2014年8月27日水曜日

初のハードボイルド?は個性的仕上がり、犬は(ほぼ)出てきません - 米澤穂信「犬はどこだ」

 おえぇ、阪神、あの展開から負けるかぁ?

 ここ数年いつもそうですが、知らない間にブエルタ始まっちゃってます。予定通りのキンターナは勿論、コンタもフルームも出ていてゾクゾクするメンバー。

 自転車といえば一昨日、実家から最寄り駅へ向かう道中のこと、昼間の雨が上がって1-2時間、雲の切れ間から星空が、ってことで傘を持たず出発、したら小松の市街地に入ったあたりで突然の驟雨!

 激しく降ったのはものの2-3分だったかもしれませんが、あっという間にずぶ濡れ鼠、服を搾ったらボタボタ落ちるレベル、しかもその状態で高速バスへ(涙)、車内冷房もあってしばらく凍えました。

 本日はちょっと前に読んだ本から、「日常の謎」的本格が主戦場だった著者が初めて私立探偵物に挑み、これまた初めて「このミス」トップ10にランクイン(2005年度第8位)した作品。

犬はどこだ 米澤穂信
 犬探し専門として地方都市で開業した探偵が人探しをする羽目になり、その背後に潜む犯罪と直面します。私立探偵小説の王道たる1人称記述に新たな趣向を加えつつ、公明正大な伏線から浮かび上がる構図と、その結末の付け方は意外そのもの、「ボトルネック」と似た意味で強く印象に残ります。

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