2014年3月12日水曜日

ペトレンコ&オスロフィルのショスタコーヴィチ5番

 白子は勿論プラス気温でしたが低め(南茨城は最低-1.7度)、今日は休みを取ってないので朝食後テニスはせず帰路に就き午前中には職場復帰、日中は予報通り上がって最高17.7度と春の陽気、もう少しで日較差20度でした。

 3月に入って初めての平年超え、4月中旬の陽気ゆえテニス日和、昼休みは同僚と週一テニス、の約束をしていたのにコートで待ちぼうけ、でも暖かかったのでノープロブレム。

 お土産を配ったりメールを処理したりするうち、もうコンサートに行く時間、東京に出てペトレンコ&オスロフィルの初日、ペトレンコは初めてですが、指揮者ペトレンコは有名な人が2人(キリルとワシリー)もいて、区別が余り付いていない上、自分の記憶ではワシリーと呼んでたのに表記はヴァシリーで更に困惑、あとオスロフィルもヤンソンスとの来日時全て逃しているので、もしかしたら初めてかも。

 本日のメインはショスタコ5番、ペトレンコは手兵ロイヤル・リヴァプール・フィルと全曲を着々録音中なので期待です。

3月12日(火) 芸術劇場
 ヴァシリー・ペトレンコ&オスロ・フィル ニールセン 仮面舞踏会、グリーグ PC、ショスタコーヴィチ Sym5番
 初めて見るペトレンコは若々しく、指揮はオーソドックス、最初のニールセンはHr4,Tp3,Tb3、活発な曲想で弦にやや線の細さを感じますが木管はObを筆頭に味があり、ブラスの鳴りはふくよか、続くグリーグ、で気付いたんですがHrとTbのトップが女性です!ソリストのアリス=沙良・オットは以前1度見たホワイトゴールドのドレスに身を包み、今日も裸足(笑)、アンコールにはシューマンのしみじみ系を。
 後半お目当てショスタコ、ブラスは依然Hr4、Tp,Tb各3とアシ無し、しかも前半の女性トップは両者ともいません!代わりのHrトップ(♂)はぼちぼち、ペトレンコは強弱のメリハリはしっかり強めながら、基本粘らずすっきり系、ただ時折個性的な表現、しかもグロッケンのパートを別の鳴り物でやったりティンパニの入りを変えたりと微妙に独自の解釈(編曲)も、第3楽章冒頭の内声強めのサウンドが印象的、弦セクションの訴求力もなかなか、第3楽章からアタッカで入った終楽章、最初ゆっくりで主題提示の後の加速は激しめ、再現部はかなりゆっくり、アシ無しなのにこのテンポで持つのか、と心配になりながら遅いままコーダへ、でもTpのハイトーンが高らかに鳴り渡って堂々の大団円。アンコールは定番の"2人でお茶を(タヒチ・トロット)"、かなりテンポを揺らし、弦はポルタメント(と言うかグリッサンド)を多用、と非常に楽しい演奏です、ここでも少し編曲を加えていた感あり。

 ブラスの鳴りよく好みのサウンド、21日のマーラーも期待です!

 コンサートから戻った深夜、地元の西友に寄った際、春の陽気で花粉が急増したせいか、昨日1日外にいたせいか、はたまた合宿中は乳酸菌ドーピングを欠かしたせいかは不明ですが、一気のクシャミ5-6連発、2月以降初めてです。

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