2016年2月17日水曜日

P.ヤルヴィ&N響のツァラ、と美人ピアニスト

 夜行バスは予定通り新宿着、さすがにこっちは快晴、朝6時台の中央線、車内で立ったまま着替えする女子高生がいてビックリ!常磐線ならありだけど(笑)。

 制服っぽいの紺ブレザーを脱ぎ、その下の白のカッターシャツ?を薄手のパーカーに替えたんですが、脱ぐのと着るのを同時並行で行う女子高生っぽいテクに感心、ただこの着替えパターン、下校中なら納得なんですが時間帯からすると登校中、なので少し不思議。

 こちらは早朝-3.5度と少し冷え込んだようですが、よく晴れた日中は最高12.5度と少しポカポカ、昼休みの壁打ちでまたも場外に打ち込みボールロスト(涙)。

 夜は東京に出てN響サントリー定期へ、先月と同様、奇特な知人からいただいた特等席、本日はヤルヴィJrが継続的に採り上げているR.シュトラウス(前回はティル、ドンキにバラ)プロ、なのに中プロにシューマンのPCがあるのは解せません。

2月17日(水) サントリーホール
 パーヴォ・ヤルヴィ&N響 シューマン Pf協、R.シュトラウス 変容、ツァラトゥストラはかく語りき
 最初のメタモルフォーゼンは23人ではなく各パート2名ずつの46名、しかも1名で弾くか2名とも弾くかは流動的、頂点部で迫力が出た反面、室内楽的な透明感は減じた印象。続くシューマンではOb,Cl両ソロが見事、ソリストは美人で胸元がセクシーなカティア・ブニアティシュヴィリ、アンコールが無くてほっ。
 後半ツァラの時だけ弦が対向配置に、Hr6,Tp4,Tb3、冒頭オルガンにバスドラムのロールを重ねているのを初めて知りました。Tpトップはまずまず、ゲストコンマス(コンセルトヘボウのコンマスとのこと)のソロもそれなり、あとチェロトップが存在感、ヤルヴィは癖が無い節回しと各動機が明快なサウンド、その分色気も薄め、全体にブラスの吹きっぷりもそこそこで弦管トータルで厚みある響き、終盤の鐘は金属板と大きな鐘を同時に叩いてました。R.シュトラウスは2曲とも静かに終わる曲、パーヴォはどちらも音が消えて後10秒以上棒を降ろさず。

 あのー、中プロのシューマンに文句言ってごめんなさい、ブニアティシュヴィリさまの美豊乳を拝めた眼福だけで来た価値ありました(笑)。

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