2014年1月31日金曜日

バッティストーニ&東フィルの丁寧かつ熱血マーラー1番

 いやぁ、SMAP、じゃなくてSTAP細胞ってスゴイ発見ですねー。お酢やクエン酸ドリンク、レモン系飲料などの弱酸性便乗エセ科学商売炸裂しそう。

 出足よく朝10時には12度、部屋の温度も14度と高値更新中、生暖かい風強く、春一番? いや、立春はまだだから違うか、と思っていると、朝は南向きだった風向きがお昼前から徐々に北向きに変わり、気温も12時の13.5度をピークに低下傾向へ、残念。

 すっかり後手に回りつつスタートした乳酸菌ドーピング、昨日倍量を摂取したの効果が出たか、花粉症の症状はかなり緩和、涙もくしゃみも止まり、軽い偏頭痛は残れど、眼の軽い痒みと、風邪の症状と区別の付かない鼻水のみ。

 ただ「乳酸菌飲んでるから今年は無事」と昨日まで言っていた同僚が今日は「症状出た」と言ってます、自分を含め、プラシーボ効果か?

 夕方は今週3度目の職場早退け&東京へコンサート、一昨日は手持ちのポケットティッシュ3個を使い切り危機的状況に陥ったので、花粉症緩和したとは言え、ティッシュしっかり補充しての参戦。

 聴いたのは東フィルによるマーラー、元は美人指揮者?アロンドラ・デ・ラ・パーラが振る予定だったのがご懐妊により降板、代わりを務めるは昨年同オケで颯爽たるローマ3部作を聴かせてくれたイタリアの俊英バッティストーニ、確かにヤフオク入手のチケットにはデ・ラ・パーラと書かれてます(笑)。

 しかし、マニアックなチャベス"インディオ交響曲"とか、まだレパートリーになって無さそうなマーラーとかあるのに、曲目変更無し、ってのはエライ!

1月31日(金) サントリーホール
 アンドレア・バッティストーニ指揮東フィル バーンスタイン ウェスト・サイド・ストーリーよりシンフォニック・ダンス、マーラー Sym1番
 前半はバーンスタイン、バッティストーニは跳んだり跳ねたり(←同じ漢字になっちゃう、でも「飛んだり」は違う気もする)ノリノリでしたが、オケのノリはいま一つの感、ブラスの吹きっぷりもぼちぼち、冒頭の指鳴らしを指揮者含め全員でやったのが印象的。そして後半マーラー、Tp4,Tb3と規定数に加え、Hr8本の後方に専業の補助Tp,Tbが1本ずつ、バッティストーニは頻繁にジャンプする熱いスタイルながら、キューや拍はかなり細かく丁寧な振り方、標準(かやや速め)テンポ基調に、しゃくる部分やポルタメントを強調したり、時に個性的な表情もあったりはしつつも、全体では予想よりアク少なめでマーラーっぽさは薄め、第1楽章リピートは省略(大賛成!)、第3楽章冒頭は弦バスソロ(賛成!)、終楽章Hrと補助Tp,Tbは楽譜通り(かやや早め)に起立、(一昨日同じRAでレニングラードフィルを聴いてるせいか)弦に伸びと厚みが不足している気はしましたが、比較的テンポの揺れやタメが増えた終楽章、Tp筆頭にブラスもしっかり吹いてラストはなかなかの燃焼度でした。

 個人的注目終楽章ミュート着脱ファンファーレは(ミュート最後の1音はやや怪しめでしたが)きっちり単独でこなしてました。

 本日の花粉症軽減度
夕方東京にコンサートに出掛けて深夜戻るまでのティッシュ使用量:
 一昨日 … ポケットティッシュ 2個半
 本日 … ティッシュ 1枚!

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