2015年8月31日月曜日

2015 Masaオープン8月大会

 朝雨は上がり、仕事を休んでMasaオープン8月大会に参戦、少し待った後の1回戦、高校生に串団子喰らって瞬殺終了(涙)、本日のお小遣いは2100円。

 ここ数日ほどではないにせよ、本日も最高24度台と低温、暑い時期集中的に試合にエントリーしてる意味全く無し(涙)、ま、今回の相手はそれ関係ないけど(笑)。

 今日貰ったアドバイス:
・サーブがいいので、もっとサーブ&ボレーを多く。
・バックのスライスもより活かす展開に。

 その後教え子の団体戦の応援へ、決勝トーナメント1回戦、0-7と完封され完敗、今日はこれで団子を3つも食ったことに…。

2015年8月30日日曜日

秋雨吹き飛ばすベルリオーズ - 長田雅人&オーケストラ・エレティールの幻想Sym

 今日も終日21±1.5度と呆れる低温、午前テニス午後アマオケ、の予定がプレー開始10分で雨でテニス終了、室内トレーニングで我慢。

 しかし前々日は曇り予報、前日になると一時雨に変わり、当日朝の予報は雨、ってパターンが続いてる気がします。明日もそのパターンになりつつあるのが不安、試合なのに。

 午後は武蔵野へ、小雨の中、吉祥寺で降りてとんこつラーメンを経由して徒歩で会場へ、聴いたのは昨年素晴らしいマーラー2番を聴かせてくれたオケ、本日のメインは幻想です。

8月30日(日) 武蔵野文化会館
 長田雅人&オーケストラ・エレティール サン=サーンス 死の舞踏、ムソルグスキー 禿山の一夜、ベルリオーズ 幻想Sym
 前半はHr4,Tp2,Tb3、死の舞踏はコンミスとFlソロが印象的、続く禿山はTb中心になかなかの重量感、後半幻想はHr4,Tp4,Tb3にチューバ2本、コルネット無しバージョン、第2楽章(か第3楽章)後に音合わせ、草笛は舞台裏右手、鐘は舞台裏左手?の割には鮮明、第4,5楽章はTp,Tbがいい吹きっぷり、ティンパニの叩きっぷりもよくなかなかの迫力。アンコールは期待通りラコッツィ行進曲でこれもブラスがっつり、ラスト1音はクレッシェンドした後ディミヌェンドするパターン。

 舞台後方に大きな鐘が鎮座すれど、使うかと思いきや幻想では使用せず、じゃ何で? あ、禿山で使ったのか? 覚えておらず、ボケ老人…。

2015年8月29日土曜日

充実ブラスのマーラー7番 - 冨平恭平&オーケストラ ハモン

 松本は夜半からかなりの降り、4時台に乗った高速バス、途中は雨降った形跡無く、東京に着くと小雨、そして気温はほぼ終日20±1度と昨日以上の寒さ!

 午前中はオムニコートだったので小雨の中テニス、午後はアマオケでマーラー7番、昨年見事な5番を聴かせてくれたコンビなので期待大です。

8月29日(土) ミューザ川崎
 冨平恭平指揮オーケストラ ハモン メンデルスゾーン "真夏の夜の夢"序曲、マーラー Sym7番
 弦は対向配置、例によって木管後列とTp,Tbは逆並び、前半はメンデルスゾーン、この曲ってTb入れてもらえないんですね(涙)。後半マーラーはHr6,Tp3,Tb4、ユーホソロはTb1stアシが兼業、カウベルを色んな場所で鳴らす工夫あり、第2楽章後に音合わせ、その間にギターとマンドリンが中央木管前に入場、各パート安定した演奏の中、やはりTpを筆頭にブラスが充実の響き、特にアシ無しで吹き切ったTpトップ、某在京メジャーオケ奏者が安全のためピッコロを使用した終楽章弱音ハイトーンも通常管で美しくキメたのは見事、その終楽章は全体的にも歯切れよい快演。アンコールは無し。

 明日もアマオケ、幻想です!

2015年8月28日金曜日

ルイージ&サイトウキネンオケの5番

 曇り時々小雨、気温は朝から夕方までずっと21-2度台と低め一定、ここ数日来の天候不順&低温って、もしかして秋雨? は、早い。

 ここ数日は早めに帰って世界選手権、長距離ではディババの血に感心、一昨日は男子400mのレベルの高さに興奮、昨夜は女子400mのA.フェリックスの走りに感動。そして待望の走り幅跳びクリシナ登場! なのに放送は失敗ジャンプ1回のみ(涙)。

 まあ、今夜の決勝ではたっぷり見られるし、と思いきや、サイトウキネンオケのマーラー5番の最安席を直前に安価入手、したため夜は松本でクリシナ見られず(ま、留守録で見ましたけど)。

 ただ青春18切符を実家に置き忘れてきたため、最も安価な代替案は高速バス、でもそれだと交通費+チケット代のコストが予算の1万円超え(涙)、でもサイトウキネンのマーラーは滅多に聴けないし、と5年振りの松本詣で。

 まず朝職場に寄ってから新宿へ、午後1時頃発、松本着は午後4時過ぎ、前回の松本詣でのキーワードは「吉敷竹史」「白線流し」だったので、今回は通常通りラーメン食べ歩き、事前にネット情報で4店をピックアップ。

 午後の中休みや深夜営業の有無で訪問順序を決定、最初は鶏白湯、web情報では中休み無し、の筈なのに「昼営業終了、夜営業は5時から」との貼り紙(涙)。

 付近をぶらぶら散歩してから5時10分前にスタンバイ、直後にキャスター付きトランクをガラガラ転がす旅行者風の若い女性も待ちに参加、えっ!そんな超有名店なの?

 と思いきや、結局その後もお客さんが増えることなし、たまたま小泉さんが来ただけ?

 次は味噌、2杯連続くらい余裕、と思ってましたが、トシのせいか、ややお腹一杯。

 カロリーを消費すべく会場のキッセイ文化ホールへは徒歩で、2キロ程度と見積もっていたのに意外と遠く、雨も降り出して思ったより大変、後で調べたら駅から4キロ!

 前回は市民芸術館だったため、文化会館は初訪問、席は2階席後方、前方には金子建志氏のお姿が、音響はほどほど、2階席は傾斜が急で観やすい反面階段も急、介助されて席に着く年配のお客さんも。

8月28日(金) キッセイ文化ホール
 ファビオ・ルイージ&サイトウ・キネン・オーケストラ ハイドン Sym82番、マーラー Sym5番
 コンミスに率いられた弦は通常配置、下プルトには在京オケコンマスの姿も、前半ハイドンは溌剌とした演奏、弦の響きは昔聴いた時と比べると絹のような肌触りが減じた気はしますが、キレよく澄んだ音がどこまでも伸びる高弦はやはりえも言われぬ美しさ、低弦は迫力は無い代わりどこまでも優美、後半マーラーではコンマスに交替、ブラスはHr6,Tp4,Tb3、その各パートに外人奏者2名ずつ、中でもHrのバボラークは惚れ惚れする上手さ、Tpトップ(ベルリンフィル首席の人?)も馬鹿ウマ、木管もトップは全てゲスト外人奏者、特にObが存在感たっぷり、第3楽章中盤、弦のピッツィカートを受けての極弱音ソロの表情など神技、管は馬なりでも見事な表情を作るので、ルイージは弦中心に指示、表情自体にアクは余り無く、ソフトな部分はよりソフトに、激しい部分はより激しく、とシンフォニックな音作り、ただテンポは結構動かしており、第3楽章のワルツなど動かし過ぎて合わなかったのもご愛嬌、そして第4楽章はやり過ぎな位に起伏たっぷり、弦の美音と相俟ってここが白眉か、1-2楽章、終楽章とブラスの鳴りはそれなりながら、全員バッチリ吹いているのでクリヤーでソノリティ高い響き、終楽章ラストは激しく追い込んでフィニッシュ、ほぼ満員の会場大興奮でした。

 設立当初のコンセプトも薄れ、ただ上手いだけのオケになっちゃったかも、と懸念してましたが、やはり独特のサウンドの凄いオケでした。お正月の引越し公演で小澤がマーラーをやっていた頃と比べると、弦の潤いと統一感は少し落ちた気はしますが、管、特にブラスはより高性能になった気がします。

 帰りも駅まで4km徒歩、途中3軒目の白醤油の店に寄り、駅前の24時間営業マックでブエルタをweb観戦しつつ、早朝4時台発のバスの時刻まで時間を潰し、4時過ぎに4軒目の創作系ラーメン店へ、あれっ? 閉まってます(涙)、朝5時まで営業となっていたのに…、やっぱネット情報はアテにならん。

 明日もマーラー、アマオケで7番です!

2015年8月26日水曜日

意味深タイトルは泡妻ワールド - 米澤穂信「リカーシブル」

 「台風が熱い空気を運んで来る」との予報は大外れして連日の最高25度割れ、おまけに朝晩は20度を割り、これは7月上旬以来ひと月半振り、リアルに寒い。

 構内の紫のムクゲ、例年より早く咲いたせいか、数日前からもう殆ど花が見えず、まだ8月なのに、例年なら10月まで咲くんだけど…。

 本日は訳あって春頃まとめて読んだ米澤作品の落穂拾い、比較的文庫化されて間もない未読作を先日100円棚で発見、即読了したもの。

リカーシブル 米澤穂信
 訳あって都会から母の故郷に引っ越してきた少女の目を通し、何となく町に感じる違和感や弟の未来予知的能力の謎が土地の民話や過去の怪死事件とリンクしてゆき、やがて恐ろしい相貌が浮かび上がります。前半の青春小説的な部分は著者の作品をまとめて読んだせいかやや食傷気味になっていたのですが、そこまでの伏線が一気に収束しタイトルの意味が明らかになる終盤は圧巻、そして驚愕の真実と論理はまさに泡坂妻夫の世界!

 やはり米澤穂信は侮れません。

2015年8月24日月曜日

やや小粒、ながらスパイスはきっちり - マーガレット・ミラー「悪意の糸」

 昨夜の世界選手権男子100m、勝敗の見えないボルトのレースは実質初めて、堪能しました。

 その後ネットの繋がる場所に行き、2日目にしてもう山頂ゴール(しかも今年も豪華メンバー!)のブエルタをweb観戦、アタック合戦を満喫すれど今朝知ったニーバリの失格にはショック、ただ船頭の多過ぎたアスタナとしては却って戦い易くなったかも。

 その後深夜はジョコvs.フェデラー、フェデラーのマッケンロー張りのライジングリターンダッシュには笑いました。

 今日も最高26度台、寒い。

 本日の読書はこれ、M.ミラーの未訳作が読めるだけで幸せ、有名な2作「鉄の門」「狙った獣」の間に書かれた作品とのこと、でも邦題はもうちょっとミラーっぽくキレのあるものにして欲しかったかも。

悪意の糸 マーガレット・ミラー
 主人公の女医の元に望まぬ妊娠をした女性が相談に訪れ、その彼女の失踪からやがて殺人へと発展するサスペンス、訳のせいかミラーにしてはすいすい読め、それなりにヒネリもあり楽しめました。ただ代表作と比べると小粒感は否めないかも。

 気になった一文:
「キャップを二度取られて、自分が人を信じることで相手を信じるに足る人物にさせることはできないという事実にようやく気がついた。」

 自分は未だに信じたいと思っているので自転車も家の玄関も余りカギをかけません。

2015年8月21日金曜日

アリスのノンシリーズ短編集その2 - 有栖川有栖「壁抜け男の謎」

 おえぇ、東京ドームで3連敗(涙)、名古屋も含め、ドームは嫌いだ…。

 昨日の最高26.1度程じゃ無いけれど、最高28度台と連日の非真夏日、陽が翳ると寒々。

 構内のあちこちで我が物顔にに咲きまくるタカサゴユリ、その合間にひっそりとキキョウの鮮やかな紫が、えっ! もう秋なの?(涙)

 本日もお盆の帰省の頃読んだ本から、シリーズキャラクターの出てこない有栖川作品を集めた短編集、「ジュリエットの悲鳴」に続く2冊目です。

壁抜け男の謎 有栖川有栖
 がちがちのパズラーからオマージュ(パロディ)、SFに幻想小説とバラエティに富む内容、巻頭の2編「ガラスの檻の殺人」「壁抜け男の謎」が読者への挑戦も付いていて本格味ではベスト、ただ個人的には翌年の阪神優勝を予言した「猛虎館の惨劇」がぶっちぎりの最高作です(笑)。

 1冊目と同様、著者自身による巻末解説が楽しいです。

2015年8月17日月曜日

シリーズ2作目にして初長編はバリバリのクローズドサークル - 大倉崇裕「七度狐」

 衝撃、本日のボケ老人:
青春18切符を実家に置き忘れる…(涙)。

 まあ、今回のお盆の帰省、戻りの旅は夜行バスゆえ現時点では実害は無いのですが、今後18切符を使う計画は色々あるため、かなりの損害です。

 台風が去っても低気圧の影響で不穏な雲行き、気温も真夏日に届かず(涙)、ただ日中は左程の降りじゃなく、夕方合間を縫って自転車で最寄り駅に出る位余裕、と思ったんですが、数分で降ってきてそのまま本降り、結構ずぶ濡れ。

 本日は帰省時に読んだ本の2冊目、処女作「三人目の幽霊」に始まる、落語専門誌の編集長と新人女性編集者のコンビが活躍する落語シリーズ?、初の長編です。

七度狐 大倉崇裕
 前作まではほぼ日常の謎だったものが、今回はバリバリの殺人事件、主人公の女性編集者が山村での連続殺人に巻きこまれ、一方現場にいない編集長は安楽椅子探偵の役回り、クローズド・サークルでの○○殺人と王道プロット、それを支える多くの伏線や"仕掛け"などミステリーマインド溢れる内容を満喫しました。

 小松駅から金沢駅、そこから夜行バスと高速バスを乗り継ぎ明朝は関東復帰、そのまま職場へ。

2015年8月14日金曜日

ほぼホラー、1編だけ本格との融合 - 三津田信三「赫眼」

 青春18切符による帰省、先日も書きましたが、北陸新幹線開業に伴い、金沢以北の北陸本線(地元民にとっては天下の北陸本線が!)第3セクター化されていて驚愕、よって上越、信越回りでの18切符帰省は不可能に(涙)。

 泣く泣く風情の少ない東海道回り、茨城からだと乗り換え11回、13時間の旅、ようやく小松着、天気はよさそう。

 本日は帰省の旅に携えた本から、メステリーとホラーの境界領域に住む筆者、ホラー寄りの短編集です。

赫眼 三津田信三
 収録作はほぼ全作品ホラー、通常短編の合間にショート・ショート怪談実話?が挟まる構成、映像作品ならともかく、文章のホラーを楽しく怖がれないジジイになってしまったせいか、唯一ミステリーテイストのある「灰蛾男の恐怖」が出色だった印象。

 ホラーを楽しめる(怖がれる)かどうかは感性の問題かと思われますが、子供の頃から比較的ホラーは好きで、TV「怪奇大作戦」や日野日出志の漫画「地獄の子守唄」(「少年画報」だったか)をリアルに怖がり、「エクソシスト」「ヘルハウス」をゾクゾクしながら楽しんだのに、今やその頃の想像力・感性は失われてしまったようです。

2015年8月12日水曜日

桜宮サーガ、バブル編その2 - 海堂尊「ブレイズメス1990」

 これから夏合宿で尾瀬へ、青春18切符の旅です、昨年は母危篤で行けなかったので2年振り。

 ここ数日もよく晴れて真夏日は続いてますが、せいぜい32,3度、猛暑日の続いた8月上旬と比べると夏は明らかに衰退中。

 鈍行と路線バスを乗り継いで尾瀬着、相変わらず白い紫陽花がそこここに、久々のクレーコートはイレギュラーバウンドにに四苦八苦、昔は左程問題にしてなかったのに…、対応能力の衰えか、ただ膝を曲げると少し対応出来ることが判明。

 1泊してそのまま青春18切符で帰省、の積りが北陸新幹線開通の影響で上信越から北陸へ抜けるJRが軒並み3セク化し18切符が使えなくなってることが判明、やむなく東京に戻り、帰省の旅は別途出直し。

 本日は合宿への道中で読んだ本から、著者のほぼ全作品で形作る"桜宮サーガ"のうち、バブル期のエピソードを描く、「ブラックペアン1988」に続くシリーズ第2作です。

ブレイズメス1990 海堂尊
 「ブラックペアン」から2年後、かなり立派になった世良の目を通し、新たな東城医大改革のキーパーソンたる天才心臓外科医の登場と彼が惹き起こす騒動が描かれます。ミステリー度ほぼゼロ、メッセージ臭も少なく、純粋な医療エンターテイメント、ただお話に大きな動きは無く、次編への予告編なのかも。

 前作以上に「あの人は今」、ならぬ、「あの人はその頃」、的な楽しみ方をする作品かもしれません。

2015年8月9日日曜日

秋山&東響のマーラー2番

 ここ2日間は最高30度台と気温低め(涙)、昨日は都内で合宿中の教え子に加わり終日テニス、今日もその予定、でしたがフェスタサマーミューザ最終日の秋山&東響"復活"の最安当日券が合唱席の開放により少数枚、現地朝10時発売との情報を得て、午前のテニスをキャンセルして現地1番乗りGET。

 その後合宿の練習に一瞬加わっても気まずいだけなので、青山でやっていた友人のなごなごテニスに1時間だけスポット参加、してから再び川崎へ。

8月9日(日) ミューザ川崎
 秋山和慶&東響 マーラー Sym2番
Hr7,Tp6,Tb4、合唱は最初からPブロックおよびRA,LAのP側に着席し、終楽章前半のクライマックスで起立するスタイル、秋山は全体に標準テンポで余り粘らずとんがらず、ただ各所ではそれなりの情感と熱情も、第1楽章の後、余り間を置かず始めた第2楽章が速めテンポの割に情感豊かだったのが印象的、第3楽章の前にアルトがチェロの後方に、ソプラノがVnの後方に着席し、"O Glaube"の前で指揮者両脇に出てくる趣向、終楽章ではTpトップのハイトーンの安定度高く、前半の盛り上がりではTb筆頭にブラスがソリッドでいい鳴り、ほぼ舞台裏左手(時々右手?)にいたバンダ、クライマックスではHr4本が合流(ハミルや他オケ主席など凄いメンバー!)し(Tp4本の合流の有無は不明)、まずまずの迫力、ただラストの音場のスケール感は今一つだった印象、ミューザでは3階RAはよく座るけれど、滅多に座らない2階RAだったせいかも。

2015年8月6日木曜日

毎日テニス選手権 2015 2日目

 最高35.8度、と本日も素敵な猛暑日、今年初めてツクツクボウシの声、もう夏も折り返し点かと思うと悲しい。

 早朝天使と遭遇、してから毎トー2日目へ、1次予選決勝は朝1ラウンドで気温によるメリット薄め、とは無関係に実力差のある相手に0-6,0-6の串団子、1時間掛からず終了、昼過ぎには職場復帰。

 今日貰ったアドバイス:
サーブ&ボレーが嫌だったので1stの確率を高め、もっと増やすように。

2015年8月5日水曜日

大野&都響のシンデレラ、ショスタコ5番

 有明で試合の後、都バスで東京駅に出て、ベジ系ラーメンを経由してから川崎のフェスタ・サマー・ミューザへ、大野&都響のプロコ&ショスタコです。

8月5日(水) ミューザ川崎
 大野和士&都響 プロコフィエフ "シンデレラ"組曲第1番、ショスタコーヴィチ Sym5番
 前半プロコは12点鐘で終わる8曲約25分、Hr4,Tp4,Tb3、何故かスネヤを2台使い分けてます、12点鐘のクライマックスをプロで聴くのは初めて、ただ期待程の迫力は無し。後半ショスタコはHrが増えて5本に、ハープが2本、最初はやや揃いが悪いのが気になりましたが、抑揚強めで劇的な味付け、第1楽章展開部前半は過去同曲最高の速さ、展開部終盤(再現部冒頭?)ではTpトップが最後までしっかり吹いて迫力、弦とのユニゾンしっかりと休んでいたHrトップはその後のソロのハイトーンは堅実、第2楽章は冒頭低弦に厚み、全体的にもキレと諧謔味あり、第3楽章も弦の強弱の差大きくなかなか劇的、Flソロが美音、終楽章前半はやや速め、コーダもバーンスタイン風ではないにせよ速め、弦管共にまずまず鳴ってそれなりの迫力でした。

毎日テニス選手権 2015 1日目

 連日の猛暑日、つまり試合に最適! って訳で毎トーの1次予選へ、ただ1回戦byeで試合開始は13時頃、だったので朝職場に寄ってから有明へ。

 風があったせいか感覚的には全く暑くなくてガッカリ、とは言え2回戦(準決勝)サウスポー相手に6-2,6-2で勝利、左利きに勝ったのは記憶に無い程久し振り、エースは山程取られたけどフラット主体で左利きっぽさ薄めだったせい。次の3回戦、と言うか決勝は明日、えっ?今日やりたいのに…。

 第2セット終盤、通路を挟んだ隣のコートで練習していたジュニアが休憩に入ったらしく、ずらっと通路に並んで体育座り観戦、時に拍手してくれたりすると、気分が滅茶苦茶ハイになりました(笑)。

 夜は川崎に行き先日引っ越し騒ぎでオープニング公演を断念したフェスタ・サマー・ミューザへリベンジ参戦、大野&都響のプロコ&ショスタコ、これは次の記事で。

2015年8月2日日曜日

金子&千葉フィルのマーラー6番

 最高35.6度と連日の猛暑日、今日も早起きして東京に出て午前テニス、午後コンサート。

 午後津田沼に移動して聴いたのは、金子建志&千葉フィルによる6番、このコンビ、毎回楽しみは金子氏によるパンフのマニアック解説、5度のハンマーの場所を明示していて勉強になり、5番第4楽章冒頭のアルマによる音符改竄と6番アルマ主題との関連については興味深い内容でした。

8月2日(日) 
 金子建志&千葉フィル ワーグナー パルジファル第1幕前奏、マーラー Sym6番
オケは2ndVnとVlaを入れ替えた形の対向配置、前半ワーグナーはHr4,Tp3,Tb3(だったかな?)、Hrトップが美しく、金管コラールではTbがまずまずの鳴り、休憩を挟んでマーラーはHr9,Tp6,Tb4、曲順は旧来バージョン(さすが金子先生!)、第2楽章後に音合わせ、木管の吹きっぷりよし、第3楽章は粘らず透明感ある表現の割にはまずまずの情感、特にVlaがいい響き、Hrトップ(前半と違う人)は尻上がりに調子を上げ、いい吹きっぷりだったTpトップは終楽章疲れてましたが、2nd以降(特に休養十分5、6th)が頑張ってTpはTbと併せ最後までまずまずの迫力、ハンマーは2度、木の板を叩くスタイル、終楽章の終盤、シンバルの花が3つ開いた後にスローダウンしたのと、その後の3度目のハンマーがあったあたりでグロッケンの打ち込みを強調していたのが印象的、金子氏は最後の1音が消えても棒を上げたまま、どのくらい黙祷するのかな、と興味深く見ているとすぐさまブラボーと拍手がスタート、ま、アマの公演では仕方の無いところ(笑)。で「パルジファルの息子がローエングリンなので」(マジ?)の一言がありアンコールにローエングリン第3幕前奏が!ブラスの鳴りよく、6番の後にアンコールって初めてかも。
 
 実は本公演と重なることを知らずやはりマーラー、ポスカ&東響の1番武蔵野公演のチケットも買っており、開演が1時間半ずれてるから千葉フィルが1曲プロなら聴けるかも、と思ってましたが、前プロからアンコールまであったため時間的に難しく、津田沼から三鷹は遠いし、知らない指揮者だし、と泣く泣く断念。

 しかし家に帰ってチラシを見ると、何と指揮のポスカ(クリスティーネ!)は美女!(写真推定) あぁ、行くだけ行ってみればよかった…(涙)。

2015年8月1日土曜日

猛暑日に練達室内オケによるニールセンとショスタコーヴィチ - 北爪道夫&アンサンブル・オレイユ

 今年最初の猛暑日、赤坂で観劇した後、初台で聴いたのはプロ並に安定した技量を持つアマの室内オケ、かなりマニアックな演目でどれも実演は初めてです。

8月1日(土) オペラシティ・リサイタルホール
 北爪道夫&アンサンブル・オレイユ ショスタコーヴィチ 室内Sym op.83a、ニールセン フェロー諸島への幻想の旅、Sym5番
 体育館風の空間にリサイタルホールに演者も聴者も椅子を並べただけの構成ゆえブラスの本数は推定、最初はニールセンの狂詩曲風序曲、Hr4,Tp2,Tb3か、Hrトップがいい響き、Tpトップが安定、続いてショスタコの弦楽四重奏曲をバルシャイが編曲した室内Sym、自分の知る(DSCHが連呼される)曲とは全く違って(どうやら5曲もあるらしい)やや大人しめ、ブラスはTp1,Hr2か。休憩を挟みニールセン5番、これすら実演は初めて、Hr4,Tp3,Tb3に加え女性チューバも、前半は楽譜上アドリブ指定もあるらしいスネヤの暴れっぷりが印象的、最後舞台裏へ退く趣向もあって、マーラー3番第1楽章再現部直前を想起、オケでは鮮やかなClソロを筆頭に木管が充実、あとTpトップの吹きっぷりよし。

 猛暑日の熱気の残る夕方を満喫すべく、帰り道は新宿までゆっくり歩きました。

 明日もアマオケ、金子建志指揮するマーラー6番です!

初恋、部屋干し臭、ゴム製品 - 東京マハロ第15回公演「女は過去でできている」

 引っ越しウィークを経て久々に自由に過ごす休日、東京に出て午前テニス、午後観劇、夕方コンサート、と盛り沢山。

 気温は今年初めて35度を突破し一気に最高36.1度!やはり猛暑日にテニスするのは最高です。

 練習を早めに上がり、まずは赤坂へ、例によって奇特な方からの頂き物による観劇、初めて訪れる劇場はこんな所に?と思わせるサントリーホール帰りに連れとよくウロウロするあたりの地下。

 観客全員にプレゼントとしてコンドーム!を配ってました(笑)。

8月1日(土) 赤坂RED/THEATER
 東京マハロ 第15回公演 「女は過去でできている」
コンドームと哺乳瓶の吸い口と相反するモノを製造する工場で働く、10代から50代までの色々な女性たちを巡る人間模様、懐メロ(初恋)を巧くフィーチャーし、環を成す構成にも工夫があり、休憩無しの2時間、飽きず楽しめました。テーマは男性社会における女性の生き方か、たけし軍団お宮の松も出ています。

 終演後、ちょっと日向ぼっこしてから初台へ、それは次の記事で。