2011年5月7日土曜日

朝活オケ、激ウマTpソロの5番 - 小柳英之&モーニングフィルのマーラー5番

ううぅ、4たびの借金生活…。

 曇りの予報でしたが朝から雨、午前コンサート、午後テニス、と通常の休日の逆パターン、の筈でしたが午後のテニスは無理そう、結局ほぼ終日の雨、気温も朝は高めで昼低め、ともあれ早起きして都心へ。

 聴いたのはモーニングフィル、とその名の通り朝に公演をするアマオケ、マーラーを演奏したい人が集い、たった3-5回程度の合奏で本番を迎えるとのこと、見事だった旗揚げ公演の9番いま一つだった7番に続き皆勤となる3度目の参戦です。

 実は春に4番をやる予定だったらしいんですが、もともと弦楽器奏者不足により、参加費を管楽器は有料、弦楽器は無料、というシステムが基本、で4番は編成上経済的に苦しくなって(笑)順延になったそうです。

5月7日(土) 杉並公会堂
 小柳英之指揮モーニングフィルハーモニー管弦楽団 マーラー Sym5番
9番の時と違いオケは通常配置、冒頭の朗々としたTpソロが激ウマ、そのバカ上手Tpトップの率いるTp軍団(他の3人は女性!)の鳴りは豪快、粒の揃った6本のHrが轟然と吼え、のっけから壮大な音場、これは凄いことになるかも、と思わせましたが、木管や弦はぼちぼち程度で、トータルでは7番以上9番以下、といった印象、Hrソロは美音でまずまず、最後はブラス中心にしっかり盛り上がりました。指揮の小柳氏(パンフ・チラシ等一切無いので推定)は1箇所、終楽章クライマックスのコラールの後テンポが急に速くなる部分で、途中で急に音量を下げてからクレッシェンドするという奇妙なことをやってました。

 5番の冒頭、Tpソロに続くオケの全強奏の部分は、いい演奏だと想像を遥かに凌駕する巨大な"音の壁"が眼前に立ち上がる気がするものですが、久々にその感覚を味わいました。

 午後はやはり雨でテニス出来ず暇に、まっすぐ帰るのも何なので、新宿タワレコのインストアイベントへ、聴いたのはAira Mitsukiさん、ジャンルはテクノポップとのこと、それなりに知名度があるのか早めに会場入りしたのに50人以上の聴衆(ほぼ男)が前に陣取ってます。

 最初にシンセサイザーを自ら操作してテクノっぽい曲を、続いてバックダンサー2名を従えて普通のポップスっぽい曲を2曲、でその後者の曲になるや目前の大集団の8-9割が決められた振りらしきものを一斉に始め、少し恐くなったので早々に退散、どうせ遠めでよく見えなかったし。

 夕方茨城に戻ると、こっちは都心よりは雨が少なかった感じ、夜には雲の切れ目から三日月が拝めました。

 明日は学生オケによるラフマニノフです!

0 件のコメント:

コメントを投稿