この目で見てみたい、と常々思っていたから、ただまさか日本で観られるとは思ってませんでしたけれど。

 また、エロ目的(失礼)ゆえ席位置も重要、通常の舞台からU字型に突き出したセットで、そのU字部分を取り巻いて階段上に客席が、両方に目を配れる様、U字部分の付け根辺りの最前列を確保しての臨戦です。

 会場の芸劇へ向かう途中も花粉症の発作激しく、結局山手線の車中、および劇場内では死体、いや仏さんよろしく両方の鼻にティッシュを詰めた状態でした(涙)。

3月1日(金) 芸術劇場 プレイハウス内特設ステージ
 ラドゥ・スタンカ劇場 ルル
休憩を挟んで前半1時間30分、後半1時間の計2時間半、次々と男を変えてゆく魔性の女ルルの一生が濃密に描かれます。字幕は無くイヤホンによる同時通訳(?)、最後の切り裂きジャックまで含めベルクの歌劇「ルル」と同じ内容で驚きました(が、原作があるらしいので当たり前か)。演出は主役以外の余剰の部分での過激度が薄くガッカリ、いやビックリ。ルルは役の性格上露出は多めですが、席位置のプレースメントが大失敗、主要場面はほぼ全てU字部分で演じられ、付け根の舞台は主にバックグラウンド的シーン、つまりU字型の張り出し正面および先端サイドが正しい鑑賞位置らしく、下穿きも脱いで脚を広げる、的な演出は何度かありましたが、主にそっち向き、よって自分の席からはお胸は拝めても、下の方は判然とせず、でした(苦笑)。ただ日本向けにパンティーの下にもう1枚肌色パンティー、と希薄化処理があったかも。ともあれ、時に手で触れられる位置で演じられる肉感溢れる舞台は迫力満点、しかも真に迫る劇伴音楽はVnを中心とした生演奏でした!

 席位置を誤ったのみならず、自分の舞台側隣席にあろうことか撮影クルーとTVカメラが!よって付け根部分舞台を見ようとするとTVカメラに遮られ、U字部分の先端を見る時は後姿、とフラストレーションが溜まる状況でした(笑)。

 夜は雨、の予報でしたが、開演前までは崩れず、終演後地元に着いた頃には上がっている、と素敵なパターンの降り。

 この土日は両日ともアマオケでショスタコです!