2014年10月15日水曜日

東野流明るい復讐譚 - 東野圭吾「流星の絆」

 今クール個人的最注目は「すべてがFになる」の今更?のドラマ化、気になるキャスティング、犀川先生は違う気はしますが、共に出世作ともいえる「GOLD」のコンビと思えばシャレで許せます、注目の真賀田四季は香椎由宇あたり?と思ったら早見あかり!これはナイスかも。ともあれ、「ガリレオ」の2番煎じにならないことを祈るのみ、

 それに因んでこの秋の課題図書は森博嗣のVシリーズにします、クロネッカーデルタだけ読んでやめちゃったので。

 本日もドラマ化された東野作品から、ドラマ版はもう何年も前、脚本クドカンです!

流星の絆 東野圭吾
 子供の頃に両親を殺された3人兄妹が長じて後、あるきっかけからその犯人に迫るお話が暗くならずに描かれます。相変わらずストーリーテリングが実に巧み、そして本格テイストも一つまみ、しかも巧妙なやつ、惜しむらくは犯人同定の手掛かりが最後にならないと出てこない点ですが、著者は本格マニアの不興を買うのを承知の上で、物語性を優先したと思われます。

 ゲルギー&マリンスキーの豪華3大バレエが入手出来なかったので、今夜は早く帰って阪神の応援!

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