2014年7月27日日曜日

鐘が主役?の爆演系ショスタコーヴィチ11番 - 森口真司&オーケストラ・ダヴァーイ

 この週末は実家に帰って母の様子を看る予定でしたが、姉と姪達がずっと看ていてくれることになったため、夜行バスをキャンセル、土曜は教え子の応援、日曜はアマオケ&テニス、と真夏日の休日を満喫。

 まず午後に錦糸町で聴いたのはいつも爆演が楽しみなロシア系アマオケ、ただ近年都合が合わず、前回は3年前のシェエラザードです。

 今回のプロは旗揚げ以来ずっと指揮を執る森口氏による選曲とのこと。

7月27日(日) すみだトリフォニー
 森口真司&オーケストラ・ダヴァーイ チャイコフスキー スラヴ行進曲、プロコフィエフ スキタイ組曲、ショスタコーヴィチ Sym11番
 チャイコフスキーはHr5,Tp4,Tb3、ケレン味たっぷり重厚な表現は過去聴いた同曲の中ではNo1の激しさ(とは言え、中1の時の自由曲だった割には実演は10指に満たず…)。続くプロコはHr8,Tp5,Tb4、ブラスの爆裂度はなかなか(でも期待値よりやや低め)、その代わり10人並んだパーカッションが大迫力! 休憩後のショスタコはHr6,Tp5,Tb3、ここでもブラスの爆発度より期待値を上回ったのはパーカッションの激烈度、特に鐘4つ!をオルガン前バルコニーに配し、3人の奏者でド派手にぶっ叩いたクライマックスが壮観、あとその少し前、アングレのモノローグとバスクラの疾走も印象的。

 ラストの鐘の余韻が「カーン」とこだます中、「ブラボー」の掛け声と拍手が勃発、しましたが、周囲の白い目により一旦沈静化(笑)、完全に余韻が消え、タクトが降ろされてから、改めての大喝采でした。

 トリフォニーを出るとかなり激しい通り雨直後の気配、実はテニスの時間(夕方5-7時)に夕立があるのを懸念してたんですが、それより早めに来たようでラッキー、喜んでコートへ行けど、まだ間歇的に雨が残っているせいか、誰も現れず(涙)。

 でもコート脇で30分程本を読んでいたら約1名登場、たっぷりシングルスが出来ました、が久々のテニスだった(らしい)相手には拷問だったかも(笑)。

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