2015年7月17日金曜日

尾高&東フィルのゆったり9番

 夜行バスのWiFi調子よく、昨夜はピレネー最難関ステージを車中でweb観戦、付近住民らしいホアキンの雄叫びに熱くなり、コンタ、ニーバリ、バルベルデ、キンタナ、そしてフルームと代わる代わるのアタック合戦も見応えありました。

 高速バスを乗り継ぎ定時に職場へ、昼までの雨が上がった午後、太陽が顔を出し気温も30度超え。

 今年は開花が遅れてる感のある構内の百日紅、いつの間にか紅い花を付けてます。一方正門脇にある並木のサルスベリはまだ花を付ける気配無し。

 夜は東京に出て尾高&東フィルの9番、今季の東フィルは最安席5500円と正気の沙汰とは思えぬ価格設定ゆえ聴く予定は無かったんですが、直前に安価入手しての参戦。

7月17日(金) サントリーホール
 尾高忠明&東フィル マーラー Sym9番
Hr5,Tp3,Tb3、弦は標準配置、テンポは全体的にゆったり、各動機を粘らず丁寧に表現する音作り、やや厚み不足の感ある弦セクションの中、2ndVnが頑張り、コンマス、Vlaトップ、Vcトップのソロはさすが、HrトップとTpトップも吹きっぷりよし、第2楽章後に音合わせ、第3楽章までは遅いテンポの割には淡々、との印象でしたが終楽章冒頭いきなり1音1音を激しく気張って弾かせ、そのまま前半は頑張って弾く(でも表情は濃厚って程でもない)、とやや温度上昇、後半クライマックスからからコーダに掛けてはまた淡々と行くかと見せて最後にスローダウン、とは言えラスト1音は余り引っ張らず、音が消えた後の黙祷も10秒前後と短め。

 明日はポリャンスキー&旧文化省オケのチャイコ3大Sym一挙演奏です!

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