2014年1月31日金曜日

バッティストーニ&東フィルの丁寧かつ熱血マーラー1番

 いやぁ、SMAP、じゃなくてSTAP細胞ってスゴイ発見ですねー。お酢やクエン酸ドリンク、レモン系飲料などの弱酸性便乗エセ科学商売炸裂しそう。

 出足よく朝10時には12度、部屋の温度も14度と高値更新中、生暖かい風強く、春一番? いや、立春はまだだから違うか、と思っていると、朝は南向きだった風向きがお昼前から徐々に北向きに変わり、気温も12時の13.5度をピークに低下傾向へ、残念。

 すっかり後手に回りつつスタートした乳酸菌ドーピング、昨日倍量を摂取したの効果が出たか、花粉症の症状はかなり緩和、涙もくしゃみも止まり、軽い偏頭痛は残れど、眼の軽い痒みと、風邪の症状と区別の付かない鼻水のみ。

 ただ「乳酸菌飲んでるから今年は無事」と昨日まで言っていた同僚が今日は「症状出た」と言ってます、自分を含め、プラシーボ効果か?

 夕方は今週3度目の職場早退け&東京へコンサート、一昨日は手持ちのポケットティッシュ3個を使い切り危機的状況に陥ったので、花粉症緩和したとは言え、ティッシュしっかり補充しての参戦。

 聴いたのは東フィルによるマーラー、元は美人指揮者?アロンドラ・デ・ラ・パーラが振る予定だったのがご懐妊により降板、代わりを務めるは昨年同オケで颯爽たるローマ3部作を聴かせてくれたイタリアの俊英バッティストーニ、確かにヤフオク入手のチケットにはデ・ラ・パーラと書かれてます(笑)。

 しかし、マニアックなチャベス"インディオ交響曲"とか、まだレパートリーになって無さそうなマーラーとかあるのに、曲目変更無し、ってのはエライ!

1月31日(金) サントリーホール
 アンドレア・バッティストーニ指揮東フィル バーンスタイン ウェスト・サイド・ストーリーよりシンフォニック・ダンス、マーラー Sym1番
 前半はバーンスタイン、バッティストーニは跳んだり跳ねたり(←同じ漢字になっちゃう、でも「飛んだり」は違う気もする)ノリノリでしたが、オケのノリはいま一つの感、ブラスの吹きっぷりもぼちぼち、冒頭の指鳴らしを指揮者含め全員でやったのが印象的。そして後半マーラー、Tp4,Tb3と規定数に加え、Hr8本の後方に専業の補助Tp,Tbが1本ずつ、バッティストーニは頻繁にジャンプする熱いスタイルながら、キューや拍はかなり細かく丁寧な振り方、標準(かやや速め)テンポ基調に、しゃくる部分やポルタメントを強調したり、時に個性的な表情もあったりはしつつも、全体では予想よりアク少なめでマーラーっぽさは薄め、第1楽章リピートは省略(大賛成!)、第3楽章冒頭は弦バスソロ(賛成!)、終楽章Hrと補助Tp,Tbは楽譜通り(かやや早め)に起立、(一昨日同じRAでレニングラードフィルを聴いてるせいか)弦に伸びと厚みが不足している気はしましたが、比較的テンポの揺れやタメが増えた終楽章、Tp筆頭にブラスもしっかり吹いてラストはなかなかの燃焼度でした。

 個人的注目終楽章ミュート着脱ファンファーレは(ミュート最後の1音はやや怪しめでしたが)きっちり単独でこなしてました。

 本日の花粉症軽減度
夕方東京にコンサートに出掛けて深夜戻るまでのティッシュ使用量:
 一昨日 … ポケットティッシュ 2個半
 本日 … ティッシュ 1枚!

2014年1月29日水曜日

テミルカーノフのチャイコフスキー4番、3度目

 風邪は快方モードに転じ喉の痛みは減少、代わりに鼻水、ってモードだったんですが、深夜から朝方にかけてその想定以上の大量の鼻水、しかも涙止まらず、こりゃ花粉症か? 症状出るのが例年より早い、と驚きつつ、本日から乳酸菌ドーピング開始。

 昨日の暖気が残って朝の最低マイナス0.5度と高く、部屋の温度今年最高13度を記録、よく晴れた日中は「昨日よりより5度近く下がる」との予報とは裏腹にどんどん上昇、昨日と遜色無い14度弱まで到達、昼休みの壁打ちをたったの5球で場外に(性格には場内に)打ち込んで終了(涙)、日向ぼっこをしていたらくしゃみ連発、目しょぼしょぼ、こりゃ疑いなく花粉症です。

 でも花粉症歴のより長い同僚は乳酸菌ドーピングをとっくに始めていて、「今年はまだ症状が出ない」とうそぶいてます、俺が教えてやった作戦なのに…。

 昼休み、12時発売開始のインバル&都響のマーラー10番をe+の先行でGET、でも最安3000円は高いなあ…。

 涙と鼻水とくしゃみ、そして風邪による咳も加わって、ボロボロになりながら夜は東京に出てテミルカーノフ祭の第4日にして最終日、メインはチャイコ4番、この曲はこのコンビで既に2度(10年程前に相模大野、5年前にサントリー)聴いてるし、守備範囲ぎりぎりだし、と演目的には連れの都合による参戦、ただアンコールに期待してます、過去2日外されてるけど…。

 前座が現代作品のせいか、過去3公演では満席に近かったのが、今日は空席が目立ってます。

1月29日(水) サントリーホール
 ユーリ・テミルカーノフ指揮サンクトペテルブルク・フィル カンチェーリ アル・ニエンテ、チャイコフスキー Sym4番
 最初のカンチェーリはテミルカーノフに捧げられた曲とのこと、勿論日本初演でしょう、3-4管の大編成による30分超、現代作品にしては不協和音は少なくややロマンっぽい響き、静と動の対比が激しく、パウゼを多用、激しい部分では巨大な音の塊がホールを満たしました。
 後半のチャイコフスキー、RAだったためブラス群は1人も視界に入らず(涙)、運命の動機のTpのベタ吹きと第2楽章のゆったりねっとり歌心の表現が印象的で終楽章の激しさがそこそこだったのは前回と同じでしたが、運命の動機でテンポを落とす度合が前より激しくなった気も、ブラスは全体やや抑えめで、特にTbの吹きが甘かった感じ。
 期待のアンコール、1曲目は前回と同じエルガー「愛の挨拶」を表情たっぷりに、続いて期待の「くるみ割り」パ・ド・ドゥ、ではなくて何とプルチネッラ!からTbと弦バスソロが活躍する有名な曲、芸風が変わったのか、もう1曲あるのか、と思っているうちに終演、結局ニムロッドやタイボルトの死など、爆裂アンコールは聴けずじまいでした。

 風邪と花粉症の合わせ技のバッドコンディションゆえ、両鼻にはティッシュを詰めてVC3000のど飴を舐めつつ臨みましたが、それでも途中、鼻水が溢れたり咳やくしゃみの発作が出たりでシンドかったです。

 金曜もサントリー、バッティストーニ&東フィルのマーラーです、余りチケット無料提供してますので、ご興味ある方は本館トップページをご参照下さい!

2014年1月28日火曜日

テミルカーノフの濃厚だけどカット有りラフマニノフ2番

 先週末のボケ老人:
先日導入したFMチューナーは留守録で3つの異なる局を受信出来るプログラム機能付き、土曜にその機能を初めて使う必要が生じ、家を出る前に2度もシミュレーションして動作を確認、したのに肝心の本番で要のプログラムボタンを押さずに外出、ティーレマン&VPOのブルックナー5番(ザルツブルグ公演)を逃す(涙)。

 朝はマイナス4度台とそこそこの冷え込み、晴れた日中は昼休みの時点では10度に届かず「予報とちゃうやん!」と同僚との週イチテニスをやってましたが、その後一気に上昇、3時前には最高14.2度に達し初春の陽気。

 夕方は東京に出てテミルカーノフ祭の第3日、本日のメインはラフマニノフ2番、このコンビ2年前の来日時、文京シビック前で立ちんぼしたのに聴けなかった因縁の演目、2年越しのリベンジです。

1月28日(火) サントリーホール
 ユーリ・テミルカーノフ指揮サンクトペテルブルク・フィル チャイコフスキー PC1番、ラフマニノフ Sym2番
 前半チャイコフスキーは第2楽章のFl、Ob両ソロに存在感、ソリストは渋い感じのエリソ・ヴィルサラーゼ女史、アンコールには軽妙な曲、ショパンとのこと。後半お目当てラフマニノフ、Hr4、TpとTbは各3、テミルカーノフはマーラーの時とは打って変わって最初からテンポを揺らして濃いめの味付け、第1楽章や第3楽章、そして終楽章第2主題などかなりの粘りっぷり、その表現がかなりハマった第3楽章、冒頭Clソロの表情まで指示し、奏者もそれにきっちり応えていたのが印象的、そして後半その旋律が弦で回帰する箇所でのHrとの掛け合いの美しさは過去屈指のもの、しかし!その白眉だった(かもしれない)第3楽章、中間部の頂点前と再現部の泣かせ所と、(少なくとも)2箇所はカットされていたのがやや興醒め、指揮者判断なのか、伝統的に使っている楽譜が単にそうなのか…。オケは全体的にブラスはやや抑えめながらトータルでは密度高い響き、ただサントリーPブロック中央だと期待程弦の厚みは感じず、それでも終楽章ラストはブラスも8分程度吹いてまずまず壮麗なクライマックス、アンコールはシューベルト"楽興の時"第3番?を殆ど指揮せず、手をゆったり開いたり、視線を送ったりするだけで演奏、続いて、え、これで終わり?

 明日の最終日、アンコールが期待通り爆裂するかかなーり不安になってきました…。

2014年1月26日日曜日

テミルカーノフの展覧会再び

 朝の最低マイナス0.1度と高く、晴れのち曇りだった日中も予報通り上がって最高14度弱、と3月の陽気で室温も久々に12度近くまで上昇、してますが昨日から喉がいがらっぽく風邪の症状、ひく心当たりは無いんですが…。

 今日も練習予定無く、朝ゆっくりしてから上京、と言うか横浜へ、テミルカーノフ祭の第2日、展覧会の絵です。

 10年程前、相模大野グリーンホールで聴いたこのコンビの展覧会は、ド迫力度で言えば同曲実演史上、ショルティ&シカゴ響('90サントリー ←これはあらゆる実演を通じて2,3番目にデカイ音でした、因みに1番はオーマンディ&フィラデルフィア)に次ぎ、シモノフ&モスクワフィル(2006/11/3オペラシティ)と並んで2、3番目(カタコンブに関してはNo1!)だったので、本日も超期待です。

 またその時の演奏でブラス以上に印象的だったのは、冒頭プロムナードでの弦のド迫力、悠然たるプロムナードで弦の迫力を論じること自体、想定外の驚きでした。

1月26日(日) みなとみらいホール
 ユーリ・テミルカーノフ指揮サンクトペテルブルク・フィル チャイコフスキー VnC、ムソルグスキー 展覧会の絵
 前半チャイコフスキーのソリストはこのコンビとの共演で何度も聴いている庄司紗矢香、この曲も1-2度聴いてます。が3階LCのせいなのかいつもより更にデカイ音に感じました。万雷の拍手に応えアンコールはしみじみ系の曲想にピッツィカートを細かくまぶしたパガニーニの曲を。
 後半お目当てムソルグスキー、前もそうでしたが通常続けて演奏するこの曲をテミルカーノフは曲間に少し間を取ります。Tp,Tb,Hrは全て4本、マーラーでトップを吹いていた巨漢は登場せずTpソロは別の人、でもさすがの上手さ、シュミイレではピッコロ使用、ビドロのソロはTb奏者がユーホ使用、プロムナードでの弦やカタコンブでのブラスには前回感じた圧倒的な分厚さは感じませんでしたが、ババ・ヤーガでの弦はさすがの迫力、そして速めテンポでグイグイ進むキエフの大門は期待通りの豪快ブラスを満喫、アンコールはまずアルベニス"タンゴ"を茶目っ気たっぷりに(このコンビでは初めての曲)、そして団員は次の楽譜を準備、していたのにここで終了、残念。

 テミルカーノフ大好きの後輩(今回も首都圏公演のみならず大阪・福岡など全公演行くらしい)ですら、今日のアンコールは初めてのパターンだったとのこと、ま、怒涛のアンコールはサントリー公演2日目までガマンかも。

 風邪はしっかりひいているらしく、軽い頭痛および咳、コンサート中は何度か咳の発作が出てそれと格闘して結構タイヘンでした。

 ホールを出るとひと雨あった気配、ただ東海道線に乗り川崎過ぎた頃にはまた青空、でもアキバから茨城へと向かうTXは強風による遅延、家に着いた後も雨こそ降りませんでしたが外は風の音ビュービューでした。

2014年1月25日土曜日

魔女見習いのジレンマ - サクシードプロジェクト 「FLY TO THE DREAM ~夢の欠片の向こう側~」

 ミューザでアマオケの見事なマーラー5番を楽しんだ後、初めて京急川崎駅から京急に乗り、品川の2つ前、初めての駅(新馬場)で降り、初めてのホールへ、例によって奇特な方から回ってきた無料券による観劇です。

 いつも通り、2度と来ないかもしれない街に来た時は事前に付近のラーメン屋をリサーチ、開演前にまず(濃厚豚骨魚介ならぬ)濃厚鶏魚介のお店へ、スープは美味でしたが麺との相性は改善の余地ありだったかも。

1月25日(土) 六行会ホール
 サクシードプロジェクト Show Case vol.1 「FLY TO THE DREAM ~夢の欠片の向こう側~」
魔女になる最終試験として人間界に降りたった主人公、その間に魔法を使っていい回数は3度だけ、一目惚れした彼の気を惹くなど3度の魔法を使い切った後に訪れる仲間の悲劇、それを回避するべく魔法を使えば4度目となり、落第のみならず自分の存在は抹殺、というジレンマに立たされた彼女の選択は、というお話のミュージカル、休憩無しの100分程、メインのストーリーの合間に有名なスタンダードナンバーの歌と踊りが挟まれる構成、主役の渡辺瞳の大粒の涙と、舞台経験の浅そうな女性陣を支える、歌も踊りも達者だった男優陣(特に赤フンドシ!)が印象に残りました。

神Tpソロとシカゴ響的爽快ブラスのマーラー5番 - 冨平恭平&オーケストラ ハモン

 ほぼ終日の曇り、最低マイナス3度台、最高9度台とほぼ平年、この週末は学生が試験期間中で相手をしてくれないこともあって練習予定無く、朝ゆっくりしてからコンサートへ。

 川崎に出て聴いたのはいつも感動を与えてくれるアマオケによるマーラー、以前聴いたこのコンビの3番は、同曲実演史上最高レベルの感動度だったので、今回の5番も期待大です。

1月25日(土) ミューザ川崎
 冨平恭平指揮オーケストラ ハモン ワーグナー パルジファル、第1幕前奏と聖金曜日の音楽、マーラー Sym5番
 オケは対向配置、左手奥の弦バスは昨夜のサンクトペテルブルクフィルよりずっと多い本数(11本?)、Hrは右手、TbとTb、ClとFgが左右逆なのはこれまでと同じ、前半はパルジファル、それらしい雰囲気が出ていたのは弦や木管の安定度の証左か、あと聖金曜日前半のTp,Tbの分厚い響きが見事。
 後半マーラーではHrが6本に増加、Tpソロは朗々とふくよかな強奏に加えて弱音のハイトーンも柔らかにこなすなどほぼ神、Hrソロも見事でTbトップもいい音色、冨平氏の指揮は第3楽章に何度もぎょっとする遅さになったのが印象的で、コーダ最初のバスドラなぞ間違えたかと思った程、一方第4楽章はあっさり、でもラスト1音やけに長め、そして終楽章、Tpは4本ともソリッドな響きで、ffのフレーズでは常にアタックからバッチリ最強音、とシカゴ響を思わせる吹きっぷり、終盤はTbと併せで感動モノの響きでした。アンコールは無し。

 この後、品川へ移動して観劇、それについてはまた次の記事で。

 明日はテミルカーノフ祭第2日、展覧会です!

2014年1月24日金曜日

テミルカーノフのマーラー2番

 晴れ時々曇り、朝の最低マイナス2.5度とやや高めながら日中は「3月の陽気」との予報ほど上がらず、午後4時過ぎにやっと11度に届いたとは言え、昼休みの時点では昨日より低め、それでも壁打ち&日向ぼっこから戻ると目に痒みが、もう花粉か?

 本日からテミルカーノフ祭、首都圏4連戦です。このコンビ、初戦のシビック公演こそやや高めですが、基本最安席5000円と、円レートやデフレとは無関係に上昇する一方の来日オケチケット代傾向とは無縁、サントリー公演で比較すると、サンクトPtフィルの最安は10年前の4000円から5000円と納得出来る範囲内、一方シャイー&ゲヴァントハウスなんて、ここ5年で最安4000円からこの春の10000円!と何と2.5倍のインフレ!

 ならば価格を抑えてくれる招聘元の公演はなるべく支持したいところ、って訳で多めの出陣、とは言え、元はこのコンビで聴いていないマーラーとラフマニノフの2公演、と思ってたんですが、後者の最安席がなかなか手に入らず、代償行為で他日も手に入れていたら、結局全4公演の参戦となった次第。

 で本日は初日、ばりばりのロシアンオケがマーラーを、しかも2番を演奏するとあっては、4公演中最大の、と言うか個人的には上半期最大の注目公演です。

1月24日(金) 文京シビックホール
 ユーリ・テミルカーノフ指揮サンクトペテルブルク・フィル マーラー Sym2番
 左に弦バス、右にブラスが相対するいつもの対向配置、ブラスはHr6、Tp6、Tb4、テミルカーノフは遅めのテンポで悠然たる歩み、とんがった表現はほぼ無し、ただテンポ揺らし気味だった第2楽章、冒頭の1音の後に妙に間があったのが印象的、第2楽章後は時間を取らず、第3楽章後に合唱が入場してオケの背後へ、そして第3楽章終盤にアルトが、第4楽章終盤にソプラノがこっそり入場して指揮者の左脇へ行くスタイル、第4楽章前半のTp弱音コラールをミュートでやったのが不思議、バンダは舞台裏右方にHr、左方にTpとパーカッション、現地調達トラ(読響メンバーとのこと)で合流無し、合唱は前半は座って歌い"O Glaube"の少し前に三々五々立つ、と変わった立ち方、オケは野太い響きの存在感凄く、全体に揃いが悪いのが気にならない感じ、特に低弦を軸とした弦セクションと木管の音量が豊か、一方やや抑えめだったブラス、巨漢のTpトップの無造作な吹きっぷりがロシアっぽく、クライマックスではTp中心に豪快に吹いて、男女約40人ずつの割にはかなり迫力だった二期会合唱団と相俟って壮麗、ただ電子オルガン存在感無し、アンコールも無し。

 因みに明日もマーラー、しかも毎年凄い演奏をしてくれるアマオケによる5番なので期待大です!

2014年1月22日水曜日

アバドの思い出、その2

 昨夜は小雨、夜半に雪に変わったのか、朝起きると軽い雪景色、宿舎北側のロータリーや公園の芝生は真っ白です。その雨雲のせいか朝の最低マイナス2度弱とやや高め、ここ数日10度を割っていた室温が11度まで上昇、帰省太り1kg分のうち500g減。

 晴れてきた日中は最高7度台と低め、昼休みは同僚との週イチテニス、と思いきやコートの南側、フェンスの影になる箇所が雪と氷でカッチカチ、断念せざるを得ず。

 本日も昨日に続いてアバド追悼記事、彼のマーラーに関する80年代以降の思い出を実演中心に。

 実演に行くお金が無かった大学時代(そのせいでバーンスタイン&イスラエルフィルの9番やムラヴィンスキー&レニングラードフィルなどいっぱい逃して痛恨)、実演と録音では全く違う演奏をする(人もいる)んだ、ってことを教えてくれたのもアバドでした。

 彼のマーラーの実体験は3度、最初は'83年に東京文化会館で聴いたロンドン響との5番、奮発してA席(それでも当時8000円位か)を購入、1階の脇の方に友人と座っていると、主催者と思われる人に「ホールの設計者がここで聴きたいとのことなので、席を替わってくれないか」と言われ、移動した先は1階中央通路の後ろ1列目ど真ん中の貴賓席!

 歌うところは徹底して歌う演奏で、神(D.ウィック)始め名人揃いのLSOブラス陣の爆発度も高く、人生で聴いたマーラー演奏のトップの一つ、その後同じホールで聴いたショルティ&(ハーセスもクレヴェンジャーもいた)シカゴ響の弩級の5番('86年)より感動度は上です。

 そして演奏の燃焼度の高さはもとより、驚いたのはその少し前に録音されたCSOとのLPとの余りの違い、同盤は終楽章ラストのブラスの純度と輝かしさこそ他の追随を許しませんが、全体的にはやや端整過ぎ劇的表現は少なめ、同コンビの2番や6番ほどのダイナミズムと歌心の融合が感じられませんでした、それがLSOとの実演ではベッタベタ、特に終楽章で第4楽章の主題を回想するシーンなどフーガの流れを止めてひたすら歌ってました。

 この時の演奏はFM東京で放送され、そのエアチェックテープは今でも自分の持つ5番の最良の録音にして家宝です。

 ところでその放送時、同じ時間帯にNHK-FMが同時期に来日したマゼール&VPOのやはり5番を放送したもんだから、当時3畳ひと間の寮生活、オーディオ機器など持ち合わせておらず、リッチな友達2人の部屋を行き来しながらの間借り録音だったことを思い出します。

 ただ当時では珍しい来日オケ5番対決、巷の評判はマゼール&VPOの方が高かった気はします。

 ともあれ「レコードと実演は違う」と何度も言われつつも耳を素通りしていた言葉の意味を知り、レコードでは嫌いだったカラヤンを実際に聴く気になったきっかけでもありました。ま、実演を聴いてもカラヤンを好きにはなれませんでしたけれど(笑)。

 2度目は京都にいた頃にシンフォニーホールで聴いたBPOとの9番('94年)、最安9000円席が取れず、ホール前で立ちんぼ、何故か立見席(←ホントにチケットにそう印刷されていた!)ってのを9000円GETしての参戦。

 ベルリンフィルが一所懸命演奏していて「アバドのこと好きなんだろうなあ」と思ったのと、もう若い頃のケレン味は減って自然体に近付きつつあるアバドでしたが、それでも最後は丸々1分の黙祷をする演出を(FMで聴いて予想した通り)やったのが印象的。

 3度目は比較的最近でルツェルン祝祭管との6番(2006/10/13)、最安でも16000円、と言う馬鹿げた価格設定が始まったのもこの頃か、予算の上限は1万なので諦めつつヤフオク入札&敗退を繰り返していたところ、2枚1組だったせいかかろうじて1万/1枚で落札しての参戦。

 内容は日記に譲ることとして、オケ(←実はナメてました)の上手さが強く印象に残った公演、ここ10年に限れば屈指のマーラー体験で、その時は「ああ、またこのオケでマーラーを、特に3番を聴くチャンスはありそうだなぁ」と思ってました。

 冷静に振り返ると、後者2つの演奏のマーラー解釈は自分にはあっさり過ぎて物足りないものであったと思われ、それゆえオケの機能面の印象が強いのかなあ、と思います。

 アバドの訃報に接し、BPOの来日公演時の2番と3番に関してはホールまで行って長時間立ちんぼしたにも拘らず、「どんなに聴きたい公演でも上限1万円」というポリシーを貫いたため断念したのが、今となっては心残り、マーラーに対する自分の蒙を彼が啓いてくれたのが、まさにその両曲だっただけに。

2014年1月21日火曜日

アバドの思い出、その1

 衝撃のニュース: クラウディオ・アバド死去
現役では1、2番に好きな指揮者でした。

 衝撃と言えば、うっかり情報遮断を忘れてシャラポワ敗退、の見出しを目にしてしまったのもショック、まだ2回戦(←ファイナルセットだけで2時間近い死闘!)までしかダウンロード観戦していなのに。

 ショックと言えば、スラットキン&リヨン国立管の芸劇先行発売日だったことを失念、10時発売開始で気付いたのは11時頃、3000円席のみあっさり無くなってました。

 本日も冬晴れ、朝はマイナス4度台とそこそこ冷え込みましたが、日中は予報通り上がって最高11度台、とほぼ2週間振りの10度超え、1月下旬を過ぎて10度を超えると何となく春の空気感を覚えます、たぶん気のせいですが。

 日曜のスポット帰省による体重増加は1㎏、昨日は食パン2枚+シリアル1食と節制したのに…、今週も昼抜きです。

 今日はアバドを偲んで思い出を二、三綴ります。

 まずアバドは自分にとってマーラーを気付かせてくれた指揮者です。

 中学時代はR.シュトラウスとショスタコーヴィチばかり、高校生になってマーラーオタクの友人に教化されるもまだ好きになりきれなかった頃、出会ったのがまずシカゴ響との2番でした。

 高校の帰り道、金沢の市街地にある"山蓄"ってレコード屋さんに通いつめており、2階にある視聴室で馴染みになった優しい店員さんに色んなLPを聞かせて貰ってました。

 ある日そこで掛かっていたのが、発売間も無かったアバド&CSOの2番の終楽章、合唱の出番が終わった後のコーダ、ブラスの純度の高い響きに頭を殴られたような衝撃!

 当時アバド&LSOのハルサイのLPだったか、キャッチコピーで「アバドに撃たれた!」みたいなのがありましたが、まさにそんな感じです。

 自分には高価だった2枚組LPを初購入、その硬質なダイナミズムほとばしる演奏を繰り返し聴いて刷り込まれたせいか、その後のBPOやルツェルン祝祭管との再録音より、いまだにCSOとの旧盤の方がずっと好き、ま、2番に限らずアバドのマーラーは再録音よりその頃(70-80年代)の演奏の方が好みです。

 また当時はその少し前に出たメータ&VPOの2番も世評高く、録音も共に優秀でした、因みにメータもこの頃の方が好きです。

 次なるアバドのマーラー体験はザルツブルグ音楽祭のFM中継、VPOとの3番です(これも70年代後半)。初めて聴く3番はその長さに耐えられず2楽章頃に沈没、終楽章になって目覚め、やや寝惚けながら聴いたクライマックス、永遠に続くかと思われた最後の1音にただただ陶然。

 その体験のせいかいまだにマーラーで最も好きなのは3番、当時まだ3番のLPは少なく、やはり高校時代に輸入盤のレヴァイン&CSOの3番を京都まで買いに行ったのを覚えており、その後に出たアバド&VPOの3番がザルツブルグの演奏とかなり違う印象だったこともあり、いまだに終楽章はこのレヴァイン盤が自分のリファレンスです。

 因みに同時期('77-79年頃)自分にマーラーの洗礼を浴びせてくれたFMライブには、上記アバド&VPOの3番の他、インバル&フランクフルト放響の6番と、バーンスタイン&ベルリンフィルの(高名な)9番があり(勿論どちらも解説は金子建志!)、前者のエアチェックテープは家宝です(後者は後にCD化されて希少価値激しくダウン(笑))。

 あとマーラー以外で強烈な印象だったアバドのLPは、シカゴ響とのアラとロリー、ロンドン響とのアレクサンドル・ネフスキー、共にそのド迫力にシビレました。

 長くなったのでこの続きはまた明日、大学生以降に接した実演を中心に書きます。

<追記>
 ところで僕の年代だとアバドのマーラーと言えば、孔雀の羽のジャケット!と答える人が多いのでは。

2014年1月20日月曜日

ゴジラ東宝オープン 2014

 暦は大寒、それに相応しく南茨城は朝マイナス5.8度、日中の最高7.3度と共に低め、しかも昨日は雪が降ったらしく残雪がチラホラ。

 ただ東京はそれ程寒くなかったのか、はたまた昨日の石川の寒さに慣れたのか、早朝新宿で高速バスを降りた時全く寒さは感じず。

 仕事を休みその足でゴジラ東宝オープン参戦、10時ラウンドだったので新宿駅そばの無線の入るマックでシャラポワの全豪3回戦をダウンロードするなどして2時間時間を潰してから調布へ、予選1回戦のっぽの若者に0-8シバキされて即終了(涙)。

 本日貰ったアドバイス:
ドロップショットなど小技を磨くべし。

2014年1月15日水曜日

グリーンカップ ニューイヤートーナメント 2014

 朝から曇り、そのため冷え込み甘い、と思ったら最低マイナス3.5度とほぼ平年、そんな気温のまだ薄暗い早朝、仕事を休んで埼玉グリーンTCで試合、試合会場に着いてもずっと寒いまんま、それもその筈、少なくともここ南茨城では昼間でずっと2度台、午後になっても3度台、と日中だけなら今季最低。

 試合は1回戦高校生(また左利き!)に1-6,0-6とあっさりシバかれ終了、今年最初のお小遣いは1700円、しかもまた小切手)、前回前々回の小切手も換金出来ず溜まってるし、それ以前のは1、2枚換金できないまま期限切れ、ただの紙屑と化してます(涙)。

 本日貰ったアドバイス:
ネットに出てくるのはよかったけれど、もっと相手の嫌がる所にボールを。

2014年1月11日土曜日

ブラス充実のプロコとニールセン - 金子建志&千葉フィル

 連日の冬晴れ、朝の冷え込みはマイナス6度弱と思ったより高め、早朝東京に出て午前テニス、午後アマオケ、と典型的休日、朝テニスをした日比谷公園、大きな池が一面の氷でびっくり。

 テニス後更衣室で腕時計を失くしました(涙)。日記を調べてみると前回腕時計を失くしたのは8月、つまり半年ともたず…、ま、だからこそ100円腕時計しか買わないんですけど。

 日中最高は8度台と平年やや低め、午後は津田沼に移動してアマオケ、ただ開演は夕刻だったので空いた時間に無線の繋がる駅前マックでシャラポワの復帰戦?をダウンロード、していたらそれが終了する直前になってノートPCの電源が切れそうになり強制シャットダウン(涙)、それまでの2時間の努力が全て水の泡…。

 ガッカリしつつ、駅の反対側のホール下にあるブックオフへ、うっかり100円本を14冊も買ってしまいました。

 でその後聴いたのは金子&千葉フィルのプロコ"ロミジュリ"とニールセン4番、パンフには金子氏によるメイン曲の詳細なアナリーゼがあって楽しめるのですが、今回はダブルメインゆえか、両曲とも筆を執っていて充実の内容。

1月11日(土) 習志野文化ホール
 金子建志指揮千葉フィル プロコフィエフ ロミオとジュリエット、ニールセン Sym4番
前半はプロコ"ロミジュリ"、3つの組曲に全曲版からも少し加えてほぼストーリー順に並べた1時間超バージョン、音域順に並んだ弦はやや苦しい部分はありましたが、Hr5,Tp4,Tb3のブラス陣はなかなかの鳴り、後半のニールセンではTpが1本減り、管セクションはほぼ全パートがローテンションしてる感じ、時折ジャンプする金子氏の棒の下、ここでもブラスは豪快な鳴り、特にTbトップが出色、また左右に配した両ティンパニのバチを違うものにしていて(たぶん)、要所で重要な第2ティンパニにより堅いマレットで硬い音を出させていたのが印象的。アンコールはレハールのワルツ「金と銀」、ラストはまたも爽快ブラス。

 ただこのホール、夏公演では冷房に悩まされるのに、今回の冬公演は暖房の効き弱く、お腹が冷えて途中から刺し込み腹痛がきてシンドかったです。

2014年1月8日水曜日

自選?ショート・ショート集その2 - 日本推理作家協会編「自選ショート・ミステリー2」

 今朝のボケ老人: 湯船の栓をせずお湯張りを開始する
人生2度目の失態、しかも前回(7月)もこの半年内のこと、つまりボケは着々と進行中(涙)。

 朝の最低マイナス3度台とやや低め、この2日間単に昼を抜いただけで朝晩のシリアルはしっかり食べてるのに正月太り2kgのうち早くも1.5kgを挽回、ま、最後の500gがシンドかったりもします、勿論昼抜きはケイゾク。

 昼頃までは陽が射しており、昼休みの壁打ちはたった3球で場外へ打ち込み終了(涙)、空も予報通り下り坂、午後は曇ってきて夕方からは雨、日中の最高は10度強とやや高め。

 本日も帰省時に持ち帰りつつ読んだ本から、昨日と同じ日本推理作家協会のアンソロジー特別編、やはりショート・ショートを集めたもので、今回も33名の作品を収録、しかも著者のかぶり無し(たぶん)です。

自選ショート・ミステリー2 ミステリー傑作選・特別編6 日本推理作家協会編
 前集より好みの作品が多く、チチダスmimi(ロバの耳そうじ)+クイズタイム小学生(姫TV)を想起させ(←でも書かれたのはそれらよりずっと前!)、かつ実作があること自体驚きの新保博久「雨のち殺人」、稚気溢れる斉藤肇「足し算できない殺人事件」、泣かせる泡坂妻夫「わんわん烏」、その泡妻へのラブレターの如き依井貴裕「奇跡」が強く印象に残りました。

2014年1月7日火曜日

自選?ショート・ショート集その1 - 日本推理作家協会編「自選ショート・ミステリー」

 連日の冬晴れ、今朝の冷え込みは-7.1度!と今季最低、「おはスタ」の録画に失敗してかなりブルー、秘書さんのお宅では2重ガラスの窓なのに結露してそれが(室内側も)凍りついて開かなくなったんだとか。

 日中の最高も8度台とやや低め、昼休みは同僚との週イチテニス初め、風も無く寒さは感じず。

 年末から持ち越し宿題の原稿も9割方終わって一息、ってことで本日は国内物短編が好きな父にお正月持ち帰るべく読んだ本から、日本推理作家協会が編む年鑑アンソロジーの特別編としてショート・ショートを集めたもの、かなり昔の作品(60年代とか)も収録されています。

自選ショート・ミステリー ミステリー傑作選・特別編5 日本推理作家協会編
 ショート・ショートが33編、巻頭の赤川次郎「会話」のウィット、および霞隆一「牛去りしのち」の短い中に盛り込んだ本格テイストが印象的でした。

 ただ、どこにも"自選"である旨書かれてませんでした。ま、自選の場合、気に入ってる作品よりも、単行本未収録など埋もれた作品を選ぶ傾向が多分にあるので、自選だからいい、という訳には必ずしもゆかないのですが。

2014年1月5日日曜日

聴き初めは色付き法悦と出色Vnソロのシェエラザード - 田部井剛&アウローラ管弦楽団

 夜行バスは早朝ディズニーランドに到着、こっちも寒い、都心に寄らずディズニーランドに直接乗り付けるバスゆえ、自分は浮いてるかと思いきや、年齢層も幅があり、ゲートに並ばず舞浜駅へてくてく歩く人が何人も、仲間だ!

 昼過ぎまで無線LANの入るマックで時間を潰し、午後はトリフォニーへ、聴いたのは都内5番目のロシア語名オケ、法悦の詩とシェエラザードのダブルメインです。ただ昨年から持ち越しの仕事をしなきゃいけない(正月実家で余りやらなかった…)ので、本日は記事のみにて。

<続き>
 この日は晴れ時々曇り、地元南茨城では最低マイナス5.2度、最高6.8度、寒い筈です。

 都心で一服してから昼過ぎにトリフォニーへ、入って階段を登るとまたも(響きのよい)3階席シャットアウト!流行かっ! ホント納得行きません…、泣く泣く2階のお雨宿り席へ。

1月5日(日) すみだトリフォニー
 田部井剛指揮アウローラ管弦楽団 リャードフ、スクリャービン 法悦の詩、R=コルサコフ シェエラザード
 女性陣は色とりどりのロングドレス、最初のリャードフは静かな曲、中盤バスドラの無気味な響きが印象的、続くスクリャービンでは指揮者が位置につくといきなり暗転してオルガンにスポット、オルガンから始まらないでしょ!と思っているとまたライトアップして開始、演奏の間は5番の顰に倣って?オルガンのパイプ部分に赤・青・紫など曲想によって照明を当てていたので、それに対する注意を喚起しただけかも、Hr8本を左奥、他のブラスを右奥に配し、Tpは6本!中でもダスビ総帥あの方のソロは見事、終盤地獄のハイトーンもばっちり、Hrトップも(多分意識して)ヴィブラート多めでロシアンブラス度高し、ブラスは期待より大人しめに感じましたが、コーダ付近ではまずまずの分厚さ、そしてラスト1音のクレッシェンドはスヴェトラ張り、かと思いきや、短めでした。そもそもこの曲にオルガンが入っていることを知りませんでしたが、今日の演奏でもオルガンの音には全く存在感を覚えず。
 後半シェエラザードではHrは5本、Tpはアシ無し2本、木管陣や弦の響きが薄めでバランスを取ったのか、ブラスは終始爆発せず、その代わり美音のコンミスソロは特筆モノ、あと第2楽章中盤Tbソロの後のTpの合いの手までスローにやったのが個性的でした。アンコールはまずリャードフの可愛い曲、続いてバルコニーオルガン右脇にTp3、左脇にHr3のバンダが加わってグラズノフ"ライモンダ"からスローに盛り上がる曲を。

2014年1月4日土曜日

これが最後か24

 石川での寝正月4日目、深夜から未明まで5度台と高めだったのに日中はそれより下がってほぼ2-3度、それでもほぼずっと降っていた雨が雪にならないのが不思議、結局このお正月休み、一度も雪は降りませんでした。

 今日はモーニングフィル関連オケでマーラー10番全曲! なんですが、正月早々に帰るのも何なので断念、聴けなくて残念。

 本日は昨夜完投した「24」最終シーズンから、冒頭を観てまずビックリ、あれっ! 第7シーズンのラストでは不治の細菌かウィルスに汚染されて死を待つばかりだった(と記憶していた)ジャックが、その1年半後はピンピンしてます、うーん、記憶違いか、見落としか。

24 第8シーズン <'10 米>
 今回は中東との和平成立の日にNYで起きる要人暗殺テロに巻き込まれる形での参戦、展開のスピーディーさはなかなかですが、展開を含めた大小のサプライズ度は平均やや低め、ただジャックの無茶っぷりは過去最高レベルかも、懐かしい面々も登場し、エンディングは終わりに相応しい部分もありつつ、続編を余裕で作れる含みもあり。

 それなりに集大成なので過去全シーズンに通じてる方が楽しめるのは当然として、特に結び付きが強い第7シーズンは必見、ただボケ老人ゆえ短期記憶から消去されるため、第1-2シーズンはそこそこ覚えてるのに、直近の第7シーズンを最も忘れていて、共通キャラに対する懐かしさも半減(涙)。

 これから夜行バスで関東復帰、その足で爆演系アマオケによる法悦の詩&シェエラザードです!

2014年1月3日金曜日

谷間と脚、あと特撮 - ヤッターマン

 実家での寝正月3日目、珍しくかなり晴れて、そのため朝マイナス、日中最高11度台と日較差大きめ。

 寝正月の中心は実家でのみ観られるBS、「24」第8シーズンを20時間分消化し、さっき邦画を1本鑑賞、原作のアニメ、タイムボカンシリーズはチラ見したことある程度で余り馴染みなく、深キョンのコスプレ目当てです。

ヤッターマン <'08 日>
 ギャグも含めて原作を比較的に映像化した雰囲気で、オリジナルを知ってると楽しさやツッコミどころ満載っぽい作り、深キョンの胸、岡本杏里の脚、そして特撮の完成度が印象的、あと個人的ツボは"タイガーマスク"のミスターノー!