2014年6月17日火曜日

飯守&東フィル、武骨なR.シュトラウス

 ここ数日は天気も安定、昨日と比べて雲多めながら、最高28度台と4日連続しての準真夏日。

 夜は東フィルを聴くべくサントリーへ、生誕150周年のせいなのかオールR.シュトラウスプロ、ただ指揮する飯守にR.シュトラウスのイメージはありません。

6月17日(火) サントリーホール
 飯守泰次郎&東フィル R.シュトラウス ドン・ファン、4つの最後の歌、"サロメ"7つのヴェールの踊り、"カプリッチョ"序奏と月光の音楽、"ばらの騎士"組曲
 最初ドンファンはHr6,Tp3,Tb3、Hrトップは2名がほぼ曲毎に交替、この時のHrセクションはなかなかの暴れっぷり、飯守の棒と音作りはこの曲独特の陶酔感や優雅さとは無縁で、縦の揃い悪くゴツゴツした感じ、続く歌曲での伴奏は響きに透明感無く時にやや大き過ぎ、ソリストは浜田理恵、休憩後7つのヴェールの踊りではHr5,Tp4,Tb4、ここでも官能性は極めて薄め、ただラストの迫力はがっつり、続くカプリッチョ序奏は指揮者無しでいきなりスタートしてビックリ!途中でやり直して2度ビックリ!(笑)、月光の音楽から飯守が復帰し、締めはばら組曲、Hr6,Tp3,Tb3、瀟洒さ優美さは感じられない反面、この組曲版(ロジンスキー編?)独特のくどーいラストの迫力は満点、会場を大いに沸かせてました。

 イメージ通り、R.シュトラウスは向いてないのでは。

 終演後、連れと六本木のラーメン屋を経由して新宿へ、夜行バスでスポット帰省です。

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