2016年4月10日日曜日

5月並の陽気に松と感動9本Tpアンコール - 金山隆夫&オーケストラ・ディマンシュ

 最高23度台と昨日を上回る陽気、午前中は埼玉の僻地に赴き後輩の応援、不甲斐無い試合にがっくり。

 そこを昼過ぎに抜けて午後はアマオケ、この日は飯守&新響によるマーラー2番、新田&アイノラ響による画期的なシベリウス5番の原典版&現行版ダブル演奏、と聴きたい公演が2つも!

 しかし、招待抽選にもれたため「有料のマーラーより無料のレスピーギ」ってことで上記両方を諦めて別公演に参戦、錦糸町へ。

 道中乗った山手線、新型車両らしく内装や設備が従来とかなり変わっており、意匠や色合いが違うだけで何となく落ち着かず、習慣って恐ろしい、と思うことしばし。

 でトリフォニーで聴いたアマオケは日伊国交150周年事業とのことでイタリアプロ、メインの「ローマの松」がお目当てですが、後半が"松"のみと短めのプロゆえアンコールにも期待です。

4月10日(日) すみだトリフォニー
 金山隆夫&オーケストラ・ディマンシュ チャイコフスキー イタリア奇想曲、メンデルスゾーン Sym4番、レスピーギ ローマの松
 このオケはいつも弦が対向配置で左端に弦バス、その対向の右端に(Hr以外の)ブラスを配するレニングラードフィル式配置、最初のチャイコはHr5,Tp4(うちコルネット2),Tb3、全体に激しさはぼちぼち、冒頭ファンファーレが回帰する部分でのシンバルが控えめで驚き(譜面上はff)、苦手メンデルスゾーンを挟んで後半お目当てレスピーギ、曲の前後に金山氏の解説や口上あり、本隊はHr7,Tp4,Tb3、カタコンブの舞台裏Tpはバンダメンバーが担当、アッピアのバンダはオルガン左脇バルコニーにTp4とバスTp(っぽい楽器、珍しい!)が2本、1回目のファンファーレだけ舞台裏で奏し遠近感演出、鳥の声は録音を使用、本隊ブラスの迫力はそれなりながら、バンダがいい吹きっぷりでなかなかの迫力。アンコールではTp9本!Tuba2と増強して映画「ベン・ハー」から3曲(戦車競走、愛のテーマ?とメインテーマ(序曲))、戦車競走でハイトーン連発した上、序曲ラストでもハイトーンをバッチリ決めたTpに大感動。

 3回以上観た数少ない映画の一つが「ベン・ハー」、その音楽を生で聴けて大満足、聴きたい公演を2つスルーして来た甲斐有りました。

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