2014年2月7日金曜日

連三紀節たっぷり初期短編集 - 連城三紀彦「宵待草夜情」

 昨夜久々に見たプルシェンコ、代表選考で物議は醸しましたが、やはり抜群の存在感、ただ演技構成点で7点台が出てる(普通このクラスは8-9点台)のを見ると、またか、って気になります。

 あとペアやアイスダンスもちゃんと観られそうなのが嬉しいところ。

 冬晴れ、朝の最低-5.1度と3日連続のマイナス5度割れ、日中も最高5度台と低め、とは言え3日連続しての上昇傾向、ただ2月頭は13-4度まで上がっていた室温は再び10度前後まで降下中。

 雪の影響で2日続けて延期した同僚との昼休み週イチテニス、まだコートの南側フェンス際1-2mはアイスバーンでしたが敢行。

 今クールのドラマ、個人的注目は玉城ティナをキャスティングしたセンス込みで「ダークシステム」の自主映画っぽさ、次いで「なぞの転校生」の独特な映像や演出、特に印象的なホルスト"金星"、ピアノ版で聴くとまるでドビュッシー。

 ゴールデンの時間帯では「明日、ママがいない」の野島風テイストと「初恋ショコラティエ」の思い切った少女マンガっぽさが印象的。

 本日は少し前に読んだ本から、このミス13年度版に「このミス発刊以前の作品で入手難の作品」なる"幻の名作"ベスト10企画があり、トップ10中何と3作までが連三紀作品、うち本作だけは未読? 持ってるけど、と思いお正月に実家から持ち帰って読んだもの。

宵待草夜情 連城三紀彦
 明治から昭和前半を舞台とし、各編には軸となる女性の名前が副題として付された5編、既読感ある作品もあれどそこはボケ老人ゆえ怪しく、これは初読、と確信するものもあり。大胆(バカ)トリックの「能師の妻」、著者らしい反転を味わえる「花虐の賦」、凝ったプロットの「未完の盛装」などさすがの充実度、何より濃厚で過剰な文体に、ああ、初期の花葬シリーズの連三紀ってこうだった、と懐かしさを覚えました。

 明日は新日の噴水&松、アマオケのマーラーとダブルヘッダー、でも明日は試合も入ったので天気(大雪予報)との兼ね合いで新日は微妙かも。

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