2015年11月17日火曜日

バスケス&テレサ・カレーニョ・ユースオケの豪快R.シュトラウス

 関ジャニの新曲がTVから、そのメロディはラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」のあの有名な逆順旋律! ってことは平原綾香の「ジュピター」と同様、この曲も著作権は大丈夫なのか?

 と調べてみると(自分の記憶と違って)著作権の保護期間は100年じゃなくて50年、その起点は作曲年じゃなくて作曲家の没年、じゃあ、ショスタコ以外は基本大丈夫なのか…。

 連日の20度超、普段着も昼休みの壁打ちも短パン半袖に逆戻り、構内の紫ムクゲもまだ数輪咲いてます。

 明日のフランクフルト放響チケットを発券するべく近所のセブンイレブンに、行ったところ閉店していて衝撃! 家と職場に極近の唯一のコンビニなのに…。

 今夜は東京に出てテレサ・カレーニョ・ユース初日、基本R.シュトラウスプロですが、中プロに上述のラフマニノフが挟まります。ベネズエラのユースオケはいつも凄い音を聴かせてくれるので楽しみ。

 開演に先立ち、先日のフランスでのテロの犠牲者を悼み、会場全体で黙祷。

11月17日(火) 芸術劇場
 クリスティアン・バスケス&テレサ・カレーニョ・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ ラフマニノフ パガニーニの主題による狂詩曲、R.シュトラウス ドン・ファン、英雄の生涯
 最初はドン・ファン、通常の1.5倍はある本数の弦は対向配置、でもブラスはHr8,Tp4,Tb3と普通、過去聴いた2つのオケと違い、弦の揃いは今一つ、よって伸びやキレも今一つ、しかも前半は2階隅の雨宿り席だったため、オケ全体でも響きの豊満さに欠ける印象、続くラフマニノフのソリストは小曽根真、とは知らずベネズエラの若手、と思って聴いていたらカデンツァと思えない部分でジャズっぽい即興的パッセージが入ってビックリ!アンコールは追悼の意を込めてジャジーな自作?を。
 後半英雄の生涯ではHr9,Tp5,Tb3、コンミスソロは個性的な表情、やや遅めテンポのバスケス、戦いの部分ではHrやTpがガッツリ鳴って壮大な音場、ここでの鳴りは過去同曲最高だったかも、席を3階最後方に移ったせいか弦の響きも豊かに、最後のHrソロは2人で分奏、そんな譜面だっけ?
 アンコールは例によって暗転の後、国旗デザインのジャケットに着替え、追加の太鼓類が搬入され、ブラスの本数も増え、踊りを交えながらのノリノリ演奏、曲数が多かったので覚えてませんが、マンボ系の曲を2曲(後者はマンボメドレー)やった後、お待ちかね"ウェストサイドストーリー"のマンボ(Tpがいい具合のハジけっぷり)、これで終わりかと思いきや、民族楽器風の独奏2名が前に出てもう1曲、会場大興奮です。

 ただ豪快なサウンドではありましたが、前々回のシモン・ボリバル前回のエル・システマ、そして今回のテレサ・カレーニョとオケの実力はだんだん下がっている印象、ただこちらの期待値が上がっているだけかも。

 因みにジャケット投げ入れパフォーマンスはありませんでした(笑)。

 終演はほぼ10時になってました。明日は旧フランクフルト放響、第2日です!

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