2018年2月16日金曜日

テミルカーノフ&読響の松

 新宿ゴールデン街での観劇の後、サントリーで聴いたのはテミルカーノフ&読響、お目当てはメインのローマの松、ただその前に予定されていた噴水がクープランの墓に変更になったのがかなーり納得ゆかないところ。


2月16日(金) サントリーホール
 ユーリ・テミルカーノフ&読響 チャイコフスキー フランチェスカ・ダ・リミニ、ラフマニノフ パガニーニの主題による狂詩曲、ラヴェル クープランの墓、レスピーギ ローマの松
 舞台上左脇にピアノが何故か2台、ああ、ソリスト用と松用か。最初のチャイコはHr5,Tp4,Tb3、実演は初めてで曲想はやや冗長な印象、テミルカーノフはゆったりテンポ、終盤の分厚い響きはなかなかの迫力、続くラフマニノフのソリストはニコライ・ルガンスキー、拍手に応えてラフマニノフをもう1曲。休憩を挟んで噴水、じゃなくてクープラン(涙)、何故小編成の曲になるの?と聴けば聴く程納得ゆかず。そしてお待ちかね松はHr6,Tp3,Tb3、テミルカーノフは表情もテンポも標準的、カタコンブのTpソロは長谷川氏が舞台裏右手に移動して吹奏し、頂点でHrがまずまずの吹きっぷり、ジャニコロの鳥は録音使用、アッピアのバンダはPブロック後方、左にTp4、右にTb2、Pブロックで聴くとそのバンダの音が余り届かないせいか、クライマックスの迫力はぼちぼち程度。

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